今日は、ガスで何も見えない中を歩いた間ノ岳への稜線と、雨にけぶった三峰岳へ。
下りの仙塩尾根も相変わらず長く感じる樹林帯でしたが、雷雨の前に小屋に着きました。
2013.8.15 (木) | 北岳山荘 | → | 中白根 | → | 大ケルン | → | 間ノ岳 | → | 三峰岳 | → | 仙塩尾根 2800m辺り | → | 仙塩尾根 2500m辺り | → | 野呂川越 | → | 両俣小屋 |
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晴れのち曇り 午後、雷雨 |
05:45発 | 06:20 06:30 | 06:50 07:00 | 07:40 08:30 | 09:10 09:50 | 10:25 10:35 | 11:40 11:50 | 12:25 12:50 | 13:20着 泊 |
朝になりました。 |
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去年の白根三山では稜線がガスで真っ白でしたが、今日はケルンの先のきれいな姿の中白根を目指して登って行きます。 |
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振り返る北岳も朝靄が流れて、幻想的な姿。 |
標柱のある中白根。今日はくっきり素晴らしい姿の間ノ岳が見え、右端には塩見岳も見えています。 |
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ガスの中を歩いていた時は間ノ岳の山頂かと思った、「間ノ岳⇔北岳」の大ケルン。ここも今日は眺めが素晴らしいので、しばし眺望タイムでした。 |
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振り返る北岳も更に素晴らしく、その左にはうっすら甲斐駒ケ岳や仙丈ヶ岳も見えています。 【北岳方面】 |
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次にもケルン。こうしてみると、この稜線にはケルンがいっぱいあったのですね。青空見上げつつ進みます。 |
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間ノ岳の山頂。青空だったので安心していたら、間もなく東側から雲に覆われてきました。 |
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いくら待ってももう青空は望めそうもないので、三峰岳へ向かいます。 |
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チシマギキョウなど見ながら岩稜帯を下って振り返れば、間ノ岳の東側はすっかり曇っていました。 |
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西側は雲が多いものの青空で、仙塩尾根の奥には塩見岳も見えています。 |
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三峰岳・野呂川越の分岐ですが、すぐ上の山頂へ寄って行きます。 |
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2009年・仙塩尾根では雨の中だった三峰岳山頂。 |
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三峰岳はたまに単独行の人が通り抜けるだけ。間ノ岳上空の雲の陰なので暑さが凌げ、 |
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そろそろ下山。正面の仙丈ヶ岳を眺めながらしばらく岩稜帯を下ると、やがて灌木帯です。 |
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休憩地点の先は短い鎖場。こんな所、あったかな~と思いながら下れば、その先からは樹林帯です。 |
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シラビソなどの長い樹林帯が始まりました。倒木も多い静かな道が続きます。 |
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私が通り過ぎると親ザルは何事もなかったようにまた悠々と道の真ん中を歩いて行きました。 |
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野生の動物は本当に可愛い。リスとかオコジョ、いないかな~と思いつつ進んで行くと、 |
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そして着いた野呂川越。 |
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ここからはけっこうな急下り。倒木も更に増えたような気がします。 |
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野呂川沿いの緩やかな道になり、沢音を聞きながら歩いていると、何やら、ポツン、ポツン。 |
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雨は強弱けっこう長く続いて、どしゃぶり3回くらい。合間には、足先だけちょっと川に入ったりして過ごしました。 |
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両俣小屋の星美知子さんは、1982年台風で野呂川が洪水になった際、宿泊客41名を連れて仙塩尾根を越え、北沢峠へと導いた体験の「41人の嵐」という本を出版されている方。今回はお話も聞きたかったけれど、部屋の炬燵で静かに本を読んでいらしたので声を掛けそびれ、ちょっと心残りでした。 |