雲取山・三峰神社

くもとりやま(2017m)


2019年初日の出は水平線の雲の上からでしたが、終日快晴で素晴らしい年明けでした。
雲取山荘でつきたてホカホカの栃餅を頂き、帰りは初詣で三峰神社へお参りします。


2019.1.1
(祝)
 雲取山雲取山荘大ダワ白岩山白岩小屋前白岩お清平霧藻ヶ峰炭窯跡三峰神社
快晴  06:55着
 07:20発
07:40
08:10
08:3009:45
09:55
10:10
10:20
10:4511:3011:50
12:25
12:5013:30着
14:30発



山荘での朝食後、雲取山の山頂で素晴らしい初日の出に感謝。
登山の無事と山の安全と災害の少ないことを祈って、隣の石尾根ピークへ。


2019年 初日の出
【2019年 初日の出 (拡大)】

石尾根 初日の出
【石尾根】

上空は雲ひとつない青空。ほんのり紅色に染まった荘厳な姿の富士山も、とても美しいです。



【富士山】

2019年 元旦 富士山
【富士山 (拡大)】

南アルプスはまだ少し霞んでいるけれど、お日さまに合わせて今日は輝きそうです。


【南アルプスも一望(拡大)】

山荘へ戻ると2回目の餅つきが始まりました。お餅は、非常に手間のかかる珍しい栃餅。
搗き立てのお餅を砂糖醤油と小豆餡で頂きましたが、素朴な風味のとても美味しいお餅でした。


日本百名山 雲取山
【日本百名山 雲取山】

雲取山荘 餅つき
【雲取山荘 餅つき】

下山は、殆どの人が石尾根方面でしたが、三峰方面へ下る人もポツポツいて心強い。
大ダワへの男坂女坂分岐で、ちょっとだけ男坂へ上がると、上州方面の山々が並んでいます。
その下の古い雲取山荘も懐かしい山小屋。年々朽ちてゆくのは、やはり寂しいものがあります。



【上州の山々 (拡大)】

昔の雲取山荘
【昔の雲取山荘】

大ダワの先には「路面凍結による滑落事故多発。装備不安の人は引き返して」の看板がありました。


大ダワ
【大ダワ】

路面凍結による滑落事故多発
【「この先・・・滑落注意」 (拡大)】

芋ノ木ドッケの巻き道は長いので要注意。所々、アイスバーンの所があります。


芋ノ木ドッケ巻き道
【芋ノ木ドッケ巻き道】

白岩山 山頂
【白岩山 山頂】

白岩山北面になると奥秩父らしいシラビソ林になり、白岩小屋までずっとアイスバーンが続きました。
無人のこの小屋も痛々しい雰囲気ですが、万一の時の避難小屋にはなってくれそうです。



【白岩山北面はアイスバーン】

白岩小屋へ
【白岩小屋】

白岩小屋の裏からは、東仙波~和名倉山の眺めが素晴らしいでした。


白岩小屋裏の展望台
【白岩小屋裏の展望台 (拡大)】

前白岩
【前白岩山】

前白岩の肩を過ぎ、お清平に下ると周辺は明るい冬枯れの森になります。
白岩山が近いので、霧の日だと「お岩平」になりそうで怖いけど、今日は明るいので大丈夫!


お清平
【お清平】


【明るい冬枯れの森】

左に和名倉山見つつ、気持ちのいい落ち葉道を進んで、霧藻ヶ峰の休憩所に着きました。
すぐ先の岸壁には秩父宮レリーフが掘られ、その上の方にトイレもあります。



【和名倉山】

霧藻ヶ峰へ
【霧藻ヶ峰へ】

ベンチのある展望台からは両神山や浅間山の頭、秩父の山々が見えていました。
休憩所は埼玉県の管理だそうで、今日はお屠蘇と温かな甘酒がふるまわれました。感謝です。


霧藻ヶ峰
【霧藻ヶ峰 ベンチ】


【お屠蘇と甘酒】

霧藻ヶ峰から下ると間もなく地蔵峠で、あとは植林や落葉樹林の緩やかな道になります。


地蔵峠
【地蔵峠】


【山腹の落ち葉道】

奥宮への鳥居を過ぎ、杉並木を進んで行けば、やがて正面に三峰神社が見えてきました。



【奥宮への鳥居】


【三峰神社へ】

バス停にザックを置いて神社へ初詣。御神木にもお参りし、触れて「気」のパワーを頂いてきました。


三峰神社
【三峰神社 初詣】

三峰神社御神木
【三峰神社 御神木】


元旦の雲取山は快晴で、冷え込んだわりに風もなく穏やかな初日の出を拝むことができました。三峰神社へお参りしたのは久しぶりでしたがさほど混雑もなく、「気」のパワーも頂いて、今年も感謝のスタートとなりました。


コース参照:2010年6月 三峰神社・雲取山




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