しっとりブナ林とアヤメを期待して、御坂黒岳から大石峠を歩いて来ました。
稜線には白、黄、紫などの花が点在し、初めての可愛い花にも出会えました。
2013.6.17 (月) | 三ツ峠 入口 | → | 御坂峠 | → | 黒岳 | → | すずらん峠 | → | 破風山 | → | 新道峠 | → | 中藤山 | → | 大石峠 | → | 登山口 案内板 | → | 大石P村 |
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晴れたり 曇ったり |
08:50着 08:50発 | 10:05 10:10 | 11:05 11:50 | 12:10 | 12:30 | 13:00 13:05 | 13:35 | 14:25 14:40 | 15:20 | 15:45着 16:00発 |
今週末に標高差1500mの山を予定しているので、その前にどこか歩きたいと思い、アヤメの頃に行きたいと思っていた大石峠へ、御坂黒岳から歩くことにしました。たまには逆ルートで歩きたいけれど、大石プチペンション村行きのバスは遅いので仕方なく、2011年、2008年と全く同じルートです。 |
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河口湖駅8:28発の甲府行きに乗り「三ツ峠入口」で下車。右の林道へ進むとすぐ左手が登山口でエゾハルゼミの大合唱に包まれています。 |
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緑一色に包まれた広葉樹林は気持ちいいけど、風がないので暑い。 |
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右へ巻くようになると、間もなく御坂峠です。緑の草地には、キンポウゲが点々と咲いていました。 |
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稜線になったので風が抜けるようになり、ブナ大木もある緑の尾根道はいい雰囲気。 |
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朱色のヤマツツジも相変わらず咲いていますが、クサタチバナが多くなってきました。 |
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グンナイフウロやマイヅルソウ、クルマバツクバネソウなどときどき見ながら進み、やがて苔むす岩が現れてくると山頂も近いです。 |
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釈迦ヶ岳分岐に近づくと、ユキザサが格段に増えてきました。 |
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黒岳の山頂は小広い草地ですが、木々に囲まれているので奥の展望台へ。 |
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いつもは賑わう展望台も、今日は平日なので誰もいません。青空は見えているけど雲が多く、富士山は見えないので河口湖を見つつお昼にしました。 |
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午後は大石峠へ向かいます。歩き出したら風を切るので、耳や額がスースー、涼しくていい気持ち。(笑) |
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急下りが終わると緩やかな道が続きます。木陰の稜線は風も抜けて、とってもいい気持ち。 |
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すずらん峠の道標。いつかいつかと思いつつ、まだ行ったことのないすずらん群生地。 |
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緩やかに登れば破風山で、今日は富士山も見えず残念だけれどグンナイフウロがきれいでした。 |
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この先は所々で左側の見晴らしに出ることができ、お昼には雲がかかっていた鬼ヶ岳方面もよく見えていました。 |
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その先にあるブナ大木。 |
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途中の展望台でも相変わらず富士山は見えないけれど、アヤメやグンナイフウロが咲いていました。 |
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ギンランやササバギンランもあちこち咲いて、新道峠から中藤山まで緩やかな道が続きます。 |
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中藤山を過ぎると急下りで、苔むす岩の先から露岩に登り返すと展望が開けます。ここから中藤山や河口湖を振り返り見るのも楽しい。 |
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次の不逢山。ここは富士山も見えそうな位置ですが、木々に囲まれています。 |
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地図に「アヤメが美しい」と記されている大石峠に着きました。 |
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大石峠からはカラマツ林を折り返しながら下ります。途中の水場は水量僅かでした。 |
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御坂黒岳から大石峠は好きなルートで、御坂峠まで上がってしまえば緩やかな道が続き、雪の頃も緑の季節も素敵な尾根道です。今度は紅葉の頃に、また歩いてみたいと思いました。 |
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今日はトレーニングと大石峠のアヤメ目的でしたが、実は可愛い花との出会いもありました。しかし大石峠へ向かう途中で会った地元の方と花の話になり、「あそこにあの花が咲いていると放送した某地方テレビ局があり、盗掘が心配される。今はネットでも花の名前を出すので、検索されてしまい配慮が足りない。」と嘆いていらしたので名前は記載しませんが、とても小さく可憐な花でした。私は初めてだったので、とても嬉しくラッキーで、来年もまた可憐に咲いていて欲しいと思いました。 |
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