鎖と梯子の山岳修験の山、石裂山。一度は行ってみたいと思いつつ、延び延びになっていました。
花の早い今年は、アカヤシオもそろそろ見頃になったかも知れないので出かけることにしました。
2013.4.22 (月) | 石裂BS | → | 加蘇山 神社 | → | 竜ヶ滝 休憩所 | → | 奥ノ宮 | → | 西剣ノ峰 | → | 石裂山 | → | 月山 | → | 竜ヶ滝 休憩所 | → | 加蘇山 神社 | → | 石裂BS |
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晴れ 曇り | 08:50着 08:55発 | 09:05 | 09:25 09:35 | 10:15 | 11:00 11:05 | 11:25 | 11:40 12:35 | 13:30 13:50 | 14:10 | 14:25着 14:55発 |
初めて日光の山へ行った時、車窓から「石裂山」の看板を見て、新鹿沼駅から行けるのだと知りました。バス時刻を調べたもののすっかり忘れていて、今年こそはとアカヤシオの咲く季節を待っての山行です。地図がないけれど、かなり整備されているらしいので鹿沼観光だよりをプリントして出発。
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すぐ隣に加蘇山神社社務所があり、トイレもあるので身支度。右横に延びる林道を進みます。 |
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右上は加蘇山神社で、階段横には大きな石裂山コース案内板がありました。 |
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沢沿いの道を進んで行くと、20分ほどで竜ヶ滝休憩所です。右下に小さな滝があるので、帰りはここで時間調整しようと思います。 |
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休憩所のすぐ先が月山分岐で、周回コースの帰路はこの右から下りて来るようです。 |
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月山分岐から左上へ登ると、千本かつら。 |
【千本かつら】 |
ハルトラノオの咲く沢沿い道を進むと、途中で小沢が二手に分かれ、そのまま真っ直ぐ右手の沢沿いに進んでしまいましたが、間違い。 |
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上がった所が中ノ宮で、休憩舎がありました。 |
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梯子の上は鎖場。上から見下ろすと怖い感じですが、足場はあるので気をつければ大丈夫。 |
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その先に奥ノ宮への分岐がありました。もともとは階段の参道だったのでしょう。普通の勾配に手摺りの低い梯子が設置されているので、ちょっと不自然な四つん這いで登ることになりますが、事故が起きないよう設置されたのでしょうね。大きな岩の洞穴に祀られた加蘇山神社奥ノ宮にお参りしました。 |
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奥ノ宮の下に戻り、左へ山腹道を進んで行くと急登になり、周辺にはイワカガミ(ウチワ?)の葉が見られました。昨日の雨は、山では雪だったようでうっすら雪が残っています。 |
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カタクリの葉など見ながら登って行くと尾根に乗り、少し先が東剣ノ峰。アカヤシオが咲いていますが、花つきはちょっとイマイチ。でも萌黄色の木々とうっすらな雪がきれいです。 |
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【見上げる東剣ノ峰の長いハシゴ】 |
最初の手摺りが低いので、慎重に取り付いて下りて行くと・・・なんと、途中はほぼ垂直で、びっくり~! |
登り返して隣の西剣ノ峰に上がると石裂山が目の前で、ここのアカヤシオはきれいです。 |
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西剣ノ峰からの下りも長いけど、こちらは末端が見えるのでマシです。 |
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登り返すと石裂山の山頂でした。ここまでは立派な道標が設置されていましたが、石裂山の山頂には標柱もなく手作り山名札が掛けられているだけでした。 |
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木々の間から日光の白い山々や月山を見ながら、淡雪の残る尾根道を進んで行きました。イワカガミの葉が多いけれど、花はまだ先のようです。 |
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月山の山頂に到着しました。ここにもアカヤシオがきれいに咲いています。 |
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山頂にあった祠は倒れていましたが、「月山神社本殿改修」の札が置かれていたので、今は準備中のようです。 |
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鳥居の先、下山もやはり急下りです。転げ落ちないように気をつけて下りました。 |
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尾根途中から右下へ植林下りになります。杉の葉がいっぱい敷き詰められたようになり、チップ道のように足に優しい段々下りでした。 |
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祠の祀られた大岩を過ぎると、また岸壁の鎖場ですが、ここは短いです。咲き終わったカタクリが点在していました。 |
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沢近くまで下ると、ここにもハルトラノオがいっぱい。地味な花ですが、白い小さな花が群生しているので可愛い雰囲気です。 |
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小さな沢を渡ると、朝に通った月山分岐です。
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朝と同じ道を下り、今日の無事を感謝して加蘇山神社にお参りしていきました。 |
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朝は気付かず通り過ぎてしまいましたが、こんな警告看板もあり、なるほど納得というコースでした。 |
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林道を戻り、石裂バス停のある広場に着きました。古い校舎のような建物があって、周辺の草地を歩くと、足元に紫色の小さな粒々。 苔に花が咲く・・・? そんなはず、ないな~ |
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屈んでよ~く見れば小さな小さなスミレです。 |
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【ヒメスミレ? 群生】 |
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小粒ながら急峻なアップダウンが続く石裂山は、急な梯子が多くて評判通りスリルのある、ちょっと楽しい山でした。アカヤシオは前日の雪で花が散ってしまい、花付きもイマイチで残念でしたが、日光の山々も見えて無事に歩けたので感謝でした。 |