時間切れで引き返した小太郎山、ガスで視界ゼロの間ノ岳、台風で断念した仙塩尾根のリベンジで歩いてきました。
小太郎尾根や仙塩尾根は静かで眺望も良く、北岳トラバースや仙丈ヶ岳手前カールは花いっぱいできれいでした。
2013.8.13-14 (火-水) | 広河原 | → | 二俣 分岐 | → | 白根御池 小屋 | → | 小太郎山 分岐 | → | 小太郎山 | → | 小太郎山 分岐 | → | 肩ノ小屋 | → | 北岳 | → | トラバース 分岐 | → | 北岳 山荘 |
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晴れのち曇り | 11:00着 11:30発 | 11:55 | 13:55泊 05:50発 | 08:00 08:15 | 09:30 09:55 | 11:15 11:25 | 12:00 12:10 | 12:55 13:10 | 13:40 | 14:40着 泊 |
夏の北アルプスは予定より短くなってしまったので、なんとなく不完全燃焼。7月に「南アルプスを応援しよう」ということで仙丈ヶ岳へ行きましたが、南アルプスには他にも幾つか泊まってみたかった山小屋があるので、リベンジ山行を思いつきました。今週は天気も良さそうなので張り切って出発。 |
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お盆平日はムーンライト信州の運行がないので、今回は朝発で、以前から泊まってみたかった白根御池小屋泊まりからスタートする事にしました。甲府駅9:00発のバスは2台で、終点・広河原(2000円)で下車。アルペンプラザでゆっくりとお昼を済ませ、登山届けを提出して出発です。 |
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広河原の吊り橋では次々と下山者にすれ違います。向こうに見える北岳は既に雲の中ですが、明日は晴れ予報なので気分は上々。 |
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二俣コース分岐から右へ進むと、すぐ先にレンゲショウマが咲いていました。 |
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第一ベンチ、第二ベンチで適当に休みながら、梯子なども多い急登続きの樹林帯を登って行きます。 |
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急登が終わり、ここからは楽しい水平道。 苔むすシラビソ林はいい匂いです。 |
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間もなく小屋が見えて来ました。白根御池小屋は’99年の雪崩で倒壊し、しばらくプレハブ小屋でしたが、2006年に建て替えられた新しい山小屋です。 |
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小屋の横は沢水も引かれているので水も豊富。すぐ隣の白根御池テント場も快適そうです。 |
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夕食まで時間があるので、二俣まで散策。 |
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二俣に着きました。3時半を過ぎた頃なので、登山者は少なく散策の人が数人。 |
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・・・・・・・・・ 14日 ・・・・・・・・・ |
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快晴の朝を迎えました。 |
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草すべりの花畑の様子が心配でしたが、以前ほど多くはないものの、ヤナギランも咲いていたのでほっとしました。 |
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草すべりのザラザラ・ジグザグ急登が終わると、少し歩きやすくなります。 |
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二俣コース分岐に着きました。昨年7月にはシナノキンバイが一面に咲いて見事でしたが、 |
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地図では緩やかな下りと、わずかな登りのようですが、どうしてどうして。 【仙丈ヶ岳 甲斐駒ヶ岳見つつ】 |
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岩っぽい稜線を大分下って来ました。 |
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やがて左に仙塩尾根(仙丈ヶ岳~塩見岳)の仙丈ヶ岳側の尾根全体が見えてきました。
【仙塩尾根 仙丈ヶ岳 小太郎山手前のニセピーク】 |
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下りた鞍部はダケカンバやシラビソなどの樹林帯で、ここから登り返しです。 |
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登り返し、ニセピークから振り返り見る北岳。 |
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そして小太郎山の山頂は・・・もう少し先。 |
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下って上がって、ようやく小太郎山に到着。 |
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小太郎山の北側には、仙丈ヶ岳と北沢峠と南アルプス林道。そして、甲斐駒ケ岳は・・・? 【仙丈ヶ岳~アサヨ峰】 |
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静かな小太郎山の山頂でゆっくり眺望を楽しんだので、そろそろ戻ることにします。 |
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左手には鳳凰三山がよく見えて、オベリスクのある地蔵岳と観音岳がよく分かります。 【鳳凰三山】 |
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小太郎分岐に戻って来ました。次は北岳へ向かいますが、なにやら雲が・・・ |
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着いた北岳山頂は既にガスに包まれています。 |
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が、ふと見ると、足元の岩陰に |
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今夜宿泊の北岳山荘へは直進ですが、北岳のトラバースルートが好きなので、次の八本歯ノコル分岐から左へ進むと、周辺は花が多くなりました。 |
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次の分岐で、右のトラバースルートへ進みます。 |
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山頂からの稜線と平行して下って行くと、今夜の宿、北岳山荘です。この後、テントも増えて賑やかになりました。 |
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北岳の花々 |