槇寄山・笹尾根

まきよせやま(1188m)

連日どこかの時間で雨が降り、安定しない日々でしたが、今日は雨は降らないとの予報。
曇りの日は緑の尾根歩きしか頭に浮かばず、久し振りに笹尾根を歩くことにしました。


2020.7.16
(木)
 郷原三頭山・数馬
分岐
槇寄山数馬峠丸山土俵岳日原峠浅間峠上川乗
曇り  09:20発10:5511:05
11:40
12:15
12:20
13:15
13:30
14:1514:3015:05
15:20
16:00着
16:26発


上野原駅8:32発の飯尾行きバスの乗客は4,5人でしたが、登山者は私一人。
郷原で下車し、突き当りの細道から登って防獣柵 を開閉。竹林や植林の急登を上がって行きます。

郷原
【郷原】

【防獣柵 】

気持ちのいい広葉樹林の折り返し道になり、ガスに包まれてきた木々を見上げながら進みます。


【広葉樹林】

【トチノキ】

緩やかになるとガスも濃くなり、「つね泣き峠」説明板の先の権現山方面が見晴らせる所も真っ白。


【霧の森】

【何も見えない見晴し】

数馬分岐では三頭山方面から槇寄山へ上がる方が近道だけれど、植林なので右から西原峠へ。

三頭山⇔数馬 分岐
【三頭山⇔数馬 分岐】
西原峠
【西原峠】

西原峠から少し上がれば槇寄山の山頂です。つかの間の青空を見上げつつ、ベンチでお昼。


【南側 ときどき青空】
槇寄山 山頂
【槇寄山 山頂 (拡大)】


ヤマオダマキ
 

トリアシショウマ?
 

ヤマアジサイ
 

???→オニノヤガラ
木の葉さんよりご教示あり

西原峠に戻り、ここからが今日のメイン。  静かな緑の尾根道が続きます。

笹尾根
【笹尾根】

【ヤマアジサイ】

田和分岐を過ぎると、コアジサイが続くようになりました。が、花はまだ先です。

田和分岐
【田和分岐】

【コアジサイの道 (拡大)】

数馬峠の先で、下に見える大羽根山への道を歩く単独の人が今日すれ違った唯一の登山者でした。

数馬峠
【数馬峠】

【下の細道は大羽根山へのトラバース道】

雨は降らないものの、ガスが深くなったり、日差しが出たり。

笹尾根
【笹尾根】
笛吹峠
【笛吹峠】

風が左右から来るので、奥多摩側の湿った暖気や上野原側からのヒンヤリ冷気が感じられます。
笹に囲まれた丸山山頂は日差しもあって落ち着く雰囲気。しばしデザートタイム。


【暖気と冷気】
丸山山頂
【丸山山頂】

日差しがあったのも、このあたりまで。

笹尾根
【笹尾根】

【ときどき光】

その先からはガスも深くなりました。少し伐採された土俵岳の奥多摩側も真っ白です。


【笹尾根】
土俵岳
【土俵岳】

ガスの中から突然現れた雰囲気の日原峠。その先も霧の森になっています。

日原峠
【振り返る日原峠】

【霧の森】

ぼんやりと下に東屋が見えてきて、浅間峠に着きました。バスの時間調整で、しばしティータイム。
下山途中でトヤド浅間入口を見送り、やがて聞こえてきたヒグラシの声に癒されながら下りました。

浅間峠
【浅間峠】

【トヤド浅間入口】

上川乗バス停の奥にはトイレが出来ています。曇り空の平日、帰りのバスもガラガラでした。


【浅間峠登山口】
上川乗BS
【上川乗BS 奥にトイレあり】


展望はないけれど緩やかな緑の尾根道が続くと思っていた笹尾根。意外と小さなアップダウンがあって、家近くの里山歩きより汗をかいたけれど、それでもやっぱり里山より嬉しい山歩きでした。


コース参照:2010年2月 雪の笹尾根




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