渋沢丘陵は時々歩きますが、まだ地図通りに歩いたことがないので、今日は初めて白笹稲荷神社へ。
大鳥居の奥、茅の輪くぐりで罪穢れを払い、今年の無事のお礼と、コロナ収束をお祈りしました。

県道を横断すると間もなく畑地になり、丹沢振り返りつつ、坂を上がって行けば渋沢丘陵です。
雲一つない青空。気温は低いものの風もなく、澄み渡る初冬の空気は清々しく、とってもいい気持ち。

丹沢眺めつつ、少し先で左へ下りると震生湖で、静かな湖面にはわずかに黄葉が映っています。
釣り小屋がなくなっていて、池の左奥は名残の黄葉紅葉とモミジの絨毯になっていました。

赤鳥居から、所々の紅葉見つつ湖畔の道を弁財天方面へ。

弁財天の北側には遊具広場があり、なんとスイセンが思いのほかたくさん咲いていて、うれしい～♪

清々しい甘い香り。見上げれば鮮やかなグラデーションモミジもあって、とってもきれいです。

震生湖から丘陵に戻り、西へ進むと自然薯販売所。今日はたくさん並んでいたので一本購入しましょう。

太陽サンサン、青い相模湾には江の島も見えていて、明るく気持ちのいい丘陵の畑道を進みます。

静かな農道が続く渋沢丘陵。大きく開けた畑地の奥に、富士山が顔を出しています。

栃窪集落に出ると、また丹沢が一望。大倉尾根の花立山荘も白く見えていました。

栃窪神社分岐から右へ入ると、このルート唯一の登山道っぽい道で、抜けると八国見山分岐です。

以前は舗装道路を進みましたが、今回は雑木林の中にもはっきりした小道が出来ていました。
落ち葉道を道なりに進み、カーブの先で風流な青竹の階段を上がると八国見山の山頂です。
ベンチや「八国見山」看板も新しくなり、西が少し伐採されて富士山が見えるようになっていました。
展望の為の伐採には賛否両論ありますが、気遣いの最小限伐採で感謝。富士山見つつお昼にしました。

八国見山分岐に戻り頭高山へ。こちらも明るく開けた農道になり、三嶋社分岐には丹沢展望のベンチ。

次の篠窪分岐のＴ字路で右へ下ると、雁音神社の少し先に頭高山入口があります。
周辺は桜が多いので春は明るいピンク色に染まります。少し上の「祈りの丘」から、また山道。

登山道を進むと、帰りに歩く白山神社方面の道と合流し、その先の「八重桜の里」から上の頭高山へ。

中腹の周回ルートを左へ進み、階段を上がれば、秋葉神社が祀られている頭高山山頂です。

周辺は紅葉多く、終盤ですがまだきれいな紅葉黄葉が午後の光に輝いています。

大きく枝を広げた黄葉は圧倒的な明るさ。　なんて素晴らしいんでしょう～♪
いろいろ沈みがちな気持ちも明るくしてくれて、しばらく見入っていました。

誰もいない東屋から眺める紅葉。　古寺と思えば思えなくもなく、静けさに身をゆだねます。

「八重桜の里」に戻り、先ほどのＹ字路で左へ進むと四辻に出るので、左の渋沢駅へ。

白山神社は道路の奥でひっそり。丹沢見つつ、地図に従って渋沢駅へ向かいました。