谷川岳・仙ノ倉山・平標山

たにがわだけ(1977m)・せんのくらやま(2026m)・たいらっぴょうやま(1983m)
平成28年6月2日〜4日

今日はいよいよ谷川連峰主脈縦走。朝霧の中でご来光を迎え、ブロッケンも見ることが出来て、張り切って出発しました。
稜線上の花も嬉しいけれど何より眺望が素晴らしく、特に独立峰のような万太郎山からの360度の展望に感動でした。


2016.6.3
(金)
 谷川岳
 肩の小屋
オジカ沢
ノ頭
小障子ノ頭大障子ノ頭万太郎山毛渡乗越エビス大黒
ノ頭
仙ノ倉山平標山平標
山の家
晴れ  06:15発07:20
07:25
08:00
08:10
08:5009:45
10:05
10:55
11:05
12:15
12:25
13:25
13:50
14:35
14:40
15:05着



谷川岳でご来光を迎えるため、朝食前に谷川岳の双児峰へ向かうことにします。

気温マイナス1度。トマノ耳で、朝霧の中のご来光を迎えました。今日の青空に感謝し、隣のオキノ耳へ。

谷川岳 トマノ耳
【谷川岳 トマノ耳】

オキノ耳から今日歩く予定の西側の主稜線を眺めると、なんと!ブロッケンが現れました♪
朝は西に現れるので、昔の人なら本当に西方浄土の阿弥陀如来が現れたと感動しそうですが、
現代人の私でも嬉しくて、感謝。 今日の縦走がとても楽しみになりました。


ブロッケン
【ブロッケンに感謝♪ (拡大)】

谷川岳 オキノ耳
【谷川岳 オキノ耳】

・・・マイナス気温のため、早朝の花たちは凍えて寒そうです・・・

ハクサンイチゲ

ハクサンコザクラ

ミツバオウレン

ショウジョウバカマ


一日で谷川主脈を縦走する人達は、日の出前に出発して行きましたが、私は青空の下、ゆっくり花や眺望を楽しみたいので、今日も下の山小屋泊まり。温かな朝食をいただいてからスタートすることにします。


谷川主脈縦走へ
【谷川主脈縦走へ (拡大)】

これから歩く稜線を、ゆったりと雲が流れています。
朝の爽やかな空気を胸いっぱい吸って、小屋番さんに見送られてスタートしました。


ハクサンイチゲやハクサンコザクラ、イワカガミなど点々と咲き、シラネアオイも少し咲いています。
緩やかに下って行くと中ゴー尾根の分岐で、雰囲気のある古いブリキ道標が立っていました。


中ゴー尾根分岐
【中ゴー尾根分岐】

谷川主脈
【シャクナゲ咲く稜線】


登り返すとハクサンイチゲが群生するオジカ沢ノ頭で、遠くに富士山も見えています。


オジカ沢ノ頭へ
【ハクサンイチゲ群生のオジカ沢ノ頭へ】

オジカ沢ノ頭
【オジカ沢ノ頭山頂から見る万太郎山】

俎ーのデコボコが面白いけど、下の丸いトタンのオジカ沢ノ頭避難小屋を過ぎると右へ下ります。


オジカ沢ノ頭避難小屋
【俎ーとオジカ沢ノ頭避難小屋】


正面に大きな万太郎山を見ながら、一旦下り、わずかに登り返すと小障子ノ頭です。


小障子ノ頭へ
【万太郎山見つつ まずは小障子ノ頭への下り】

小障子ノ頭
【道標の立つ小障子ノ頭】

次の大障子避難小屋が見えてきて、伸びやかな笹原の稜線は、眺めるだけでもいい気持ち。
ハクサンイチゲはずっと続き、避難小屋の先からも緩やかなアップダウンを繰り返して大障子ノ頭です。


大障子ノ頭へ
【緩やかなアップダウンで大障子ノ頭へ (拡大)】

大障子ノ頭
【大障子ノ頭】

大障子ノ頭からはちょっと滑りやすい岩場も現れたので、注意しながらの急下りです。


万太郎山へ
【急降下して、万太郎山へ (拡大)】

万太郎山への登りもけっこうな急登ですが、遠くの富士山や足元のハクサンイチゲ、
ナエバキスミレ、シラネアオイなど愛でながらゆっくり登って行きました。


ハクサンイチゲ群生
【ハクサンイチゲ群生 遠くに富士山 (拡大)】

シラネアオイ
【シラネアオイ愛でつつ 急登へ】

吾策新道分岐
【吾策新道分岐を振り返る (拡大)】

登り切った所は吾策新道の分岐で、ここからの眺望もまた素晴らしい〜♪

谷川岳山塊の左に隠れていた巻機山方面がどんどん見えてきて、どれがどれか分からないけど、素晴らしい眺めで感動です。


分岐からハイマツとシャクナゲの楽しいヤセ尾根を進んで行くと、万太郎山の山頂に着きました。


ヤセ尾根
【ハイマツとシャクナゲのヤセ尾根】

万太郎山 山頂
【素晴らしい眺望の万太郎山 山頂】

越後湯沢から巻機山方面、今日歩いてきた谷川岳からの稜線を眺める楽しいひととき。


谷川岳方面
【谷川岳方面 (拡大)】

東側の大きな山並みはどれも同じ姿に見えるけど、地図を見れば武尊山〜皇海山〜赤城山かな・・・?


皇海山〜赤城山
【東側の遠くの山並みは、たぶん武尊山〜皇海山〜赤城山 (拡大)】

万太郎山からの下りもヤセ尾根で、シャクナゲが多く、まだきれいな花もいっぱいいました。


仙ノ倉山見つつ
【仙ノ倉山見つつ、ヤセ尾根を下る】

万太郎山
【振り返る万太郎山】

谷川主脈縦走の中で、万太郎山という山は標高では4番目だけれど、独立峰のような雰囲気。
素晴らしい眺望と楽しいヤセ尾根の山で、今日一番のお気に入りの山となりました。

尾根が緩やかになるとハクサンイチゲが群生。

これから向かう仙ノ倉山の奥には、私でも分かる苗場山が見えています。あの山もいつか行きたい。


ハクサンイチゲ群生
【ハクサンイチゲ群生 (拡大)】


ナエバキスミレ

シロバナイワカガミ

シラネアオイ

ミヤマキンバイ


東俣ノ頭手前から右へ。 正面にエビス大黒ノ頭と平標山を見ながらの、伸びやかな笹原。
こうして見るとエビス大黒ノ頭もなかなかスマートな山で、この下りもなんて気持ちいいんでしょう〜♪


エビス大黒ノ頭と平標山へ
【エビス大黒ノ頭と平標山へ (拡大)】

越路避難小屋へ
【越路避難小屋へ (拡大)】

シラネアオイもちらほら見れて嬉しいけれど、下った毛越乗越からはまたアップダウンが待っています。


仙ノ倉山眺めつつ
【シラネアオイ愛でつつ 仙ノ倉山眺めつつ】

毛越乗越へ
【毛越乗越へ下って 登り返す (拡大)】

万太郎山から400m下り、300mの登り返しでエビス大黒ノ頭に到着しました。
万太郎山から北に下っている吾策新道の尾根もちょっと魅力的です。


エビス大黒ノ頭から眺める
【エビス大黒ノ頭から眺める 越後湯沢スキー場〜巻機山方面〜万太郎山 (拡大)】

平標山は仙ノ倉山に隠れていますが、明日歩く大源太山との間に、平標山の家が小さく見えています。


大源太山〜平標山の家〜仙ノ倉山
【大源太山〜平標山の家〜仙ノ倉山 (拡大)】

エビス大黒ノ頭から急下りし、登り返すと途中にエビス避難小屋がありました。


エビス大黒ノ頭と避難小屋
【振り返るエビス大黒ノ頭と避難小屋(拡大)】

急登で上がった稜線の、更に奥が仙ノ倉山の山頂でした。広い山頂で、残り半分のお昼にします。
平標山へは庭園のような木道歩きですが、周辺にはシャクナゲが多く、まだきれいな株も残っていました。


仙ノ倉山 山頂
【仙ノ倉山 山頂】

平標山へ
【シャクナゲ咲く木段道を平標山へ】

 

シャクナゲ

ミネザクラ

ハクサンコザクラ・イチゲ

チングルマ


平標山花畑にはハクサンコザクラもちらほら咲いていますが、今朝の霜のため元気がありません。
ハクサンイチゲはどこでも元気で、チングルマがもう咲き始めていてビックリしました。
平標山は四方に分岐し、平標新道は池塘が見えて魅力的ですが、次は松手山コースを歩いてみたい。


平標山手前の花畑
【平標山手前の花畑と、明日歩く大源太山】

平標山 山頂
【平標山 山頂】

今日の宿、平標山の家へ向かいます。予約した際、夕食が必要な場合は3時までに着くようにと言われていたのを思い出し、ここからの階段道は真っ直ぐ下りましたが、終盤のシャクナゲやイワカガミなど、花も多いコースでした。


平標山の家へ
【平標山の家へ】

平標山の家まで続く階段道
【平標山の家まで続く階段道】

 

イワイチョウ

タテヤマリンドウ

ワタスゲ

イワカガミ


低木帯に入ると、間もなく数張限定の小さなテント場もある平標山の家に到着。
ここは水が常時流れているようで、隣接してトイレ付きのきれいな避難小屋もありました。


平標山の家
【平標山の家】

平標山の家の夕食
【平標山の家 山菜中心の夕食】

平標山と仙ノ倉山の眺めがいいベンチがあり、雰囲気のいい山小屋です。
今日の宿泊者は8名で、静かな夕暮れ。 樹林の中に夕陽が沈んでいきました。



【夕陽】


【残照の仙ノ倉山】


谷川連峰主脈縦走は、すご〜く気持ちのいい笹原下りと、けっこう大変な登りが交互に続く稜線歩きでした。爽やかな青空で素晴らしい眺望に恵まれ、心配した虫も見かけず、とても充実した楽しい一日でした。明日は、週末でも静かそうな樹林の尾根道を歩こうと思います。



 谷川連峰主脈の花々




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