真名井北稜・川苔山

かわのりやま(1363m)


真名井北稜のアカヤシオと、川苔谷のミツバツツジを見に行こうと思って家を出ましたが、
川苔山の登山道にはまだ幾つか通行止めがあったので、帰路は久し振りの赤杭尾根を下りました。


2014.4.26
(土)
 上日向第一
伐採地
大規模
伐採地
大岩1168m真名井沢ノ頭川苔山赤杭尾根
分岐
赤久奈山ズマド山川井駅
晴れ  07:55着
 07:55発
08:4009:20
09:30
10:40
10:45
11:00
11:15
11:30
11:35
12:10
12:45
13:1014:15
14:20
15:10
15:15
16:30着
16:43発



今年はツツジ類の花付きがいいようなので、3年前同様、真名井北稜でアカヤシオを見て、ミツバツツジの咲く川苔谷へ下りる予定でしたが、電車で地図を見ていたら曲ヶ谷右岸尾根も気になり、あれこれ思案。

青梅線に乗り換えると、なんと、またまた金森さんとバッタリ。先週のオフ会でお会いしたばかりなのに、ひょっとして同じ山? お互い探り合いの雰囲気で、金森さんは恐る恐る(笑)「真名井北稜ですけど・・・」
やっぱり〜! 誠に申し訳ないけど、「私も真名井北稜です。」(笑)


もうGWなので、さすがに通行止めは解除されたと油断していましたが、川乗橋への道はまだ通行止めとのこと。どうしようか考えていたら、目の前を移動していく女性は・・・もしやcyu2さん?
cyu2さんも先々週サルギ尾根でバッタリしたばかり。続けてのバッタリに可笑しいやら嬉しいやらでしたが、今日はお一人の様子。そこで「一緒に真名井北稜に行かない?」と誘ったのですが、「明日も山なので、今日は軽い山へ」と、あっさりフラれてしまい、高水三山の軍畑で降りて行かれました。


シダレヤマザクラ?
【シダレヤマザクラ? (拡大)】

川井駅バス停は橋の先、青梅街道沿いに移転していました。7:41発の上日向行きに乗り終点で下車。

路肩に咲く自然な雰囲気の枝垂れ桜は、植栽ではなくヤマザクラでしょうか、青空に優しい色合いが素敵でした。

真名井橋を渡り、右へ折れれば真名井北稜の取り付きです。3年前は一人でしたが、今日は先客さんもいて、熊の心配はなさそう。

しばらくは植林の急登で、ちらほらとスミレが咲いています。

真名井北稜
【真名井北稜 入口】
1002m点
【新しい?第1伐採地】

40号鉄塔を過ぎると、間もなく小さな伐採地に出ました。3年前にはなかったはず(多分)なので、比較的新しい伐採地です。


41号鉄塔の先にも小さな伐採地があり、気持ちのいい広めの雑木林の尾根からは隣の都県境尾根が見えていました。

更に42号鉄塔の先にも中規模の伐採地があり、周辺の萌黄色にはミツバツツジも混じってきれいです。

1168m点へ
【第3伐採地 萌黄色】
伐採地から見る赤杭尾根
【伐採地から見る赤杭尾根 (拡大)】

その先で大規模な伐採地に出ました。向かいの赤杭尾根の山肌にも、ほんのりピンクが点在。

奥の山は「真名井沢ノ頭」かと思っていましたが、後日金森さんがカシミールで調べて下さって「エビ小屋山」と判明しました。ちょっと分かり難かったので、これでスッキリ。

伐採地はススキが増えていましたが、アケボノスミレやいい匂いのニオイタチツボスミレがいました。




マルバスミレ

エイザンスミレ

フモトスミレ

アケボノスミレ

伐採地を過ぎると明るい自然林の尾根になり、ミツバツツジが増えてきました。
3年前より多い雰囲気で、あちこちピンクがきれいですが、明るすぎて写真では分かりにくです。


ミツバツツジ
【ミツバツツジ (拡大)】

真名井北稜
【真名井北稜】

アセビも増えてきて、やがて右へカーブ。
巡視路プラ階段を上ると、露岩と落ち葉いっぱいの滑りやすい急登です。


真名井北稜 急登
【急登】
1002m点
【1002m点を振り返る】

尾根に上がったところが1002m点で、ここから左へ進みます。前回あった手書き道標がなくなっていて、帰路は要注意の所です。

1000m超えたら、まだ芽吹き前。
木々に透けて見える1168m点へ向かいます。

途中の小ピークにはアカヤシオも咲いていますが、もう終わりかけ。巻き道になっているので気づかず過ぎてしまうこともありそうです。

1168m点へ
【1168m点へ】

大岩付近のアカヤシオはきれいでした。岩の上に乗ってみると崖のアカヤシオは花いっぱいです。


大岩のアカヤシオ
【大岩のアカヤシオ (拡大)】

大岩
【大岩】

1168m点
【1168m点】

すぐ先が1168m点で、急登ですが、ここは巻かずにピークへ。

北側に奥武蔵方面が見え、曲ヶ谷沢沿いにアカヤシオが多いのですが、終わりかけの木もあります。

全体に落花は少なく、蕾もあるので時期としてはいいのでしょうけど、3年前と比べるとちょっと寂しい雰囲気でした。

奥武蔵方面
【奥武蔵方面 (拡大)】
イワウチワ
【イワウチワ】

でも足元には小さなイワウチワの葉が点在。
わずかに花も残っていて、嬉しい。


周辺のアカヤシオのなかには鮮やかな色合いのアカヤシオもいました。
まろやかな花びらや、雅な色合いが素敵な花です。


アカヤシオ
【アカヤシオ (拡大)】

鮮やかなアカヤシオ
【鮮やかなアカヤシオ (拡大)】

真名井北稜
【真名井北稜 小さな残雪】

その先は尾根が広がり、気持ちのいい落ち葉の林。
こんな日当たりのいい尾根にも僅かながら残雪があり、またまた2月の大雪を思い出してしまいました。

シロヤシオと思われる木には、まだ蕾の気配すらありません。

すっかりスズタケの消えた尾根を進んで、真名井沢ノ頭に飛び出しました。帰路が決まらぬまま、とりあえず川苔山へ向かいます。

真名井沢ノ頭
【真名井沢ノ頭】
曲ヶ谷北峰
【曲ヶ谷北峰から川苔山へ】

曲ヶ谷北峰に出て、目の前の長沢背稜を眺めてから川苔山へ向かいます。

川苔谷分岐には「雪渓崩落のため危険、通行禁止」のロープが張ってありました。

それでも舟井戸方面から次々到着して、山頂はけっこう賑わっています。足毛岩方面も通行禁止のロープが張られていました。霞んだ雲取山方面を見ながらお昼。

金森さんは赤杭尾根を下山とのこと。またまたマネして申し訳ないけど、私も久し振りに赤杭尾根を下ることにしました。

川苔山
【川苔山】


ニオイタチツボスミレ・・・

ナガバノスミレサイシン

ヤマエンゴサク(ピンク)

ヤマエンゴサク

曲ヶ谷北峰から見る蕎麦粒山
【曲ヶ谷北峰から見る蕎麦粒山】

曲ヶ谷北峰に戻り、もう一度蕎麦粒山や三ツドッケを眺めてから下山開始。

先ほどの真名井沢ノ頭から赤杭尾根へ進みます。この尾根を歩いたのは10年以上前。

去年の台風か今回の大雪の影響でしょうか、一部に倒木の多い所がありました。

その先はニリンソウやカタクリが少し咲いています。

赤杭尾根
【赤杭尾根 倒木多し】
赤杭尾根 
【登山道と林道】

途中から林道になり、少し先で登山道と交差しています。久し振りの私はビックリ。後ろから来た方達も戸惑った様子でした。

南側の山腹道になると、見晴らしのいい所に来ました。ここは見覚えがあり、振り返って見える山は本仁田山だそうです。

振り返れば本仁田山
【振り返れば本仁田山】
赤久奈山
【赤久奈山】

赤久奈山に着きました。樹林に囲まれ展望がないのは以前と同じです。

植林と雑木林が交互に現れる赤杭尾根。雑木林になるとスミレやカタクリがちらほら咲いていました。

赤杭尾根
【淡い新緑の赤杭尾根】


ニリンソウ

カタクリ

カタクリ姉妹

ヒナスミレ

古里駅分岐では直進して、まだ行ったことのないズマド山経由で下ります。
手前のピークには「頭窓山北峰」、奥の三角点には「ズマド山」の山名札が掛かっていました。


頭窓山 北峰
【頭窓山 北峰】

頭窓山
【ズマド山】

ズマド山から急下り
【ズマド山から急下り】

ズマド山からはかなりの急下り。転がり落ちないように慎重に下ります。



急下りが終わるとスミレが多くなってきました。
オトメスミレと間違えたシロバナタチツボスミレ。
きれいな色に撮ってあげられなかったけど、マキノスミレはいっぱい咲いていて嬉しい。



マキノスミレ

シロバナタチツボスミレ

マキノスミレ

マキノスミレ

途中から尾根を外れて里に向かったら、ちょっとヘンな所に出てしまいました。下に川井駅の大きな橋が見えているので、迷いつつも適当に下ったら、朝のバス停近くに出ました。



【川井駅へ】

【オ・・・スミレ?】

ところで、今回初めて見たスミレがいました。
金森さんが見つけたギザギザ葉のスミレ。

ちょっと萎んだ花になってしまっていたけれど、もしかしたらオ・・・スミレでしょうか? 
初めてのスミレさんに嬉しくなりました。


真名井北稜のミツバツツジは花付きが良く、萌黄色の中できれいに咲いていました。期待したアカヤシオはやや少なめに感じましたが、時期としてはちょうど良かったような気がします。終日オジャマムシで申し訳なかったけれど、久し振りの赤杭尾根はいろいろなスミレが見れて楽しい一日でした。




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