志賀高原の奥に位置する熊の湯スキー場、その近くから静かな森の雪景色を眺めつつ、
トレースのない白い世界を、裏志賀山まで楽しくスノーシューハイクしてきました。
2022.2.25 (金) | ほたる温泉 駐車場 | → | 渋池 | → | 志賀山 登山道入口 | → | 裏志賀山 | → | 渋池 | → | ほたる温泉 駐車場 |
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晴れ | 09:00着 09:20発 | 09:55 10:00 | 10:45 | 12:30 13:05 | 14:30 | 15:05着 15:15発 |
昨日は入笠山から長野駅に出て駅前ビジネスホテルに前泊。駅前で車のKAZUさんと待ち合わせ、途中でKAZUさんの山仲間SASAさんも同乗し、今日は3人山行です。熊の湯近くの「ほたる温泉」駐車場で身支度してスタート。スノーシューは幾つか持っているというKAZUさんが私の分も持ってきてくれました。私はサブザックで不要の物は車に置いて行きます。キーンと冷えた空気。気温はマイナス10℃くらい。 |
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二日前にも雪が降ったということで、渋池まで新しいトレースがついています。 |
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風がないので歩き出すと寒さは感じない。 真っ白な雪原を気持ちよく歩いて行きます。 |
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気持ちのいい雪原から樹間の中へ。 ウサギやシカの足跡が奥に伸びています。 |
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まっさらな雪の渋池に出ました。「ここならラクですよ。トレースのない雪の上を歩くのは楽しいから正面を目指して歩いてみませんか。」と言って下さり、ここだけ私が先頭。雪が柔らかいのでスノーシューでもけっこう沈むけれど、ふかふか雪の上を一歩一歩進むのは本当に気持ちよくて楽しい。振り返ると、KAZUさんは私の後ろを歩いていましたが、元アルペンスキー選手だったというSASAさんのトレースはターン型。さすが、きれいな形ですね~ |
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しばらくは明るい林間や木陰の林間。 |
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途中から志賀山と鉢山の間に進んで行きました。 |
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四十八池の西側あたりから大きく開け、高いオオシラビソの間を進みます。 |
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傾斜が強くなると男性二人交替でラッセル。こちらの雪はサラサラなので |
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傾斜が緩むと、ほっとひといき。 木々の間から志賀山が見えてきました。 |
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あちらは志賀山、なんてきれいなんでしょう~♪ 一段下の肩も真っ白に輝いています。 |
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ようやく最後の急登。ここは更に雪深く、男性二人もラッセルに苦労して、時々沈没。 |
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ようやく頂稜に出ました。雲がかかっていた笠ヶ岳も今はきれいな青空の下です。 |
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すっかり埋もれているけれど、この辺が裏志賀山山頂とのこと。素晴らしい展望です。 |
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【横手山・四十八池 鉢山 笠ヶ岳 志賀山(拡大)】 |
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裏志賀山の頂稜は長く、石祠のある山頂はこの先だけれど雪の中でしょう。 |
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それぞれ心ゆくまで写真を撮って、笠ヶ岳見つつ、そろそろ下山でしょうか。 |
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横手山のゴンドラは動いていないようです。 来年は志賀山を目指す相談かな? |
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下りになるとKAZUさんは急に速くなって、ビックリ。スノーシューでこんな斜面をどうしたら駆け下りる事が出来るのでしょう。思わず「KAZUさ~ん、はやすぎ~! もっとゆっくり下って下さ~い!」とまた叫んでしまいました。ご本人は「雪山は嬉しくて、速くなっちゃうんだよね~」と本当に嬉しそう。 |
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四十八池見つつ下山。途中の林間ではKAZUさんが古いピンクテープを新しく交換していました。 |
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傾斜が緩むと往きとは違う道へ進み、広い雪原を笠ヶ岳見つつ歩きます。 |
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最後は真下の駐車場へ向かい、急斜面を下りました。 |
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コロナ禍で横手山も熊の湯もスキー場は休業なのか、誰にも会わない静かな裏志賀山でした。白い景色は美しく、ノートレースのふかふか雪原を歩くのは気持ちよく、急登は大変だったけれどとても楽しい経験でした。お二人とも私より数歳若いだけなのに、雪と岩好きKAZUさんの雪山に対する情熱や、最近登山に目覚め関東甲信越の踏破に明け暮れるSASAさんの行動力は素晴らしく、ラッセルのお陰で私でも登れたことに感謝の一日でした。 |
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コース参照:2018年10月 秋の志賀山 |