天狗棚山・牛ノ寝通り

てんぐたなやま(1957m)


猛暑の予報に、近場で涼しげな木陰道を歩こうと思い、牛ノ寝通りへ行くことにしました。
ほとんど高低差のない長い緑の尾根道は、風が吹き抜けて心地よい一日でした。


2013.7.7
(日)
 小屋平石丸峠天狗棚山榧ノ尾山大ダワ大マテイ山モロクボ平小菅の湯田元橋BS
晴れ  08:20着
 08:25発
09:25
09:30
09:40
10:15
11:05
11:30
12:35
12:50
13:00
13:15
14:05
14:10
14:50
15:10
15:30着
15:50発




ダケカンバ林
【ダケカンバ林】

甲斐大和駅から上日川峠行きの臨時バスに乗車。
降りた小屋平は標高1500mくらいなので涼しく、清々しい山の空気に包まれていました。

しっとり冷んやりのカラマツ林を上がって林道横断すると、雰囲気のいいダケカンバ林。

その上のカラマツ林に出れば、ここからはもう殆ど水平道。まずはすっきりしたカラマツの木陰道です。

カラマツ林
【カラマツ林】

やがて開け、とたんに明るい夏の太陽にさらされました。
富士山は山頂に雲がかかり、ちょっと残念ですが、
狼平〜小金沢の稜線が見えて、気持ちのいい小笹の道です。

狼平〜小金沢山〜富士山
【狼平〜小金沢山〜富士山  下に上日川ダム】

石丸峠
【石丸峠 富士山見納め】

南アルプスも雲に隠れているけれど、何度も振り返りつつ進んで石丸峠に着きました。



この先からは富士山が見えなくなるので、いつもなら眺望タイムですが、今日の富士山はちょっと残念。

笹に覆われた熊沢山を眺めるのも楽しいです。

熊沢山
【振り返り見る熊沢山】

牛ノ寝通り分岐からは、いつものごとく右上の天狗棚山へ寄って行きます。
地図では1957m点と記されている小ピークですが、眺望は素晴らしいのでお気に入りの場所です。


牛ノ寝通り分岐
【牛ノ寝通り分岐】

天狗棚山
【天狗棚山】

小笹の広がる狼平。その先の小金沢山と右手に広がる南アルプスを見るのが大好きです。
今日は雲が広がって残念だけど、青空に白い雲がいっぱい浮かんで、本当にいい気持ち。
でも稜線には爽やかな風が吹いているとはいえ、夏のような日差し。太陽の下は暑いので、

天狗棚山からの眺め
【小金沢山〜南アルプス〜熊沢山】

オールフリー
【見えないけど 南アルプス】

凍らせたゼリー飲料を、ぴったり密着させて持ってきた冷え冷えのオールフリー。

見えないけどでもそこにいる、素敵な南アルプスに、
かんぱ〜い!

さっぱりして、分岐に戻り牛ノ寝通りへ入りました。

少し下れば長峰分岐。笹の中に細道がついているので、ここも一度は歩いてみたいと思いつつ、バス停までに長そうなトンネルがあるので思案中。

長峰分岐
【長峰分岐】

ダケカンバなどの気持ちのいい下りですが、最初はやや急下り。
「山道」分岐まで下れば、あとはずっと緩やかな散歩道が続きます。


ダケカンバ
【しばし急下り】

「山道」分岐
【「山道」分岐付近】

登り返しもなく着くのが、榧ノ尾山。
木々に囲まれ見晴らしはないけれど、休憩にいい所なので木陰でお昼にしました。


榧ノ尾山
【榧ノ尾山】

この先から、緩やかで長い長い山の散歩道が続く牛ノ寝通り。
見上げる木々はすっかり緑色ですが、暑い日差しを遮ってくれる緑のすだれ。


牛ノ寝通り
【牛ノ寝通り】

カエデ
【カエデ】

大木も多いので、風に吹かれながら見上げつつ歩きました。
エゾハルゼミや野鳥の声、吹き抜けてゆく風、花もないので心を無にして歩くだけ。


木陰道
【木陰道】

大木
【大木】

ずっと続く木陰道。  ホオノキの葉も大きさを揃えて、兄弟なかよく輪になっています。


牛ノ寝通り
【木陰の牛ノ寝通り】

ホオノキ
【ホオノキ】

いつもの如くショナメに気付かず大ダワに着いてしまいました。ここも休憩にいい所なので木陰でフルーツタイム。


大ダワ
【大ダワ】
飛竜山・三ツ山
【飛竜山・三ツ山】

北には飛竜山・三ツ山が見えていますが、年々樹木は伸びるし、夏は葉も茂るので雲取山は隠れ、手前の尾根は見え難くなっていました。

すぐ先が三叉路で、小菅・大マテイ山・松姫峠への道が分かれます。時間がいっぱいあるので、まだ行ったことのない大マテイ山に寄ってみることにしました。

大ダワの三叉路
【大ダワの三叉路】
大マテイ山
【大マテイ山】

着いた山頂は木々に囲まれていますが、三角点があるので昔は見晴らしがよかったのでしょうね。ベンチや倒木があるので休憩にもいい山頂でした。


三叉路に戻り、小菅方面へ。  ここからも緑の道が続きます。


小菅方面
【小菅方面】

モロクボ平へ
【モロクボ平へ】

モロクボ平に到着。
小菅から奥多摩駅行きのバスは15:45でかなり時間がある。小菅の湯から上野原駅行きのバスは季節運行なので、この時期あるかどうか分からないけど、時間があるので小菅の湯へ下りることにしました。


モロクボ平
【モロクボ平】
植林
【手入れされた植林】

雑木林の先の植林はかなり倒木が多かったけれど、今は手入れされすっきりしていました。

ふと見ると、足元のフタリシズカに、
『孫が出来ている〜!』

と思ったけれど、後日調べたら、どうやら閉鎖花らしい。いつかのスミレオフ会で教えていただいた閉鎖花。それに、いきなり孫はオカシイですね。

柔らかな若葉の上に、可愛い昆虫がブローチみたいに止まっていました。これも調べたら「オバボタル」?  光らないホタルがいるそうです。

フタリシズカ
【フタリシズカの閉鎖花 (拡大)】

田元分岐から急下り。 麓が近づくと暑く、舗装道路の上は照り返しで更に暑い!
着いた小菅の湯は案の定、富士急バスは運休中。隣の物産館でブルーベリーソフトを食べてから、
田元橋のバス停へ向かいます。橋の袂の木陰で、川辺の釣り人を眺めながらバスを待ちました。


小菅の湯
【小菅の湯】

田元橋
【田元橋】


天狗棚山までは人も多かったけれど、殆どの方が小金沢連嶺へ向かわれたので、牛ノ寝通りはとっても静かで二人にすれ違っただけでした。花もないので、この時期に歩く人はいないのでしょうね。雰囲気がいい所では写真を撮ったけれど、榧ノ尾山から先はずっと平坦な道が続くので、後日見てみればどれも同じような景色の写真ばかりになってしまいました。花はなく、変化もない緑の道がずっと続くけれど、木陰の尾根道は暑さを感じることもなく、森に浸りながら静かな山歩きを楽しめた一日でした。




前回:礼文島    HOME    山域別    次回:八ヶ岳