連休は天気が安定せず、あれこれ迷ってアクセスの楽な八ヶ岳へ行きました。
概ね曇りでしたが、朝だけは南アルプスや北アルプスも見えてホッとしました。
2013.7.15-16 (祝・火) | 美濃戸口 | → | 美濃戸 山荘 | → | 行者 小屋 | → | 地蔵ノ頭 | → | 赤岳 天望荘 | → | 赤岳 | → | 赤岳 天望荘 | → | 横岳 | → | 硫黄岳 | → | 赤岳 鉱泉 | → | 沢遊び | → | 美濃戸口 |
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曇り 翌朝、青空 |
10:10着 10:10発 | 11:00 11:10 | 13:25 13:40 | 14:45 14:50 | 14:55泊 04:50発 | 05:20 05:35 | 05:55 06:45 | 08:10 08:30 | 09:30 10:00 | 11:05 11:30 | 12:45 13:10 | 14:25着 14:45発 |
茅野駅9:35発の美濃戸行きに乗車。連休最終日なので登山者は数名だけ。終点で降り、林道を行くと薄紫の小花が数ヶ所で群生しています。 |
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薄日の当たる林道には、アブでしょうか大きな羽虫が多いので、耳たぶや首筋に今日もタイガーバームを塗りました。近づいてもすぐ離れて行くように感じるし、スースー涼しく感じます。が、いずれにせよ鬱陶しい存在ですね。 |
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今回も南沢へ進みましたが、今日はイマイチ調子が出ない。途中から急登になり、『南沢に、こんな急登、あったっけ?道が変わったの?』と思いましたが、変わった訳ではないようでした。相変わらず、いい加減な記憶です。途中の沢沿いで、しばし休憩。苔むすシラビソ林が、『これぞ八ヶ岳』といった雰囲気です。 |
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シロバナヘビイチゴの白い小花があちこちで群生し、眺めながら進めば行者小屋に到着。ガスに隠れそうな赤岳見つつ、お昼にしました。 |
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今回は、まだ歩いたことのない地蔵尾根を登ります。行者小屋の裏手の分岐から登ると、曲がりくねったダケカンバ。何やら芸術的で器用な形になっていて、生き物のようでした。 |
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キバナノコマノツメや咲き残りのイワカガミなど見ながら登って行くと、やがて岩場の急登。 |
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稜線のお地蔵様は知っていましたが、途中にも祀られていました。手を合わせ、無事な通過に感謝。 |
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地蔵の頭に着き、稜線に出ました。横岳も赤岳もガスの中ですが、雨にならずによかった。 |
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地蔵の頭からは狭い岩稜。 |
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今夜の宿は赤岳天望荘。小屋下は花畑になっていましたが、ウルップソウはほぼ終わり。食堂の窓の下の斜面にはコマクサが遠くまで群生していましたが、窓からはよく見えずに残念でした。 |
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そして『ツクモグサが穂になってる~!』 |
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赤岳天望荘は朝夕食ともバイキング。山小屋なので品数は限られていますが、コーヒー・お茶も自由なので嬉しいでした。連休二日は食事も6回でかなり混雑したようですが、最終日の今日は20数名でゆったり寛げました。出勤日が減って、静かな小屋利用が出来るのは嬉しいです。 |
・・・・・・・・・ 16日 ・・・・・・・・・ |
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朝になりました。が、やはりガスです。 |
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小屋に戻り、朝食を頂いてから出発。 |
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奥の院まで横岳の岩稜帯で、二十三夜峰・日ノ岳・鉾岳などハシゴやクサリ場が続きます。 |
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振り返る赤岳~阿弥陀岳が素晴らしく、甲斐駒も見えて来て何度も振り返ってしまいます。 |
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雲海の先にうっすら浮かんでいた富士山も、シルエットがはっきりしてきました。 |
そして雲は多いものの遠望は利いて、北アルプスも稜線がきれいに見えていました。 【北アルプス方面】 |
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岩稜帯には所々小さな花畑もあり、ミヤマシオガマのピンク、オヤマノエンドウの紫、チョウノスケソウの白など小花が散らばっていますが、全体的にやはり少なめな印象でした。 |
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海ノ口方面への杣添尾根が分岐する三叉峰のルートは山頂のすぐ下を巻くようについています。 |
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10分ほどで横岳です。 |
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横岳の山頂から振り返れば、遠くに富士山。そして目の前の赤岳が一段と鋭い姿。 【横岳から眺める赤岳~阿弥陀岳】 |
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そして、向こうに見える硫黄岳の山頂広場。 |
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次の台座の頭へ向かう途中は、左側に注意。 |
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台座の頭からザレザレ下りの両側はコマクサの群生地。ネット等でしっかり保護されています。 |
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硫黄岳山荘まで緩やかに下ったあとは、登り返しですが、何やらガスが・・・ |
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そして着いた硫黄岳の山頂。 |
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赤岩の頭まで下りれば、あとは樹林帯を下るだけ。 赤岳鉱泉で昼食。 |
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堰堤を過ぎ、林道に出るとまたアブの襲来で、少し進むと左手の川原に人がいます。 |
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美濃戸口に近づくと薄日も差してきて、暑い。ソフトクリームを買ってバスを待ちました。天気と地図とアクセス調べと、行き先にさんざん迷って疲れ果て、ともかく出かけた今回の八ヶ岳でしたが、やはり山はいいなあと思いました。下界は青空でしたが意外と爽やか。降りた八王子駅も涼やかで、先週の猛暑がウソのようでした。 |
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赤岳・横岳・硫黄岳の花々 |