3度目の正直を期待して、赤岩からの富士山を見に、道志の山へ行って来ました。
菜畑山・今倉山・二十六夜山という同じコースでしたが、素晴らしい冬枯れの道でした。
2011.12.17 (土) | 「久美愛前」 | → | 菜畑山 登山口 | → | 菜畑山 | → | 水喰ノ頭 | → | 今倉山 | → | 赤岩 | → | 林道 | → | 二十六夜山 | → | 二十六夜山 登山口 | → | 芭蕉 月待ちの湯 |
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快晴 | 08:15着 08:15発 | 09:30 | 10:00 10:15 | 10:50 | 11:55 12:05 | 12:40 13:15 | 14:00 | 14:15 14:35 | 15:35 | 15:50着 17:05発 |
今回も橋本6:20、三ヶ木6:55、月夜野7:50のバスを乗り継いで行きます。2006年10月と2009年8月と全く同じで、たまには逆コースで歩きたいものの、道志の山は帰りのバスがないので仕方ありません。しかも月夜野から先へ行くバスは日祝は運行していないので土曜日限定のコースです。 |
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「和出村」手前の「久美愛前」で下車。 |
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林道に飛び出して、くねくね林道歩き。 |
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今日は快晴。短い植林を抜けると、爽やかな日差しいっぱいの自然林になりました。 |
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明るい日差しをいっぱい浴びながら登ると、 |
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菜畑山の山頂です。 |
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この先は気持ちのいい尾根歩き。冬枯れの木々を見上げながら歩いて行きます。 |
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葉を落としたカラマツの向こうに双児峰の今倉山が見えて来ました。右手には木々に透けてチラチラと南アルプスや雲取山方面の山並みも見えています。 |
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前回はなかったファイル道標が掛けられていました。陽だまりの道は爽やかでいい気持ち。 |
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水喰ノ頭には公設道標の他に「水喰いノ頭 ヒッチ」と書かれた小さな札も掛けられていました。2006年には公設道標もなかったので来る度に少しずつ変わっていくような感じです。 |
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その先のちょっと開けた場所からは富士山が見え、道志みちの向こうには甲相国境尾根の菰釣山が見えていました。 |
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今倉山までには幾つか高みを越えて行き、ようやく次が今倉山かなと思える山が近づいて来ました。 |
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今倉山の山頂に到着。 |
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一旦下って登り返すと西峰ですが、道標がなければ気付かないような所です。少し先の開けた所からは富士山や南アルプスがすっきり見えていて嬉しくなりました。 |
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登り返して、赤岩に着きました。 |
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そして周囲の眺望。 狭いピークですが、快晴の今日はまさしく360度。 【聖岳~荒川三山 チラッと塩見岳 白根三山】 |
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【雲のかかる八ヶ岳 奥秩父 白谷丸など小金沢連嶺】 |
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【奥は飛竜山~雲取山~石尾根 すぐ下は九鬼山~高畑山】 |
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素晴らしい景色を眺めながらのお昼の後は、 |
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この先はブナ大木が多くなるのでとても楽しみな道。株立ちのように幹いっぱい広げたブナも、 |
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【隆々ブナ】 |
【ワイングラスブナ】 |
次々現れるブナ大木を見上げつつ、進んで行きます。葉の茂る季節は深山の雰囲気でしたが、冬枯れの今は違う山みたいに明るい。 |
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やがて向こうに二十六夜山が見えて来ました。 |
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林道を右へ100mくらい行くと、二十六夜山の登山口です。振り返れば、林道からも富士山がきれいに見えていました。 |
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ここも気持ちのいい落ち葉道を登って、二十六夜山の山頂に着きました。 |
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誰もいませんでしたが、間もなく朝のバスで一緒だった男性が到着し、帰りは芭蕉月待ちの湯へ行かれるとのこと。私は今回も赤坂駅まで歩くつもりでしたが、念のためバス時刻を教えていただきました。 |
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さて下山。帰りはどうしよう。 |
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引野田への道は分かり難いヤブもありましたが、上戸沢への道は明確。道標完備で、途中から右へ折れると落石注意のあるジグザグ下りになります。仙人水を過ぎると沢沿いの道が続き、やがて林道に出るので右へ。バス通りに出て、右へ行けば芭蕉月待ちの湯です。館内は暖かく、温泉もわりと空いていました。バスは17:05発で、ホカホカで乗ったものの赤坂駅での乗り継ぎが悪く、次の電車は17:54! 30分も待つうちにすっかり冷えてしまいました。富士急グループの中でも、山梨バスはすれ違いダイヤが多すぎ・・・ |
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道志の山はいつ来ても静かで、冬の菜畑山・今倉山も二十六夜山も素敵な山でした。ようやく会えた赤岩からの富士山も素晴らしいでしたが、逆コースで歩けないのが残念。バス便がもっと増えてくれると便利なのですが、ここは季節を変えてまた訪れたいと思います。 |