雲取山の山頂から白い富士山を見て、今日こそヨモギ尾根を歩きます。
『水場下の分岐は、右!!』を念頭に、紅葉も楽しみに雲取山荘を出発しました。
2013.11.2 (土) | 雲取山荘 | → | 雲取山 | → | 奥多摩 小屋 | → | ヨモギ尾根 1600m付近 | → | 奥後山 | → | 1500m 付近 | → | 1400m 付近 | → | ヨモギ尾根 入口 | → | 塩沢橋 | → | お祭 |
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晴れのち曇り | 06:10発 | 06:40 06:55 | 07:40 07:45 | 08:45 09:05 | 09:25 09:55 | 10:25 11:05 | 11:20 11:35 | 12:35 12:45 | 12:55 | 14:10着 14:28発 |
まだ真っ暗な5時からの朝食後、山荘横で日の出を待ちました。下界は一面の雲海のようです。 |
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上空は快晴ですが今日は北風が強く、気温は4度くらい。かなり冷え込んでいました。 |
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黄葉のカラマツ林。薄雲が少しずつ上がってくるので、富士山もだんだん霞んできました。 |
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小雲取山からの急下り。カラマツ林や遠くの尾根の上に見える富士山は、肉眼では何とか見えていましたが写真ではすっかり霞んでいます。 |
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ヨモギの頭でちょっと周辺を偵察し、奥多摩小屋の前でだいぶ年季の入ってきたトトロに挨拶して、下山開始。 |
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水場を過ぎ、少し下るとあの分岐です。手作り道標がまた新しい道標に変わっていました。 |
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ヨモギ尾根へ向けて、しばらくは南面トラバース道。風も当たらず、朝日の差し込む明るい道で黄葉もきれいです。 |
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通行止めになっている三条ダルミへの分岐を過ぎると、赤い紅葉が増えてきました。 |
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ヨモギ尾根に乗ると、飛竜山方面の稜線や隣の尾根が見えてきました。あちらも紅葉のモザイクがとてもきれいです。 |
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尾根上は色づいた木々がずっと続き、足元には真っ赤な落ち葉も所々で広がっています。 |
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やがてカエデの木々が多くなり、朝日を浴びた赤や黄色がいっぱいになりました。 |
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カエデ林が過ぎると穏やかな色彩になり、 |
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緩やかな尾根が続き、木々に囲まれた平坦地に「奥後山」の木彫り山名札。 |
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ちょっと進むと、また真っ赤な森になってきました。 またまたザックを下ろして、ゆっくりティータイム。 |
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両側は錦絵のような色彩に溢れる華麗な森で、素晴らしいヨモギ尾根です。 【紅葉のヨモギ尾根】 |
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その先はまた黄葉の森。華やかさに心躍るところもあれば、優しい彩りにほっと癒されるところもあり、本当に素敵な尾根道が続きます。 |
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台風の影響でしょうか、倒木も多く、幹の途中でポッキリと折れたばかりのような新しい傷跡が痛々しい。 |
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奥後山からもしばらくは緩やかな下りで、やがて尾根が少し広がってきました。 |
風もなく寒くもなく、暖かな陽だまり。落ち葉に寝転び、まどろむひとときは至福の時間です。 |
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そろそろ下山開始。南東へ下るあたりから勾配が出てきて、大きな折り返し道になりました。 |
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明るい黄葉や赤いカエデもまだ続き、緩やかな下りから |
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鉢焼場尾根の下りは落ち葉でちょっと分かりづらい所もあるけれど、所々のテープを見つけて下って行きます。 |
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この辺で登って来る単独男性とすれ違いました。丹波のバスは奥多摩駅9:30発なので、この時間から登ることになってしまうのでしょう。もっと早いバスがあると本当に便利で利用者も多いと思うのですが・・・ |
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その先の植林で折り返し、左(東)へ進むと今度は三条ノ湯方面への作業道との分岐です。ここにも道標があるので本当に助かります。 |
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途中、倒木や崩れた桟道に注意して進み、尾根から外れて左へ進むと奥甚助からの巡視路と合流します。去年はここに出てきました。右下が塩沢です。 |
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ヨモギ尾根入口に降り立ち、塩沢に下りて勢いのいい沢の流れを見ながら、しばし時間調整。 |
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あとは長い後山林道歩きです。色づき始めのカエデが鮮やかでした。 |
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バス通りに出て、少し進めばお祭バス停です。男性が一人待っているだけで、途中からもさほど乗ってこなかったので空いていました。 |
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念願のヨモギ尾根は1500m前後の緩やかな稜線が続くので、紅葉もずっと続いて素晴らしい尾根でした。今回は往復とも林道歩きが長いのが難点ですが、どちらも静かで素敵なルートでした。今度は登りに歩いてみたいと思います。丹波行きのバスがもっと早いと嬉しいのですが・・・ |