大菩薩峠

だいぼさつとうげ(1897m)


上日川峠から唐松尾根を登り、大菩薩峠への周回ルートは標高差200mくらいの初心者コース。
快晴予報にじっとしていられず、思い切って気持ちのいい稜線歩きへ出かけてみることにしました。


2017.10.27
(金)
 上日川峠唐松尾根
入口
雷岩親不知ノ頭大菩薩峠福ちゃん荘上日川峠
快晴  09:10着
 09:15発
09:45
09:55
11:15
11:40
12:20
12:35
12:45
12:50
13:3013:45着
14:00発



8月の大岳山から下山後、膝の大きな浮腫みは数日で治まったものの、まだ不調があったのに軽く考え、長時間の散歩をしては、痛み再発。自己流でマッサージやストレッチなどしながら、『歩けば治る』とばかりに散歩を続けていたら更に悪化が進み、とうとう10分歩いただけで膝裏に痛みが走るようになってしまいました。

一か月後、仕方なく整形外科へ行って本格的なリハビリを開始。ようやく山も少しずつ歩けるようになり、弘法山や高尾山などを、遠足の幼稚園児の大集団に抜かれながら歩いてきましたが、昨日今日は快晴予報。そろそろ大菩薩峠くらいなら大丈夫かなと思うので時間をかけ、万一に備え膝サポーターも用意して歩いてみることにしました。


8:10発、立ったまま満員のバスに揺られて上日川峠に到着。平日ですが駐車場もいっぱいです。


上日川峠
【満員のバスで上日川峠に到着】


【雨で散ってしまった紅葉林】

気持ちのいい黄葉の林を進めば、やがて福ちゃん荘。大菩薩の稜線は抜けるような青空です。


福ちゃん荘へ
【福ちゃん荘へ】


【大菩薩の稜線を見上げ】

高尾山稲荷山ルートの標高差は400mですが緩やか。唐松尾根は急登、短いけれど大丈夫かな。
何度もぶり返しをしてしまった傲慢な人間なのに、小心者でもあるので今回は極端に慎重です。


唐松尾根へ
【唐松尾根へ】


【所々に黄葉】

とにかく、ゆっくり! 休憩ポイント毎にストレッチしながら登って行きました。


甲府方面
【西側の樹間から見る甲府方面】


【紅葉の休憩ポイントへ】

急登は一足ごとに『キンニク!キンニク!』  唱えて登れば、筋肉も戻ってきてくれるかも。



【雷岩直下の急登へ】

雪化粧の富士山
【振り返り見る雪化粧の富士山 (拡大)】

ゆっくりを心がけ、雷岩に到着しました。今日は本当に素晴らしい快晴。雲ひとつありません。
例年より遅かった雪化粧の富士山も南アルプスもきれいで、本当に感謝です。


雷岩から眺める富士山
【雷岩から眺める富士山 (拡大)】


【南アルプスもきれい (拡大)】

今日はここまで。気持ちのいい笹原稜線を、ゆっくりゆっくり味わいつつ下ります。



【緩やかな稜線へ】


【紅葉のカラマツもきれいな笹原稜線】

親不知ノ頭から見る広々した笹原越しの富士山も素敵です。


親不知ノ頭
【親不知ノ頭】


【親不知ノ頭でもハーフランチ】

360度、快晴。 奥秩父の奥に、まだ雪のない八ヶ岳もよく見えていました。


奥秩父の山々の奥に八ヶ岳
【奥秩父の山々の奥に八ヶ岳 (拡大)】

介山荘目指しつつ
【介山荘目指しつつ】

奥多摩方面もきれい。紅葉の鷹ノ巣山は来年までおあずけ。今年はどの山なら行けるかな~


大菩薩峠
【定番 大菩薩峠】


【奥多摩 石尾根方面もきれい】

今は標高1600~1800m辺りがきれいなようで、介山荘からの下りは紅葉黄葉がきれいでした。



【紅葉黄葉見つつ下山開始】


【ベンチ付近の紅葉】



【陥没!今回の大雨の影響?】


【富士見山荘手前の水溜り】



【福ちゃん荘から、帰りは林道】

オレンジのグラデーション
【オレンジのグラデーションがきれい】

明るい黄葉の森を抜けて上日川峠へ戻って来ました。無事に歩けたことに本当に感謝です!!


黄葉の森
【黄葉の森】

上日川峠
【上日川峠】


久し振りの山歩きは本当に気持ち良く、やっぱり山はいいなあ~!と心から思った一日でした。下山後は忘れずにストレッチし、翌日も痛みがでなかったので、ホッとしました。これからは紅葉に合わせ山の標高は下げ、コースはリハビリに合わせ標高差を上げて、山歩きを楽しんで行きたいと思います。


コース参照:2007年10月 大菩薩   2013年10月 大菩薩




前回:御岳山・大岳山    HOME    山域別    次回:三国山稜