上野原駅飯尾行始発バスはダイヤ改正で遅くなり8:50発。標高が上がるにつれ山肌の萌黄色が美しく、
八ツ田で下車するも、少し戻って散策。芽吹きやヤマザクラの淡い色彩を見上げては、しばしうっとり。

去りがたい山の色だけれど、そろそろスタート。分岐では当然ながら西ルートへ。

花の山坪山。　最初の群生はイワウチワですが、もう終わりでようやく一輪見つけました。

ヒカゲツツジも下の方は散っていましたが、中腹から上はきれいです。

イワカガミはまだこれから。ほとんどが蕾ですが、ぽつぽつと咲き始めている花もいました。

山頂近くは岩尾根で、ロープのある急登もあります。

坪山山頂に到着。花の時期は平日でも賑わう人気の山で、富士山もチラッと見えていました。

三頭山や権現山など見晴しのいい山頂だけれど、周りの木もだいぶ大きくなっています。

昼食後、下り始めると右側はミツバツツジが花盛りで、次々ピンクに染まっていてびっくり感動。

明るい芽吹きの萌黄色にピンクの濃淡。注意しつつ下りながらも優しい色に目が奪われてしまいます。

ほんとうに♪　　なんてきれいなんでしょう～♪
春の山はよく「山笑う」と表現されますが、まさに春の喜びいっぱいの、微笑むような美しい色彩。

右側は崖に近い尾根だけれど、美しい彩りに心奪われ、立ち止まってばかりで進めません。
更に下ると、白い花。　一瞬シロヤシオ？と思いましたが、ミツバツツジの白花のようです。
真っ白に輝く白花はほんとうに美しく、いつまでも去りがたく、しばらく眺めていました。

この尾根は以前も歩いているけれど、記憶以上にアップダウンが多くなっている気がしてビックリ。

ヤマザクラもミツバツツジもずっと続き、散っているサクラの花びらも風流で素敵です。

896ｍピークで休憩後、びりゅう館へ下るつもりだったのに、阿寺沢分岐道標を見たとたん、
この破線ルートが地理院地図では広葉樹林記号だったのを思い出し、急遽阿寺沢へ下ってみることに。

しかし少し下ると植林になってしまい、かなり下まで植林が続いていました。残念。