4月 むすび山・高川山・屏風岩  ---山の散歩道--- 


むすび山・高川山・屏風岩

むすびやま(463m)・たかがわやま(975m)・びょうぶいわ


萌黄色のむすび山から芽吹きの高川山へ、富士山を見ながら歩いてきました。
終日素晴らしい快晴で、山頂からは間ノ岳と甲斐駒がチラッと見えていました。


2013.4.8
(月)
 大月駅むすび山峯山馬頭観音
分岐
高川山羽根子山鍵掛峠大岩屏風岩初狩駅
快晴  07:45着
 07:50発
08:20
08:25
09:15
09:25
10:1011:00
11:50
12:1512:5513:15
13:45
13:55
14:05
14:45着
15:09発



むすび山
【むすび山】

大月駅で下車し、駅前の通りを右へ。
桂川の大きな橋に来ると、左手にむすび山が見えてきました。山頂が桜色になっていて、わくわく嬉しい。

橋を渡りきって、左の坂道を上がって行くと、やがて右に道標が見えてきます。

道標から右へ進み見上げれば、春の青空、ヤマザクラの淡いピンク、木々の萌黄色がとってもきれい。

ヤマザクラ
【ヤマザクラ】
カタクリ自生地
【カタクリ自生地】

民家の庭先から左へ、スミレやイカリソウなど見ながら登って行きます。これは葉に産毛があるのでアカネスミレでしょうね。

むすび山の手前はカタクリ自生地です。花はもう咲き終わりでしたが、山頂直下にはまだきれいな花もありました。


旧陸軍防空監視所跡のある、むすび山山頂に着きました。
木々の向こうには、くっきりきれいな富士山が見えています。
春の淡い色彩の奥に見えているのは、白谷ヶ丸・黒岳のようです。


むすび山
【むすび山 山頂】

白谷ヶ丸方面
【白谷ヶ丸方面】


アカネスミレ

イカリソウ

カタクリ

フデリンドウ

富士山
【富士山見ながら】

むすび山からは緩やかな尾根。
木々の間からは常に見え隠れする富士山。
萌黄色の木々。
なんて気持ちいいんでしょう〜


P1ベンチからきれいな富士山を見て、次のP3 は、あの”おはぎ岩”。
小さなアップダウンはあるけれど、爽やかな新緑の尾根道が続きます。


おはぎ岩
【P3  おはぎ岩】

ベンチ跡
【ベンチ跡】

見晴らしが良くなって、九鬼山や今倉山、更に奥には御正体山が見えています。
P7峯山で休憩。富士山方向に檜が一本あり、隠れて見えないのがちょっと残念。


九鬼山・今倉山・御正体山
【九鬼山・今倉山・御正体山】

峯山
【P7 峯山】

峯山の下りになると高川山が大きく見えて来ました。芽吹きの中、ヤマザクラのほんのりピンクがとても素敵です。

爽やかな風が吹き抜けて、本当にいい気持ち。


高川山へ
【高川山へ】


アオダモ(雄株)?

アオダモ(雌株)?

サルトリイバラ?

ウリカエデ

天神峠
【P8  天神峠を振り返る】

赤い祠を過ぎると天神峠。北の花咲方面と南の富士急方面へ道が伸びています。

この先、小ピークの山腹を上がる道はヤブっぽい記憶でしたが、今はきれいな道になっていました。

P9で尾根に上がり、次のP10は露岩のある高み。
休憩によさそうなポイントで、ヤマツツジが咲き始めていました。

P10 露岩
【P10 露岩のある休憩ポイント】
ロープ急登
【ロープ急登】

この先からは登りが続き、先ずはロープの急登。
足元にはタチツボスミレがブーケのように形良く咲いていて、ちょっと場違いな雰囲気でヒトリシズカも咲いています。

P13の田野倉分岐で、従来の一般道に合流。
今はむすび山へ大月市道標も設置されていました。

P13 田野倉(馬頭観音)分岐
【P13 田野倉(馬頭観音)分岐】

P14を過ぎると、岩混じりの急登になりました。アケボノスミレがいっぱい顔を出しています。
P17ロープ急登。P19で田野倉・禾生への分岐を過ぎれば高川山山頂はもうすぐです。


高川山へ急登
【岩混じりの急登】

田野倉・禾生 分岐
【田野倉・禾生 分岐】


タチツボスミレ

ヒトリシズカ

アケボノスミレ

フジザクラ(マメザクラ)

高川山 山頂
【高川山 山頂】

高川山山頂に着きました。
鹿留山と三ツ峠山の間に、素晴らしくくっきりとした富士山。フジザクラ(マメザクラ)が、風に可愛く揺れています。

週末は大賑わいになる高川山ですが、今日は平日なので数人だけの静かな山頂。地元3人組さんが「自分とこの庭にもカタクリは咲いているよ。」とにこやかに話されていました。


雲ひとつない快晴の空の下、滝子山〜白谷ヶ丸・黒岳や雁ヶ腹摺山もくっきり。
左に間ノ岳、笹子峠の上に鳳凰三山と甲斐駒ヶ岳の頭がチラッと見えています。

滝子山方面
【鶴ヶ鳥屋山  大洞山  笹子雁ヶ腹摺山・お坊山  滝子山・ハマイバ丸・白谷ヶ丸  雁ヶ腹摺山】

今日は馬立山の向こうにも、陣馬山方面がすっきりきれいに見えていました。春霞になりやすい4月に、この澄んだ眺望は珍しく、秋の空のようです。


陣馬山方面
【陣馬山方面】
羽根子山   初狩駅
【←羽根子山   初狩駅→】

お昼を済ませ、眺望も楽しんだので、そろそろ下山。今日は久し振りに屏風岩へ回ってみます。
すぐ下の分岐で、左の羽根子山へ。


しばらくは樹間から富士山見つつの山腹道ですが、やがて右へ片側植林の急下り。
やがて倒木も多いヤブになり、誘導ロープのある急登では左右がちょっと切れ落ちているので注意。


急下り
【片側植林の急下り】

羽根子山へ
【ロープ急登で羽根子山へ】

羽根子山は古い山名札があるだけの小さなピークです。この先はちょっとしたヤセ尾根。


羽根子山
【羽根子山】
カンバ沢ノ頭
【カンバ沢ノ頭】

小さなアップダウンで、カンバ沢ノ頭。前回見た古い黄色の看板が、まだ置いてありました。


この先は緩やかなアップダウンが続き、所々ヤブっぽく、また落ち葉もいっぱいです。


鍵掛峠へ
【鍵掛峠へ】

落ち葉
【落ち葉いっぱい】

782mの先で右へ下って行くと向峠(鍵掛峠)で、地図には初狩駅へも破線ルートが記されていますが、
左へも何やら道がありそうな雰囲気です。どこに通じているのでしょう。


鍵掛峠右折へ
【782mの先 鍵掛峠へは右へ】

鍵掛峠
【向峠(鍵掛峠)】

大岩
【大岩  屏風岩へは右折】

小ピークを越えて、次の短い植林急登を過ぎると、やがて露岩の多い枝尾根に上がりました。

この岩尾根を登りきったピークが大岩で、北西へ直進しないよう枝が数本置かれています。が、道がついているようなので、ちょっと偵察。

少し下ると大きな岩頭に出ました。富士山の眺めもいいけれど、この下は絶壁のようなので要注意。

大岩に戻り、屏風岩へは横へ一旦下って登り返し。上がって左へ少し行った所が屏風岩で、富士山、三ツ峠山、鶴ヶ鳥屋山がよく見えました。

今日は午後になっても、富士山が本当にきれい。

屏風岩
【屏風岩からの富士山】

少し戻ると三角点のある小ピーク。左へも薄い踏み跡がありますが、右の東への道を下ります。
その先は見覚えのある急下り。下りきると、ちょっとヤブっぽい道になります。


三角点
【三角点】

東へ急下り
【三角点から東へ急下り】

右折点
【右折点  右下のヤブへ】

やがて笹の茂るヤブ道になり、ここが右折点。
高川山から屏風岩へは、2004年に歩いたことがあるので分かりますが、そうでなければ直進しそうで、分かり難い道です。

この先は笹に覆われた細い道なので、ちょっとしたヤブコギ状態です。

やがて道は以前と違って左寄りになり、車道に出ました。こちらが正しいコースなんでしょうか。車道を下って行くと、ススキと笹ヤブの中に以前の入口がありましたが、黄色の看板はなくなっていました。

車道を左折し、真っ直ぐ進めば初狩駅ホームが見えてきます。線路沿いに右へ進み、ガード下を回り込んで左へ進めば初狩駅です。

屏風岩 入口?
【車道に出て、振り返る】


5年ぶりに歩いた、むすび山から高川山への道。青い空に萌黄色とほんのりピンクが映え、爽やかな風が吹き抜けて、とても気持ちのいい尾根道でした。山頂からは、あまりにくっきり素晴らしい展望だったので、一瞬『今は秋だっけ?』と錯覚しそうでした。


高川山から西のルートでは、屏風岩近くで単独男性に会っただけで相変わらず人も少ないようです。公設道標がなく、手作り道標も少ないので、逆コースの場合は登山口が分かり難いだろうな〜と思いました。




前回:陣馬山    HOME    山域別    次回:石裂山