秋の晴天、展望を期待して大菩薩峠へ行くことにしました。
上日川峠や久しぶりに通る丸川峠の紅葉も楽しみです。
2007.10.28 (日) | 裂石 | → | 第2 展望台 | → | 上日川峠 | → | 富士見 山荘 | → | 大菩薩峠 | → | 親不知 ノ頭 | → | 雷岩 | → | 大菩薩嶺 | → | 丸川峠 | → | 裂石 |
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快晴 | 07:55着 08:00発 | 09:05 09:10 | 09:50 10:00 | 10:30 10:40 | 11:15 11:30 | 11:45 12:00 | 12:35 13:25 | 13:30 13:35 | 14:35 14:55 | 16:30着 17:10発 |
台風一過のすっきり晴れ渡った早朝、中央線の勝沼ぶどう郷駅からは南アルプスが朝日に白く輝き、きれいに見えていました。塩山駅7:28発のバスに乗り裂石で下車。相変わらず100円という有難い料金です。裂石バス停のトイレは新しく改築されていました。 |
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反対側の山肌にも朝日が当たり、緑の中に赤や黄色の紅葉が点々としたモザイク模様がきれいでした。 |
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次の第2展望台は第1展望台より更に視野は狭まるけれど、ベンチがあるのでしばし休憩。ここを過ぎると紅葉も多くなり、所々、はっとするほど鮮やかな紅葉もありました 。朝の斜めの陽射しは柔らかく、紅葉もしっとり優しい色合いです。ブナやミズナラの大木が現れてくると上日川峠もそろそろです。 |
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車道に合流、上日川峠に着きました。 |
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福ちゃん荘へ向けて出発。積雪期は車道の方が歩きやすいけれど、新緑や紅葉など葉のきれいな時期は登山道を歩かなければもったいない。紅葉はちょうど見頃で足元には落ち葉もいっぱい。 |
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朝日がすっかり高くなって、紅葉もひときわ鮮やかに輝いています。 |
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福ちゃん荘に着くと、ここはまた、後ろの唐松林の黄葉が素晴らしい。一瞬唐松尾根から登ろうかなと思ったけれど、やはり大菩薩峠からの大きな笹斜面を見たいので右へ進みました。 |
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少し先の富士見山荘からは、きれいな富士山! |
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ここも振り返れば、唐松林がまた一段と鮮やかな黄金色に輝いています。前の富士山を見たり、後ろの黄葉を見たりと、忙しい休憩タイムでした。 |
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大菩薩峠に到着しました。 |
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南アルプスのうっすら白い峰々が横一列にずらーっと並んでいます。 【南アルプスと甲府市街】 |
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南アルプスをゆっくり眺め、その次は富士山。 |
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親不知ノ頭まで登ると、遠くに乗鞍岳もすっきり見え、 【遠くに乗鞍岳 権現岳と白い赤岳 金峰山と国師ヶ岳 】 |
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大菩薩嶺・雷岩から妙見ノ頭の、気持ちのいい伸びやかな笹斜面。 【大菩薩嶺・雷岩~妙見ノ頭】 |
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真っ青な空に映えるナナカマドの赤い実やミツバツツジの紅葉を見ながら雷岩へ向かいます。 |
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雷岩から5分ほどで大菩薩嶺に到着。 |
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やがてシラカバなどの黄葉が見えて来ました。 |
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明るい陽射しは温かく、気持ちよく進んで丸川峠分岐に来ました。 |
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帰りのバスは16:47でも17:10でも、塩山駅から各停に乗るなら一緒なのでゆっくり下ることにします。ここからの下りはまた素晴らしい黄葉でした。傾いた午後の陽射しに透けて、黄葉も一段と鮮やか。でも道は急坂で露岩も多く、段差が大きい。以前に下った時もこんなに急だったっけと思いながら、慎重に下って行きました。途中、ダンボールを背負った人が駆け下りるように追い越して行きました。素晴らしく速い! バス停の茶店で聞けば、この方がまるかわ荘のご主人のようでした。 |
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やがて黄緑も増えて、登山口に着きました。 |
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裂石のバス停には番屋茶屋というお店があります。時間があるので味噌おでん(300円)を注文しながら、隣の方たちとおしゃべり。84歳のお母さんと息子さんは、私と同じルートを逆周りで回って来られたそうです。びっくり!お元気ですね~。「歩かせないと足腰が弱るから」と、とても親孝行な息子さんです。別の方がほうとう鍋を食べているのを見て、私も食べてみたくなり追加注文。自家製味噌のきのこ入りほうとう(1200円)はとても美味しいでした。皆さんのお話によれば、介山荘は改築されて新しくなっていたそうです。富士山など眺望に気を取られ、私は気づきませんでしたが・・・ |
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紅葉時期の大菩薩嶺は初めてでしたが、途中の紅葉もきれいでした。黄葉が主体ですが、紅葉はやはり陽射しがあると格段にきれいです。終日快晴で素晴らしい展望にも恵まれ、心に残る秋の山旅でした。 |