三ツドッケ・蕎麦粒山

みつどっけ(1576m)・そばつぶやま(1472m)


久し振りのヨコスズ尾根から三ツドッケ〜蕎麦粒山へ、シロヤシオを見に行きました。
都県境尾根の北面も紅白がきれいで、スズタケの薄くなった鳥屋戸尾根を下りました。


2014.5.31
(土)
 東日原一杯水
避難小屋
三ツドッケ一杯水仙元峠蕎麦粒山鳥屋戸尾根
分岐
松岩ノ頭笙ノ岩山川乗橋
晴れ  07:50着
 07:50発
10:00
10:10
10:55
11:20
12:0513:2013:35
13:55
14:0014:50
14:55
15:07
15:15
16:20着
16:28発



シロヤシオ当たり年の今年。1200mライン、1400mラインでそれぞれ楽しんできましたが、1600mラインでは行きたい山が二つありました。ひとつは2010年の雲取山の帰路に見た三ツドッケシロヤシオ。花期は後半でしたが、奥多摩にもシロヤシオの多い山があるのを知り、『当たり年に再訪しよう!』と思っていました。

週末は奥多摩駅7:27発のバスがあるので三ツドッケ・蕎麦粒山へ行くことにします。最寄り駅始発に乗り、青梅で奥多摩行きに乗り換えると、なんと今日は、はなねこさんとバッタリ〜!  スミレ先生方の交雑種探索会があるようで、メンバーは健脚さんばかり。奥多摩駅で皆さんにちょっとご挨拶だけでもと思いましたが、一足早くバスが出ました。お目当てのスミレさんたちに出会えるといいですね〜


久し振りのヨコスズ尾根。植林の急登から新緑が眩い滝入ノ峰を巻いて、好きなヤセ尾根区間。
ヨコスズ尾根らしい雰囲気になりますが、倒木や虫食い?で伐られた大木が増えたような気がします。


ヨコスズ尾根
【緑のヨコスズ尾根 】

ヨコスズ尾根
【倒木 伐採木】

一杯水避難小屋
【一杯水避難小屋】

アセビが増えてくると、間もなく一杯水避難小屋。
バスは満員で殆どが東日原下車でしたが、先客さんは1名だけ。相変わらず静かなルートです。


避難小屋の裏から三ツドッケへ向かうと、見えてきました!シロヤシオ。
西側は特に多く、斜面をちょっと下ってみると、更に下の方までシロヤシオ。
こんなにたくさんのシロヤシオの木があったのかと嬉しくなりました。


西面のシロヤシオ
【西面のシロヤシオ】

もう散り始めていますが、まだまだきれい。
嬉しくて右往左往、ウロウロ。


ブナ大木
【シロヤシオ いっぱい〜 (拡大)】

そしてトウゴクミツバツツジも増えてきました。色も鮮やかで奥もいっぱい。嬉しくて、先へ進めません。


トウゴクミツバツツジ シロヤシオ
【トウゴクミツバツツジ シロヤシオ】 マウスを置くと、一歩先

ブナ大木
【ブナ大木 (拡大)】

道の真ん中に立つブナ大木。
ブナも素晴らしいし、奥に並ぶピンクも素晴らしい。


トウゴクミツバツツジは西側にも多く、こちらも少し下って、右往左往。
三ツドッケにこんなに多くのツツジ類があるなんて、びっくり・にっこり・うっとり。
シロヤシオの散り花もとても風情があって、好きな雰囲気です。


トウゴクミツバツツジ
【トウゴクミツバツツジ】

小さなアップダウンで三ツドッケ山頂に着きましたが・・・  ガーン!!
山頂のシロヤシオの木がありません!


あの伐採おじさん、また伐採して、シロヤシオまで切っちゃったの〜?! 罰金300万にしたい・・・
もうこれ以上切らないで下さいね〜!


三ツドッケ(天目山)山頂
【三ツドッケ(天目山)山頂(拡大)】
三ツドッケから
【三ツドッケからの眺望 (拡大)】

気を取り直して、眺望タイム。
今日は霞んで富士山は見えませんが、奥武蔵から奥多摩三山、石尾根、雲取山まできれいに見えています。 伐採のおかげなので複雑な心境・・・

お一人様専用の背もたれ木陰があったのでお昼にしました。

長沢背稜方面へ下り始めると、またシロヤシオが増えてきました。特に北面はシロヤシオがいっぱい。

奥多摩に、こんなにいっぱいのシロヤシオがいたなんて、またまたビックリ感激。下るに下れない。

三ツドッケ 北側
【三ツドッケ 北側 (拡大)】

縦走路分岐に出ましたが、ちょっと先まで偵察。
こちらは1600mラインが続くので、シロヤシオも咲き始めで、とてもきれいです。


長沢背稜のシロヤシオ
【長沢背稜のシロヤシオ (拡大)】

輝くシロヤシオ
【輝くシロヤシオ (拡大)】

避難小屋へ
【避難小屋への巻き道】

先ほどの分岐に戻り、シロヤシオの散り花を見ながら新緑の縦走路を進みます。

避難小屋を過ぎると一杯水。水はチョロチョロながら流れていました。

蕎麦粒山へ向かうのは何年ぶりでしょう。
以前歩いた時、尾根の少し下がった位置にある登山道より境界線を歩きたかったけれどスズタケが多く断念しました。

でも今はすっきりしていて嬉しくなり、歩いてみればこちらも北面はシロヤシオがいっぱいです。

都県境尾根
【都県境尾根 北面 (拡大)】

予想以上のシロヤシオに嬉しくなりルンルン。 散り始めていても、やっぱりきれい。


シロヤシオ
【シロヤシオいっぱい (拡大)】

シロヤシオ
【シロヤシオ】

細かなアップダウンがある境界線を進んで行くと、右下に道標が見えてきました。棒杭尾根のピークのようで、トウゴクミツバツツジが満開できれいです。


棒杭尾根のピーク
【棒杭尾根のピークへ (拡大)】

尾根のてっぺんが歩けるだけでも嬉しいのに、紅白ツツジもいっぱいで、なんて幸せなんでしょう〜
倒れてしまったシロヤシオがいましたが、それでも健気に白花を咲かせていました。


都県境尾根の紅白
【都県境尾根の紅白 (拡大)】

倒木シロヤシオ
【健気な倒木シロヤシオ (拡大)】

緑と白とピンクの森
【緑と白とピンクの森 (拡大)】

ちょっと日が翳ってきました。
しっとり緑になって、風情のある白とピンク。

仙元峠への登りになり、ブナ大木や紅白ツツジを見上げながら進んで行きます。

ブナ大木
【ブナ大木 (拡大)】

仙元峠も北面は紅白競演。鞍部ではない峠ですが、祠も祀られているので今日の紅白に感謝。


紅白共演
【紅白競演 (拡大)】

仙元峠
【仙元峠】

鳥屋戸尾根
【蕎麦粒山へ】 マウスを置くと2005年

この先はダケカンバが多くなってきます。
2005年11月に歩いた時は、緑の笹の中の白い幹や紅葉がきれいでしたが、今はスズタケがすっかりなくなって違う道のように感じました。

蕎麦粒山の山頂に到着。 
誰もいない静かな防火帯のピークです。

大きな平岩の上で残り半分のお昼にしました。

蕎麦粒山へ
【蕎麦粒山】

下山の鳥屋戸尾根も久しぶり。巻き道横断の分岐には鳥屋戸尾根を指す道標が出来ていました。
左側の植林は所々間伐され、右手のスズタケは倒れて、さっぱりした雰囲気になっています。


鳥屋戸尾根分岐
【鳥屋戸尾根分岐に道標】

鳥屋戸尾根
【鳥屋戸尾根】

所々でシロヤシオの落花を見ましたが、松岩ノ頭にもシロヤシオの木がありました。
サラサドウダンツツジも可憐な小花を鈴なりに付けています。


松岩ノ頭
【松岩ノ頭】

サラサドウダンツツジ
【サラサドウダンツツジ】

笙ノ岩山 山頂
【笙ノ岩山 山頂】

左へカーブし、緩く登り返すと笙ノ岩山です。
野鳥の声を聴きながら、しばしティータイム。

この先で尾根から外れて右へ下りる分岐は斜めになった松が目印でしたが、なんと!それらしい木が隣の木と共に折れていました。灌木が増えた感じですが、あの二本に間違いなさそう。

何とも無残でお気の毒。横の木に小さな手作り道標が付けられていました。

鳥屋戸尾根
【鳥屋戸尾根 斜め松・・・】 マウスを置くと2005年
大岩
【振り返る大岩】

ここからは急下りが続きます。
以前、ずり落ちそうになりながら登った大岩の横には、ロープの折り返し道が出来ています。


長い植林下りで、そろそろかなと思う頃いい匂いがしてきました。
花びらのような変わった萼のガクウツギも好きな花です。
カーブミラーのある曲がり角に下り立ち、右のバス停へ向かいました。


ガクウツギ
【いい匂いのガクウツギ】

鳥屋戸尾根 入口
【鳥屋戸尾根 入口】

川乗橋バス停横のゲートには、まだ「川乗谷・木橋崩落のため通行止め」の赤札がかかり、手持無沙汰な雰囲気のバス係員さんが一人いるだけでバスも空いていました。そして奥多摩駅のホームでは、またまたはなねこさんとバッタリ〜 今日はスミレ先生方ばかりの探索会なので帰りは日没頃と思っていましたが、初めてお目にかかるお二人にもお会いできて嬉しかったです。



4年前、終盤でもきれいだった三ツドッケのシロヤシオ。しかしこんなにツツジ類が多いとは思わなかったので感激でした。蕎麦粒山までの都県境尾根も紅白を見ながら境界線を歩けて嬉しかったです。暑い日でしたが、終日木陰の快適な尾根歩きで、楽しい一日でした。




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