飯盛山

めしもりやま(1643m)

例年にないほど雨天続きの7月。そしてコロナ感染拡大。22日から始まるGoToキャンペーン。
今日の晴天を逃したら、いよいよ外出出来なくなりそうで、思い切って飯盛山まで遠征してきました。


2020.7.19
(日)
 清里駅飯盛山
登山口
平沢
牧場
飯盛山平盛山平沢山宮司の滝
分岐
車道
横断
宮司の滝清里駅
晴れ  09:45着
 09:55発
10:3011:10
11:20
11:50
12:30
12:45
12:50
13:05
13:15
13:3513:5514:45
14:55
15:20着
15:41発


すみません、愚痴から始まります・・・
独居老人がいつの間にか倒れていたなんてことにならないよう、友人とは電話やLINEなどで日々注意しながら生活していても、コロナ感染は拡大するばかり。いくら検査数を増やしても陽性者を隔離保護せず、自宅療養・調整という名で感染源をフリーにしていれば感染が拡大するのは必至。

指定感染病なのだから国が責任もって取り組むべきではないかと思う。自治体や疲弊している民間に押しつけるのではなく、緊急事態宣言で人々の動きが少なかった期間に準備し、自粛解除後はすぐ利用できるよう、倒産の心配ない国公立病院の一部をコロナ専用病棟にしたり、国公立の保養所や施設を軽症者用の宿舎にすればと思っていたけれど、国は「スピード感をもって」と言うだけで、評論家のように自治体を眺めているだけで具体的な対策は無し。

感染力が最も強いのは症状が出る直前直後、つまり無症状の時も強いというのだから、感染者の濃厚接触者は検査を増やして陽性者を隔離保護することが、コロナの封じ込めと早期発見早期治療に繋がると思うけれど、発熱していなければ家族さえ検査してもらえなかったので、自粛後減った感染は収束どころか増大し、ここまで増えれば既に手遅れの感。感染終息も経済回復もほど遠い気がする。

感染拡大している地域や関係者は広く検査をして、感染源の隔離が徹底され、安心できれば引き籠っていた人達は割引などなくても旅行するでしょうし、観光地側も安心して迎えることができるのでキャンペーン予算など必要なかったはず。その予算は医療体制その他にも回すべき所はいっぱいあると思うけれど、感染増加している中でもキャンペーンを始めれば人出は増え、都民はひたすら遠慮しなくてはならなくて『もう、やってられない!』。 リスクの高い高齢者と言われているけれど、この夏最初で最後のお願いになるかも知れないので『ちょっとだけ遠くの山へ行かせて下さい』と我儘を言わせていただくことにしました。



空席だらけの特急あずさから降りた登山者で、小海線に乗り換えたのも、清里駅で降りたのも私一人。
人の姿の消えた清里で駅員さんに切符を渡したら、何となく嬉しそうに受け取ってくれました。

久し振りの青空の日曜日。 なのに誰もいない清里。 なんだか悲しくなり複雑な心境。
でも高原の空気が嬉しくて、 雲の中の八ヶ岳を思い浮かべつつ、 飯盛山へ向かいます。
平沢橋の手前に宮司の滝入口があり、帰りはここに出てくる予定です。大門川を渡り登山口へ。

清里駅
【シ~~~ンと 静かな清里駅周辺】
宮司の滝入口
【平沢橋  左に宮司の滝入口】

登山口から振り返る八ヶ岳は相変わらず雲の中。それでも青空がうれしい~

飯盛山 登山口
【飯盛山 登山口】

【キャベツ畑から望む八ヶ岳】

野鳥の声を聴きながら緩やかな樹林帯を進みます。平沢牧場には東屋が出来ていました。


【樹林帯】
平沢牧場 東屋
【平沢牧場 東屋】

鹿柵を開閉し、やがて見えてきた飯盛山目指して、うちわパタパタ登って行きます。

飯盛山へ
【飯盛山へ】
飯盛山へ
【平沢山・飯盛山 分岐】

飯盛山に到着。360度の展望ですが富士山は雲の中。逆光ながら奥秩父方面はよく見えています。

飯盛山
【金峰山など奥秩父     飯盛山山頂    見えていれば標柱の後ろに富士山 (拡大)】

南アルプスや八ヶ岳は相変わらず雲ですが、右の草原の平盛山へ行ってみましょう。

飯盛山
【雲の中に八ヶ岳  平沢山~平盛山 (拡大)】


ヤマオダマキ

カワラナデシコ

ウツボグサ

シモツケ

分岐広場から三ツ沢方面へ上がり、鹿柵を開閉して草原へ進みました。


【分岐広場】
三ツ沢方面へ
【三ツ沢方面へ】

柵で保護されているので花も多くなり、ニッコウキスゲは終盤だけれどシモツケが花盛りです。

飯盛山
【飯盛山 (拡大)】
平盛山へ
【平盛山へ(拡大)】

笹原の上からイブキトラノオもたくさん顔を出しています。


【八ヶ岳の雲、少し動いた?】
平盛山へ
【草原広がる平盛山へ (拡大)】


イブキトラノオ

ニッコウキスゲ

アヤメ

キンバイソウ


【平盛山から望む奥秩父の山々(拡大)】

八ヶ岳の雲が流れてくれることを願いつつ、花畑眺めつつ。


【平沢山へ】

【花畑 (拡大)】

誰もいなくなった飯盛山を振り返り、分岐に戻って次の平沢山へ。


【花畑と飯盛山 (拡大)】
平沢山へ
【平沢山へ】

振り返りながら登り平沢山到着。雲の動きが少し速くなって、赤岳がチラッと見えただけでも嬉しい。

平盛山・飯盛山
【振り返る 平盛山・飯盛山 (拡大)】
平沢山
【平沢山 山頂 (拡大)】

しし岩方面へカラマツ林を下っていくと、宮司の滝への分岐。ここで左へ入りました。


【カラマツ林】
宮司の滝 分岐
【宮司の滝 分岐】

笹の気持ちいい細道下りで、途中の鹿柵を開閉して車道に出ました。向かい側にある次の入口へ。


【笹の下り】

【次はちょっと藪っぽい】

道形ははっきりしていますが、所々で笹が深くなり胸まで隠れている所がありました。
広い草道に出て振り返れば藪っぽく、逆ルートで来て、ここから入るのは躊躇しそうです。


【笹の道】

【振り返れば、右の藪にルート (拡大)】

この先もちょっとわかりにくい所や鹿柵がありますが、丁寧な道標が完備されています。
スマートな鉄製桟橋があり、やがて足元の手作り道標で左へ下ると、宮司の滝分岐に下り立ちました。


【鉄の桟橋】
宮司の滝へ
【左下へ】

滝の手前は大岩越えがあり、短いクサリ場を回り込んで滝に出ました。
小さいけれど三段構えの滝で、水音も涼しい。が、下に降りることは出来ず眺めるだけです。


【短いクサリ場】
宮司の滝
【宮司の滝 (拡大)】

途中の小沢の冷たい水で手を洗ったりして、しばし休憩後、朝に通った平沢橋に出て清里駅へ。
50年前は鄙びた駅舎があるだけだった清里。栄枯盛衰の激しい清里がひっそりとしているのは悲しい。
一時期のような竹下通りになるのは困るけど、早くコロナが収束して活気が戻るよう祈るばかりです。


【丸太橋】

【清里駅  車が通り過ぎるだけ】


久し振りの青空と、高原の空気に浸れた飯盛山。夏山という雰囲気の山ではないけれど、目の前には大きな八ヶ岳、富士山や南アルプス、奥秩父など360度の眺望がある山は、減ったとはいえ花々も多くうれしい山旅でした。感謝。

皆さんが我慢して下さっているおかげで特急あずさは往きも帰りもガラガラでした。「夜の街」とは真逆の「昼の山」しか行かないし、神奈川県民と思われている田舎の都民だけれど、「都外への移動は控えて」と言われれば素直な私(?)。反逆精神が抑えられるうちは、少しだけでもおとなしくしていようかなと思います。


コース参照:2007年7月 花の飯盛山   2014年3月 雪の飯盛山




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