倉戸山・鷹ノ巣山

くらとやま(1169m)・たかのすやま(1736m)


今日は快晴。展望の鷹ノ巣山へ、お気に入りの榧ノ木尾根から登ってみます。
帰路は午後の光に輝く紅葉を期待して、浅間尾根へ下る事にしました。


2012.11.10
(土)
 倉戸口倉戸山榧ノ木山水根沢分岐鷹ノ巣山鷹ノ巣山
避難小屋
浅間尾根浅間神社峰谷
快晴  07:50発09:10
09:20
10:30
10:40
11:0011:45
12:30
12:45
12:55
13:55
14:10
14:5015:45着
16:20発



いつも下山に使っていた榧ノ木尾根を、今回は登りに使おうと思います。見頃と思われる紅葉をゆっくり眺めながら歩きたいので、4時前に起床。奥多摩駅7:25発のバスに乗るべく、最寄り駅の始発に乗りました。立川駅6:04発の青梅線は比較的空いているはずですが、なんと今日は満席で座れません。奥多摩駅では大勢が下車し、鴨沢西行きは1台でしたが、東日原行きは長い行列で2台。早朝便と思っていた7:25発のバスも、ずいぶん利用されるようになったんですね~


温泉神社
【温泉神社】

倉戸口で下車。トンネルの手前から上がり、カーブの先で道標に従い右の階段へ進みます。

間もなく見えて来た温泉神社でお参り。紅葉が朝日に輝いていました。

倉戸口で下車したのは私を含め単独3名でしたが、お二人とも速く、いつの間にか誰もいなくなりました。

短い植林を過ぎると広葉樹林になり、この辺りはまだ淡い色づきですが、登るにつれ紅葉もどんどんきれいになってきました。

淡い色づき
【淡い色づき】
倉戸山へ
【倉戸山へ】

倉戸山が近づくと周辺は溢れんばかりの色の洪水。赤・黄・橙など、色とりどりの木々に囲まれるようになってきました。

前後左右、行ったり来たり。あちらこちらとカメラを向けて、全然前へ進めません。


倉戸山の山頂直下は紅葉が光に透けて、なんて美しい色合いなんでしょう。
見上げれば赤も黄も本当に鮮やか。 キラキラ輝く色彩に溢れていました。


倉戸山 山頂直下
【倉戸山 山頂直下】

輝く紅葉
【輝くばかりの紅葉】

そして、足元を飾る落ち葉たち。
形いろいろ、色いろいろ。
緑色も、とてもお洒落なアクセント。

大きな袋に入れて持ち帰り、部屋いっぱいに広げたら、どんなに素敵でしょう~!


色とりどりの落ち葉
【色とりどりの落ち葉たち】

木々を見上げつつ山頂に着きました。紅葉時期の倉戸山なのに、誰もいません。
広い山頂には、真っ赤なカエデと黄色のカエデ。青空に映えて、高く枝を広げていました。


真っ赤なカエデ
【真っ赤なカエデ】

倉戸山 山頂
【倉戸山 山頂】

倉戸山からは緩やかになり、黄葉のカラマツ林を抜けると素敵な散歩道になります。
見上げる木々は彩り豊か。どの葉も光を受けて、透けるように美しく輝いていました。





華やかな赤や黄が多い紅葉の中で、一際目を引く色があります。
秋になると色が褪せるのかも知れませんが、この時期、淡い黄緑色はとても心惹かれます。


榧ノ木尾根
【榧ノ木尾根】

淡い黄緑
【爽やかな淡い黄緑】

この緩やかな榧ノ木尾根は、落葉樹林が続く静かな静かな尾根。 大好きな散歩道です。

紅葉もだんだん少なくなってきました。
太陽サンサン、落ち葉カサカサ。
ほんとになんて気持ちいいんでしょう~


榧ノ木尾根
【陽だまりの落ち葉道】
榧ノ木山 山頂下
【榧ノ木山 山頂下】

やがて榧ノ木山への登りになると、この辺りはまだ紅葉が残っていました。

青空に赤や黄が映えて、ほんとうにきれいです。

登山道の上にある榧ノ木山山頂に寄って行きます。小さな手作りの山名札が木に掛けられているだけの狭い山頂で、しばし休憩。

榧ノ木山
【榧ノ木山】
大岳山・御前山?
【振り返れば 大岳山・御前山?】

振り返れば、葉を落とした木々の向こうに大岳山や御前山が見えていました。

ブナ大木が多くなると、小さな窪地があります。
ここは黄葉がとてもきれいでした。

水根沢分岐を過ぎて黄葉のカラマツ林を急登し、縦走路を横断。

黄葉
【窪地の黄葉】
石尾根合流
【石尾根合流】

左へ少し進み、石尾根に合流。
ここからは人気ルートですが、お昼前だからでしょうか、今は人の姿なく、とても静かです。榧ノ木尾根でも一組のご夫婦にすれ違っただけでした。

正面に鷹ノ巣山を見ながら、気持ちのいい防火帯の道を進んで行きました。

鷹ノ巣山へ
【石尾根を鷹ノ巣山へ】

しばらく見ないうちに富士山もすっかり雪化粧して、冬の姿になっていました。
南アルプスも今日はきれいに見えて、久し振りにすっきりした展望に出会えた気がします。


富士山
【富士山】

南アルプス
【南アルプス】

鷹ノ巣山山頂に着きました。ここだけは今日もけっこうな賑わいです。みなさん、素晴らしい展望に感動。私も富士山見つつ、お昼にしました。

くっきり快晴の今日は、丹沢もきれいに見えて、都心ビル群やスカイツリーも見えていました。


鷹ノ巣山
【鷹ノ巣山】
鷹ノ巣山 防火帯
【振り返り見る防火帯の大木】

帰りは峰谷へ下ります。
しばらくは石尾根や長沢背稜、南アルプスなど見ながら下る気持ちのいい防火帯の道で、時々登って来る人と行き交いました。

避難小屋前のベンチではグループさんが昼食中。
周辺のカラマツはほぼ落葉していましたが、トイレ前のモミジは真っ赤できれいでした。

鷹ノ巣山避難小屋へ
【鷹ノ巣山避難小屋へ】
浅間尾根
【浅間尾根 上部】

避難小屋から浅間尾根へ向かいます。水場の水は細いながらも流れていました。

浅間尾根に入ると、午後の光をいっぱい受けた紅葉がとてもきれい。カエデ類の多い所では、葉を落としながらも周辺を赤く染めていました。


浅間尾根も色とりどりの紅葉で、見上げる葉もいろいろ。
どの色も味わいのある色で、なんてきれいなんでしょう~




黄・橙・朱と、グラデーションになっている木々。
こちらもほんとうに素敵な色あいです。


黄・橙・朱
【黄~橙 グラデーション】
オレンジ系絨毯
【オレンジ系 落ち葉】

足元は優しいオレンジ系絨毯。
カサカサ、そっと歩いて行きました。


紅葉はずっと続き、この辺りもカエデが多いのか赤色の木々がたくさんあります。
一枚一枚それぞれに、違った色合いの雅な紅葉もあって、なんて素敵なんでしょう~


紅葉
【真っ赤な林】

雅な紅葉
【それぞれに】

峰谷のバスは少なく、ちょっと不便。下山に使う人は少ないので、浅間尾根も誰も通らずとても静かです。


浅間尾根
【暖かな落ち葉の浅間尾根】
輝く紅葉
【夕日に輝く紅葉】

バス時間までたっぷり時間があるので、落ち葉に寝転びながら、コーヒータイムにしました。



植林の急下りになると、西側はカラマツ林。傾いた光が差し込み、林全体が黄金色に輝いています。
見上げても見下ろしても素晴らしくて、何度もカメラを向けてしまいました。

カラマツ林
【黄金色の道】


カラマツ林
【カラマツ林】

植林帯の急下りが終わり、浅間神社の上の鳥居を過ぎた辺りは黄葉がきれいです。


浅間神社周辺
【浅間神社周辺】
浅間神社 下の鳥居
【浅間神社 下の鳥居】

下の鳥居辺りは、まだ緑が優勢でした。
あとは植林の下りです。

植林を抜けて、登山口に下り立ちました。
向こう側には今朝歩いた榧ノ木尾根が見えていて、山裾まできれいな紅葉に飾られています。峰谷バス停まで、林道や近道など通って下って行きました。

奥の集落
【榧ノ木山  奥の集落】


峰谷からのバス乗客は、私の他にご夫婦一組と単独男性だけ。稲村岩尾根から登ったというご夫妻の話では、青梅線も超満員で凄かったけど、8:35発の東日原行きは増発含め4台も出たので更に驚いたとのこと。7:25発でも2台だったので、紅葉・週末・快晴と3拍子揃ったこの日はどこも大賑わいだったようです。

秋の鷹ノ巣山。榧ノ木尾根も浅間尾根も、溢れんばかりの色とりどりに、身も心も染まってしまうような幸せな一日でした。今回は、2003年11月2日の鷹ノ巣山と全く同じコースの逆ルート。この年は紅葉も殆ど終わっていましたが、今年は1週間遅れでも素晴らしい紅葉に恵まれました。




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