川苔山の東に伸びる真名井北稜は、自然林いっぱいの静かな尾根です。
アカヤシオが見頃のようなので、久し振りに行ってみることにしました。
2011.4.30 (土) | 上日向 | → | 真名井北稜 登山口 | → | 伐採地 | → | 大岩 | → | 1168m | → | 真名井沢 ノ頭 | → | 川苔山 | → | 足毛岩 ノ肩 | → | 百尋ノ滝 | → | 竜王橋 | → | 川苔橋 |
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曇り 一時晴れ |
07:52着 07:52発 | 08:00 | 09:05 09:10 | 10:20 10:30 | 10:40 10:55 | 11:12 | 11:45 12:45 | 13:05 13:15 | 14:30 14:50 | 15:35 | 16:05着 16:28発 |
真名井北稜へは7年前に行ったことがあり、とても静かな自然林で気に入った稜線でした。しかし登って間もなく、全く人の気配ない緑一色の霧深い山でアヤしげな動物の唸り声を2度聞いていました。 |
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真名井橋の先で右へ折れ、黄色の標柱のある北稜入口まで来ました。ヤマブキが咲いています。 |
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杉林を斜めに上がって、自然林の尾根に出ました。前回あった「真名井北稜入口」がなくなっていました。お守りのようなあの「木彫り山名札」。どんどん消えていくのは寂しい。 |
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片側植林を更に進んで41号の横を過ぎると、左側が真名井沢の自然林。前回熊らしい唸り声を聞いたのはこの辺だったような気がします。 |
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次の42号鉄塔の下を抜けて右上へ進み、少し行くと、自然林の広い尾根に出ました。芽吹いたばかりなので、今日は北側の尾根が見えています。 |
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更に進んで大きな伐採地に出ました。今はカヤトが広がって、何やら植栽されています。向かいは相変わらず痛々しい姿の赤杭尾根。今日はヤマザクラがぽっぽっと咲いていました。 |
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アセビのトンネルになりました。右に巻き道のある高みにはアカヤシオの花びらが散っていました。 |
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やがて露岩混じりの急登で、黒プラ階段の途中に「←43号・45号→ 鉄塔に至る」の黄柱。木の根や幹に掴まりながら、しばし急登。 |
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やがて尾根に乗って右からの支尾根と合流。幹に「上日向→」と書かれたテープが巻かれています。今回見た唯一の案内表示。 |
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広い尾根からアセビのヤセ尾根になり、巻き道もある小ピークにはアカヤシオが少し咲いていました。ここの花はまだきれいです。 |
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ズルズルの落ち葉急坂を登って行くと大岩が見えてきて、アカヤシオが咲いています。横を上がって、岩の上でアカヤシオを愛でつつ休憩。蕾もあり、このあたりから見頃になってきました。 |
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1168mへの登りが最後の急登。露岩のある急坂で、ここも岩や木に掴まりながらよじ登って行きます。 |
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1168m点は狭いヤセピーク。下に伸びる曲り尾根に以前あった「きけん。立入禁止」の黄色テープがなくなっていました。 |
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アカヤシオは1168mピークまでで、短いヤセ尾根を過ぎると右に広葉樹林帯が現れました。今はまだ芽吹き前。こんな所あったっけ? |
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スズタケはすっかりなくなっていて、真名井沢ノ頭に着きました。あの時も、その前年に見た木彫り山名札がなくなっていてがっかりした記憶があります。 |
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曲ヶ谷北峰まで上がると展望も広がり、三ツドッケや蕎麦粒山が見渡せます。 |
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川苔山山頂に到着。 |
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踊り平のアカヤシオも気になりましたが、足毛岩にもアカヤシオが咲くと聞いていたので、今日は川乗橋へ下りることにしました。 |
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足毛岩の肩は三叉路ですが、大ダワ方面は工事中で通行禁止になっています。 |
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肩に戻って、カラマツ林の山腹道。もう少し経てば、青緑の清々しい林になることでしょう。 |
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対岸から足毛岩に咲くアカヤシオを眺めつつ下って行くと、今度はミツバツツジが現れました。 |
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【百尋ノ滝】 |
百尋ノ滝が見えて来ました。時間はたっぷりあるので、寄って行きます。 |
下るにつれ緑は鮮やかになり、瑞々しい川乗谷を下って行きます。 |
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細倉橋に出ると、あとは車道。竜王橋まで来ると谷も広がります。 |
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川乗橋バス停に到着。 |
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久し振りの真名井北稜はやっぱり静かな道で、アカヤシオをゆっくり楽しめました。川苔山は相変わらずの大人気で仰天。人が多い百尋ノ滝ルートですが、午後は静かで日差しも降り注ぎ、とてもいい道でした。今度は紅葉の頃にまた歩きたいと思います。 |
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そして・・・川苔山へは何度も行った気がしていましたが、調べてみれば真名井北稜は7年ぶり、百尋ノ滝ルートは8年ぶり。随分長いこと来てなかったんだなあ~と、びっくり。最近はその年に登ったことを忘れて同じ年に2度も登ってびっくりしたり、何年も前に登った山がついこの間登ったような感覚で思い出される。母みたい・・・ これって、かなりアブナイ症状なのでは。まだ若いのに(?)、今からこんなで、どうしよう。同年代の他の方って、どうなのかしら・・・ |
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