畦ヶ丸

あぜがまる(1292m)

自粛明け登山の第二弾。本当はシロヤシオの時期に檜洞丸へ行きたかったけれど、体力に自信がなく断念。
比較的軽い畦ヶ丸なら大丈夫そうなので、久し振りに大滝橋から登り、西沢の滝へ寄って西丹沢へ下ります。


2020.6.17
(水)
 大滝橋マスキ嵐沢一軒屋
避難小屋
大滝峠上畦ヶ丸善六ノタワ本棚
下棚
西丹沢
晴れ 08:45着
 08:45発
09:3010:05
10:15
10:55
11:00
11:55
12:25
13:0013:40
14:05
14:35着
14:40発


今日は標高差800mくらいにしたいので大滝沢から登ることにしましたが、前回はなんと2004年。
西丹沢行バスは空席もあり、大滝橋で降りたのは私と若い単独女性だけで静かなスタートです。

大滝橋
【大滝橋】

【工事中】

若い人はあっという間に姿が見えなくなり、涼やかな沢沿いの道をひたすら進みます。
台風19号の影響でしょうか、立派な橋桁は残っても桟橋は対岸に流されていました。


【大滝沢の小さな滝】

【対岸に桟橋】

マスキ嵐沢からは山肌に沿って進みますが、途中の桟橋は何度も崩落の跡。

マスキ嵐沢
【マスキ嵐沢】

【あちこちで桟橋崩落】

一軒屋避難小屋周辺の桟橋。急峻な谷の多い丹沢は何度掛けても流されてしまい、
新旧の橋を見る度に、いつも補修して下さる方達のご苦労が偲ばれ、感謝しかありません。


【一軒屋避難小屋へ】

【傾いた桟橋】

20年前、この辺は両側からスズタケが覆いかぶさっていたけれど、今は跡形もなくなっています。


【伐採丸太を越えて進む】

【すっかり消えたスズタケ】

大滝峠上のベンチに着きました。この先はしばし急登で、うちわパタパタ熱中症対策。

大滝峠上
【大滝峠上 ベンチあり】

【見上げる急登】

緩やかになるとブナが増え、気持ちのいい尾根道。半分萎れたヤマツツジが唯一のオレンジ色です。


【ブナ林】

【最後のヤマツツジ (拡大)】

シロガネソウは竹トンボのようなタネと一緒に花が咲いていました

テリハノイバラ

シロガネソウ

ウツギ

ヤマツツジ

崩落個所の補修場所を抜け、階段道を上がると畦ヶ丸避難小屋で、建替え工事中でした。


【補修】
畦ヶ丸避難小屋  建替え工事中
【畦ヶ丸避難小屋  建替え工事中】

避難小屋のすぐ上が畦ヶ丸の山頂です。展望はないけれど、木陰の気温は18℃。
到着した時は暑かったけれど、昼食の間に汗は引いて爽やかなひととき。

畦ヶ丸
【畦ヶ丸 山頂】
ブナ林
【ブナ林 (拡大)】

緑の風の中、気持ちのいいブナ林を進みます。右に見えるのは一昨年歩いた箒沢権現山。

ブナ林
【緑の風  気持ちいい~♪ (拡大)】
箒沢権現山
【箒沢権現山】

長い階段を下ると、まもなく善六ノタワです。


【振り返る長い階段】
善六ノタワ
【善六ノタワ】

この先もザレた所や崩れた所があり、ここの桟橋も何度も付け替えられています。


【ハシゴ・桟橋崩落多発地帯】

【本棚へ】

上の本棚と、下の下棚。どちらもルートからちょっと奥まった所にあります。
本棚は比較的近くまで行けて、マイナスイオンいっぱい。この時期は特に気持ちのいい滝です。

本棚
【本棚 (拡大)】
下棚
【下棚 (拡大)】

倒木を頼りに徒渉し、広河原に出れば眩しい初夏の空。最後は青い吊り橋を渡って西丹沢BSへ。

西沢
【西沢】
西沢
【広河原】


梅雨の晴れ間、今日は空気が乾燥し風も爽やかで久し振りに気持ちのいい晴天。展望はない畦ヶ丸ですが人も少なく、気持ちのいいブナ林で緑の風に浸れ、やっぱり山はいいなあ~!と何度も思う一日でした。


同コース参照:2004年11月畦ヶ丸




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