今倉山周辺にもレンゲショウマが咲くそうなので、どんな様子か行ってみました。
2006年10月と殆ど同じ菜畑山・今倉山・二十六夜山で、帰りは引野田へ下りました。
2009.8.29 (土) | 「久美愛前」 | → | テレビ塔 | → | 菜畑山 | → | 水喰ノ頭 | → | 今倉山 | → | 赤岩 | → | 二十六夜山 | → | ゴルフ場横 | → | 引野田 | → | 赤坂駅 |
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晴れ | 08:15着 08:15発 | 09:25 09:35 | 10:00 10:15 | 10:45 | 12:00 12:30 | 13:10 | 14:05 14:25 | 15:35 | 15:55 | 16:30着 17:04発 |
道志の山へ行く時は毎回同じバスで、平日・土曜日のみの運行の月夜野からの富士急バスを利用します。橋本駅6:20発、三ヶ木6:55発、月夜野7:50発と乗り継ぎました。 |
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やがて見覚えのあるT字路に出て右へ上がって行けば、前回と同じく竹林の裏に隠れるように道標がありました。ここからは植林。今日はあまり蜘蛛の巣もなく、ヤマホトトギスやフシグロセンノウなど見ながら登って行きます。 |
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送電鉄塔に出ました。振り返れば加入道山が目の前です。前回はここから左へトラバースしてしまい、曙橋からの林道に出るという遠回りをしてしまったので要注意。 |
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樹林帯を登って、林道に出ました。ここからはしばらく林道歩き。タマアジサイなど咲く道をカーブしながら登って行きます。 |
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登山口からしばらくは檜林の急登です。気温が上がり始めてきて、檜特有のいい匂いが漂って来ました。木肌から滲み出る香り成分はしっとり爽やか、時々立ち止まって、胸いっぱい深呼吸。 |
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草斜面に出て、菜畑山の山頂に着きました。 |
水喰ノ頭へ向けて出発。紅葉の時期はきれいだったなあと思いつつ、木陰の尾根道を進みます。 |
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と、いました!いました! |
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すぐ先で水喰ノ頭に着きました。展望もなく、ただの通過点のような山頂ですが、ここにも新しい道標が立っていました。 |
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やがて道の傍らにポツポツ見かけるようになりました。 |
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大きく群生している所はありませんが、林の中で俯いて咲く姿は可憐で、いかにも森の妖精。まんまる蕾も、開きかけの蕾も可愛い花です。 |
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緩やかな上下を繰り返して今倉山に近づくと、トリカブトも増えてきました。殆どは蕾ですが奥の方は咲いている花も多くきれいです。 |
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西峰へ向かう途中にも、ポツポツとレンゲショウマは咲いています。西ヶ原を過ぎると見かけなかったので、これが最後のレンゲショウマでした。 |
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赤い札に「御座入山」と書かれた西峰を通過して、道志随道への道が分岐する西ヶ原。この辺りはレイジンソウがよく咲いています。 |
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この先からはブナが多くなり、個性的な大木があちらこちらに見えて来ました。 |
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【ブナ】 |
【ブナ】 |
大木を見ながら進み、やがて手すりのある段々道になって車道が見えて来ました。一旦林道に出て、右へ100mほど行くと二十六夜山の登山口です。 |
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緩やかな雑木林を進めば、すぐに二十六夜山。 |
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さて下山。前回は上戸沢へ下りたので、今日は引野田へ下りようと思います。「迷いやすい」と記されているのでちょっと心配ですが、麓に近いので何とかなるでしょう。山頂西の石碑を過ぎると、引野田・上戸沢の分岐で手書きの道標があります。右は芭蕉月待ちの湯方面でもあるので道はしっかりしていましたが、左の道はイマイチ細そうです。 |
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檜林のロープの急下りでしたが間もなく緩やかになって、赤松混じりの雑木林になり歩きやすい道になりました。 |
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やがてジグザグ下りになり、落ち葉いっぱいのふかふか道。新緑や紅葉の頃も良さそうです。 |
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ジグザグ道の最後は荒れてきました。だんだん藪っぽくなって来て、篠笹の中の真っ直ぐな下りになりました。ロープで誘導してくれているので道と分かりますが、ロープがなければ、こんな笹薮の降下はちょっと実線ルートとは思えない箇所です。 |
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さっきの溝状の箇所に戻って、この溝沿いに下ればゴルフ場に出そうだなあと思いましたが、最初の段差が大きく人が歩いた形跡がない。やれやれ参った、どうしよう。辺りを見回しても、さっきの古テープが目に入るだけ。やっぱりあそこしかないと、再度さっきの笹薮に突入です。笹に埋もれながらも、何となく薄そうな部分を強行突破。すると下りになって藪は薄らぎました。踏み跡もうっすらあるのでそのまま進むとようやく道らしい所に出られ赤テープがありました。やれやれ、よかった。 |
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倒木を跨いだり潜ったりして、枝の散乱する登山道に出て振り返れば道標がありました。 |
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ゴルフ場の横に出ると、右手にある道は二手に分かれています。右の車道は上戸沢方面へ抜ける山腹林道のようで、草藪からチラッと見えている道標は引野田・左方面を指していました。左へ進んで行くと民家が現れ、やがて車道に出ました。右へ進み、バス通りに出た所が引野田のバス停です。あとは左へ真っ直ぐひたすら歩いて、赤坂駅へ向かいました。 |
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菜畑山から二十六夜山にかけては夏でもヤブはなく問題はありませんでしたが、引野田への道は最後の笹ヤブで???となり、地図に「?迷いやすい」と記されているのが納得でした。今倉山への道では次のレンゲショウマはどこかな?と楽しく歩き、今日出会ったのはトレイルランの一人だけ。誰にも会わない静かな山で、森に浸った一日でした。 |
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