雲取山から東に伸びる長沢背稜は、シャクナゲと新緑の頃に歩きたいと思っていました。
しっとり原生林の三峰コースから入り、シロヤシオの咲く三ツドッケまで行こうと思います。
2010.6.5 (土) | 「三峯神社」 | → | 妙法ヶ岳 分岐 | → | 地蔵峠 | → | 霧藻ヶ峰 | → | お清平 | → | 白岩小屋 | → | 白岩山 | → | 大ダワ | → | 雲取山荘 |
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晴れ のち曇り |
10:25着 10:35発 | 10:55 | 11:50 11:55 | 12:10 12:40 | 12:50 | 14:12 14:20 | 14:50 15:05 | 15:45 | 16:05 泊 |
車窓から見る山々には雲がかかっていましたが、秩父の山はしっとり曇りも似合うので、霧に霞む景色も楽しみに西武秩父駅で下車。9:10発の三峰神社行きのバスはほぼ満席で、上へ進むにつれ天気が良くなり、終点の三峰神社に着く頃には青空も見えて来ました。大きな駐車場には立派なトイレがあります。 |
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三峰コースは3度目で、以前はロープウエイがあったので神社にお参りしてから出発しましたが、今は戻らなくてはいけないのでパス。登山口周辺のシャクナゲは花だけでなく蕾もあまりない感じでした。 |
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登山届けのある鳥居をくぐって檜の大木が並ぶ道を進んで行くと、間もなく妙法ヶ岳の分岐に来ました。 |
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前日の雨上がりの檜林と新緑の道は清々しい空気に包まれていてとてもいい気持。 |
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ジグザグ急登で地蔵峠に着きました。トウゴクミツバツツジがあちこち咲いています。 |
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地蔵峠から先、新緑は益々鮮やかになり、苔むす樹林帯の秩父らしい山道になります。 |
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すぐ先の三角点は北側が開け、目の前には今過ぎて来た尾根が見えていました。右手の山が妙法ヶ岳でしょうか。 |
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更に少し進めば霧藻ヶ峰です。手前にトイレがあります。古いながらもきれいに清掃されていました。霧藻ヶ峰休憩所のおじさんがお掃除して下さるのでしょうか、感謝です。大きな岩には秩父宮レリーフがあり、大岩を回りこむと休憩所があって、ベンチではこれから雲取山へ向かう人や下山してきた人が寛いでいました。北西側が開けているので両神山が見えるはずですが、雲がかかり霞んでいます。私もベンチで早めの昼食タイムにしました。 |
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霧藻ヶ峰から緑いっぱいの道を下って行くとお清平。過去2回とも霧の中の幽玄な雰囲気で「お岩平」じゃなくて良かったな~と思った記憶がありますが、今日は木漏れ日も爽やかな「お清平」です。 |
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ブナ・ミズナラの木が多くなり、苔むした岩もあって瑞々しい森の道になりました。新芽の柔らかな若葉が顔を出し、潤いのある岩の道を登って行くのはとってもいい気持ち。 |
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日差しがある場所ではミツバツツジのピンクが新緑と青空に映えて、とても鮮やかに輝いていました。 |
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前白岩山にもトウゴクミツバツツジの木がたくさんありますが、こちらは全部まだ蕾です。 | |
その先の白岩小屋手前の岩場は展望がいいので、ここは休憩ポイント。和名倉山が見えるはずですが、もう霞んでしまって何も見えませんでした。 |
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白岩小屋は丸太造りの懐かしい姿で、まだ残っていました。中を覗くと布団などはありますが床は傾いていて、現在は使われているのかどうか・・・ |
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白岩小屋を過ぎるとコメツガなどの針葉樹が多くなって、奥秩父らしい雰囲気になってきます。ダケカンバも混じる短い急登で、今日最後の登りです。 |
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白岩山の山頂に着きました。 |
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白岩山から僅かに下ると芋ノ木ドッケの分岐です。明日は山頂を通りますが、今日は巻き道を通って行きます。階段や桟橋で整備されている箇所もありますが、急斜面の山腹なので残雪期にはアイゼンが必要との注意書があります。 |
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西側巻き道から尾根の東側巻き道に移って行くと、またミツバツツジがあちこちに咲いていました。 |
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大きな倒木の根元から生えたひこばえが、すっかり立派な木になっています。いつものことですが、木の生命力は素晴らしいなあと感心してしまいました。 |
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大ダワに到着。今回は女坂コースで雲取山荘へ向かいます。 |
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