谷川岳でも、もうコザクラやイチゲが咲き始めたとのこと。今年こそ谷川岳から平標山の稜線を歩きたいと思いました。
初日は肩の小屋までの短い行程なので田尻尾根を登るつもりでしたが、予想外の道を歩くことになってしまいました。
2016.6.2 (木) | RW土合口駅 | → | 天神平駅 | → | 田尻尾根 分岐 | → | 熊穴沢ノ頭 避難小屋 | → | 天神ザンゲ岩 | → | 谷川岳 肩の小屋 |
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曇り 山頂はガス |
09:20着 09:25発 | 10:50 | 11:05 | 11:45 12:05 | 13:15 | 13:30着 泊 |
大宮駅で新幹線に乗り換えた時は青空でしたが、高崎で乗り換え北へ進むほど雲が多くなり、水上駅に着いた時はすっかり曇ってしまって、残念。でもメインの明日は晴れるはずだし、天神尾根は青空の時に一度歩いているので、この時点ではまだ元気で、アタマも大丈夫でした。 |
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水上駅9時発のバスに乗って、終点ロープウエイ駅で下車。構内で身支度などして、車道を少し戻り、右の道へ入りました。 |
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田尻尾根入口は右手にあるはずですが、現在工事中のようで、ショベルカーやトラックなどの車両が何台も作業中。道標が分からず作業員に聞けば、「登山口?この道を上がって行けばあると思いますよ。」とのことで、しばらくは未舗装道路を登って行きました。 |
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花はタニウツギくらいで、味気ない砂利道。 |
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やがて上に駅舎らしいものが見えてきました。 『やっと白鷺駅だ~! よかったよかった。』 |
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近づくと、中間駅にしては大きな駅。 |
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理解するまで、しばし時間経過。思いがけず1時間半かからず天神平に着いてしまったことになるけれど、なんだかとっても損した気分。休めばいいものを『田尻尾根と同じ標高差を歩いたのに田尻尾根が未踏のままになってしまって、無駄な苦労だった・・・』と、ガックリ。そのまましばらくトボトボ進んでいました。 |
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夢でも見ている気分で呆然と振り返っても、やっぱりここは天神平らしい・・・ |
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しっとり樹林の木道を進み始めて、ようやく現在地を納得できるようになりました。 |
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見えてきた山頂方面は、やっぱりガスの中です。 |
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花盛りのイワカガミやオオカメノキなど見ながら、水平道を進んで行きます。 |
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熊穴沢ノ頭避難小屋に着き、早めのお昼にします。時々うっすら日が差すものの、すぐ翳って今日はもう晴れそうもありません。 |
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所々に短いクサリ場があります。 振り返り見る下界は青空のようで、向こうの山が羨ましい~ |
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めざす山頂は、ずっとガス。 |
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明日歩く予定の稜線もガスが迫って心配だけれど、明日は絶対晴れるはずです。 |
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岩稜帯になり、天神ザンゲ岩。晴れていれば素晴らしい眺望の休み場ですが、今日は寒いだけなので、そのまま通過。 |
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直下は階段道になり、雪解けが早かった今年は残雪もわずかなのでアイゼンなしで大丈夫です。 |
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今日の宿、肩の小屋に到着。 ガスがますます濃くなってきたので、山頂は明日にします。 |
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今日の宿泊者は20名弱でしょうか、食堂で皆さんとおしゃべりしながら過ごしました。 |
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夕方、外に出ても真っ白なままで小雪がうっすら舞っている雰囲気です。ストーブがあるのは食堂だけ。寝具も薄いシュラフなので、持っている衣類は全部着込んでもぐり込み、明日の快晴を期待して早めに就寝しました。 |