雲取山・奥後山

くもとりやま(2017m)・おくうしろやま(1466m)
平成25年11月1日〜2日

雲取山の山頂から白い富士山を見て、今日こそヨモギ尾根を歩きます。
『水場下の分岐は、右!!』を念頭に、紅葉も楽しみに雲取山荘を出発しました。


2013.11.2
(土)
 雲取山荘雲取山奥多摩
小屋
ヨモギ尾根
1600m付近
奥後山1500m
付近
1400m
付近
ヨモギ尾根
入口
塩沢橋お祭
晴れのち曇り  06:10発06:40
06:55
07:40
07:45
08:45
09:05
09:25
09:55
10:25
11:05
11:20
11:35
12:35
12:45
12:5514:10着
14:28発



まだ真っ暗な5時からの朝食後、山荘横で日の出を待ちました。下界は一面の雲海のようです。

日の出
【日の出】

上空は快晴ですが今日は北風が強く、気温は4度くらい。かなり冷え込んでいました。
雲取山山頂からは、白い姿に戻った富士山が薄雲の中に浮かぶように見えていて、とても優雅。


雲取山 山頂
【雲取山 山頂 (拡大)】

富士山
【富士山 (拡大)】

黄葉のカラマツ林。薄雲が少しずつ上がってくるので、富士山もだんだん霞んできました。


富士山見つつ
【富士山見つつ (拡大)】
石尾根のカラマツ林
【石尾根のカラマツ林】

小雲取山からの急下り。カラマツ林や遠くの尾根の上に見える富士山は、肉眼ではなんとか見えていましたが、写真ではすっかり霞んでいます。

ヨモギの頭でちょっと周辺を偵察し、奥多摩小屋の前でだいぶ年季の入ってきたトトロに挨拶して、下山開始。

奥多摩小屋のトトロ
【奥多摩小屋のトトロ】

水場を過ぎ、少し下るとあの分岐です。手作り道標がまた新しい道標に変わっていました。
昨年は、ここで道標を見たにも拘らず、とんだ思い込み違いで「→」へ行ってしまい、
存在すら知らなかった尾根を下ってしまいました。今日は心して「←」へ進みます。


水場下の分岐
【水場下の分岐】

新しい道標
【新しい道標】

ヨモギ尾根へ
【ヨモギ尾根へ】

ヨモギ尾根へ向けて、しばらくは南面トラバース道。風も当たらず、朝日の差し込む明るい道で黄葉もきれいです。


通行止めになっている三条ダルミへの分岐を過ぎると、赤い紅葉が増えてきました。
朝日が当たって鮮やかな赤や黄。この先の紅葉にも期待が膨らみ、ワクワク・ルンルン・ニッコニコ。


黄葉
【黄葉】

紅葉
【紅葉】

ヨモギ尾根に乗ると、飛竜山方面の稜線や隣の尾根が見えてきました。あちらも紅葉のモザイクがとてもきれいです。


水無尾根?
【水無尾根? (拡大)】
ヨモギ尾根
【ヨモギ尾根】

尾根上は色づいた木々がずっと続き、足元には真っ赤な落ち葉も所々で広がっています。


やがてカエデの木々が多くなり、朝日を浴びた赤や黄色がいっぱいになりました。
今日はバスまで時間がたっぷりあるので、ザックを下ろしてゆっくり鑑賞タイム。


黄葉
【黄葉 (拡大)】

紅葉
【紅葉 (拡大)】

カエデ林が過ぎると穏やかな色彩になり、
このしっとりした風情も趣があっていいですね〜


癒しの彩り
【癒しの彩り (拡大)】
奥後山 山頂
【奥後山 山頂】

緩やかな尾根が続き、木々に囲まれた平坦地に「奥後山」の木彫り山名札が置かれていました。

『え〜っ もう奥後山? もっと先にいてくれたらいいのに・・・』 この尾根は素敵なので、もっともっと長く続いて欲しい。

「お祭」バス時刻は10:48の次は14:28。何しろ今日は時間がたっぷりあり過ぎるのです。

ちょっと進むと、また真っ赤な森になってきました。 またまたザックを下ろして、ゆっくりティータイム。

こんな素敵な尾根なのに、私ひとり。もったいなくて申し訳ないみたい。

紅葉の奥後山
【紅葉の奥後山 (拡大)】

両側は錦絵のような色彩に溢れる華麗な森で、素晴らしいヨモギ尾根です。

紅葉のヨモギ尾根
【紅葉のヨモギ尾根】

黄葉のヨモギ尾根
【黄葉のヨモギ尾根 (拡大)】

その先はまた黄葉の森。華やかさに心躍るところもあれば、優しい彩りにほっと癒されるところもあって、本当にすてきな尾根道が続きます。

台風の影響でしょうか、倒木も多く、幹の途中でポッキリと折れたばかりのような新しい傷跡が痛々しい。

折れた大木
【折れた大木】
静かな紅葉の森
【静かな紅葉と落ち葉の森 (拡大)】

奥後山からもしばらくは緩やかな下りで、やがて尾根が少し広がってきました。

この辺りまで下がると、紅葉の色づきも落ち着いた雰囲気。落ち葉いっぱいの誰もいない静かな森なので、ここでゆっくりする事にしました。


風もなく寒くもなく、暖かな陽だまり。落ち葉に寝転び、まどろむひとときは至福の時間です。


見上げれば
【寝転んで、見上げれば・・・ (拡大)】

色いろいろ
【色 いろいろ (拡大)】

ジグザグ下り
【大きなジグザグ下り (拡大)】

そろそろ下山開始。南東へ下るあたりから勾配が出てきて、大きな折り返し道になりました。

以前は何もないマイナールートだったようですが、最近は聞いていたとおりテープや手製道標もあるのであまり迷うこともありません。


明るい黄葉や赤いカエデもまだ続き、緩やかな下りから
本格的な下りになりそうなので、最後の休憩で簡単お昼にしました。


黄葉
【黄葉 (拡大)】

紅葉
【紅葉 (拡大)】

鉢焼場尾根の下りは落ち葉でちょっと分かりづらい所もあるけれど、所々のテープを見つけて下って行きます。

やがて巡視路分岐になり、右(西)へ進みました。左へ伸びる巡視路は昨年間違えて歩いた奥甚助クボへ通じていると思われます。地図に黒破線で記されている道で、途中で折返せば遠回りながら塩沢橋へも行けます。


巡視路分岐
【巡視路分岐を振り返る】

この辺で登って来る単独男性とすれ違いました。丹波のバスは奥多摩駅9:30発なので、この時間から登ることになってしまうのでしょう。もっと早いバスがあると本当に便利で利用者も多いと思うのですが・・・


作業道分岐
【三条ノ湯への作業道分岐を振り返る】

その先の植林で折り返し、左(東)へ進むと今度は三条ノ湯方面への作業道との分岐です。ここにも道標があるので本当に助かります。

途中、倒木や崩れた桟道に注意して進み、尾根から外れて左へ進むと奥甚助からの巡視路と合流します。去年はここに出てきました。右下が塩沢です。

巡視路と合流
【巡視路と合流】

ヨモギ尾根入口に降り立ち、下の塩沢に下りて勢いのいい沢の流れを見ながら、しばし時間調整。


ヨモギ尾根入口
【ヨモギ尾根入口】

塩沢橋へ
【塩沢橋へ】

あとは長い後山林道歩きです。色づき始めのカエデが鮮やかでした。


後山川
【色づく後山川】

後山林道
【後山林道 紅葉】

バス通りに出て、少し進めばお祭バス停です。男性が一人待っているだけで、途中からもさほど乗ってこなかったので空いていました。


後山林道入口
【後山林道入口】


念願のヨモギ尾根は1500m前後の緩やかな稜線が続くので、紅葉もずっと続いて素晴らしい尾根でした。今回は往復とも林道歩きが長いのが難点ですが、どちらも静かで素敵なルートでした。今度は登りに歩いてみたいと思います。丹波行きのバスがもっと早いと嬉しいのですが・・・




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