空木岳

うつぎだけ(2863m)
平成24年8月26日〜28日

3日目の今日は、その名も美しい空木岳。
どんな山なんでしょう、楽しみです。


2012.8.28
(火)
 木曽殿
 山荘
空木岳駒峰
ヒュッテ
避難小屋
分岐
ヨナ沢
の頭
マセナギ池山
水場
鷹打場空木岳登山口
林道終点
こまくさの湯
晴れ  05:35発07:00
07:30
07:30
07:40
08:2009:20
09:30
10:1010:45
11:00
11:3011:5012:55着
14:08発



朝焼け
【朝焼け】

朝食は5時とのことでしたが、木曽殿山荘は心遣いが細やかで、日の出が見れるようにと4:45頃には食事が出来るようになっていました。

食後、外に出ると空が赤く染まって、とてもきれい。

空木岳の山にかかりそうなので、東沢岳へ少し寄って日の出を待ちました。昨日より南の山から眺めるので、今日は鋸岳あたりから太陽が昇ってきました。

もう少し季節が進めば、小屋から御来光を拝むのは難しくなりそうです。

日の出
【日の出】
東川岳と木曽殿山荘
【東川岳と木曽殿山荘】

小屋を出ると、今日は最初から急登です。
振り返れば小屋が徐々に小さくなって、東川岳のザレ下りがよく見えてきました。

ハイマツと岩の斜面を見上げつつ、同宿で顔馴染みになった方たちと前後しながら登って行きました。

ハイマツと岩
【ハイマツと岩の急登】
宝剣岳からの稜線
【宝剣岳からの稜線】

振り返れば、昨日歩いた宝剣岳からの稜線がきれいに見渡せています。歩いた稜線を見渡せるって、ほんとにいいですね〜

遠く雲海には御嶽山と乗鞍岳が浮かんでいます。

手を振って下さっているあの岩には、ペンキで「第一ピーク」と記されていて、ミニ休憩にいい所でした。


次は、岩壁の横をトラバース。
梯子やクサリなどでよく整備されているし、花崗岩の優しい岩肌なので楽しい道です。

第一ピーク
【第一ピーク】

空木岳へ
【空木岳へ】

岩場
【岩場】

山頂付近
【庭園ふうの山頂付近】

上がりきると勾配はなくなり、ちょっと日本庭園ふう。
”空木岳” 雅な名前に相応しい雰囲気です。

岩ゴツゴツ帯を歩いて空木岳山頂に到着しました。ほど良い広さの山頂です。

南アルプスのシルエットが並び、南駒ヶ岳への稜線が伸び、雲海の上に御嶽山など望め、薄雲があるけれど遠望は利いていました。

それぞれに写真を撮り合って、やがて皆さんは下山されて行きました。私はもうしばらく眺めていましたが、そろそろ下山しようかなという頃、ちょうどいいタイミングでツアー団体さんが到着しました。

空木岳
【空木岳】
駒峰ヒュッテ
【駒峰ヒュッテ】

すぐ下に駒峰ヒュッテがあり、こじんまりとしたとても素敵な小屋です。

昨日お会いした管理人さんはいらっしゃるかな〜と、ちょっとだけ寄らせて頂きました。この小屋は地元の山岳会の方たちが造ったそうで、ウッディで清潔な感じです。素泊まりの小屋ですが私もいつか泊まりたいな〜と思いました。

そしてここはテラスが素晴らしいです!
昨日歩いた宝剣岳からの縦走コースが、目の間にずら〜っと並んで、まさしく雲上の別荘。

皆さんが大事にされている小屋なんだな〜と、
しみじみ感じながら眺めました。

駒峰ヒュッテ・テラス
【テラスからの眺め】
ハイマツと石の尾根
【ハイマツと石の尾根】

空木岳は、西側と東側ではまったく様相が違っています。西側は岩ゴツゴツ急登でしたが、こちら側は巨岩を配した日本庭園みたいで、どの岩も個性的。


雲海に浮かぶ遠くの山々を眺めながら歩く伸びやかな道はとても素敵でした。


振り返りつつ下って行くと、少し先に駒石と思われる巨岩がありました。
上手に四角に割ったの?どうやって積んだの?と思ってしまうような、大きな四角い岩です。


空木岳
【空木岳を振り返る】

駒石
【駒石】

空木平避難小屋分岐
【空木平避難小屋分岐】

やがてハイマツにシャクナゲが混じり、空木平避難小屋分岐に来ました。ここからは樹林帯です。


ダケカンバやらシラビソやらの、ひたすら樹林帯下り。
途中にシモツケソウが咲く小さな花畑もありました。


ダケカンバ
【ダケカンバ】

シラビソ
【小さな花畑】

『木陰があるかな、見晴らしはいいかな』と期待していたヨナ沢の頭は、どちらもバツ・・・
狭いピークで、団扇パタパタ休憩にしました。


檜尾尾根
【ヨナ沢の頭?から眺める檜尾尾根】

この先が小地獄・大地獄の迷尾根ですが、ルート崩壊で一部通行止め。
階段や短い鎖場など、直線コースを整備されているところでした。お世話様です。


小地獄・大地獄
【整備中】

通行止
【巻き道ルートは通行止】

マセナギ
【マセナギあたり】

緩やかなシラビソ帯になりました。この辺りがマセナギのようで、少し先の幹に古い道標が掛けられていました。

更に進むと、分岐道標。
「尻無」という所だそうで、池山へ「登山道経由」と「遊歩道経由」の分岐になっています。遊歩道の方が明るそうだったので遊歩道経由で行ってみます。

尻無
【池山登山道・遊歩道 分岐】
遊歩道
【遊歩道】

笹の茂る、すっきりシラカバ(?)とシラビソの林で、大きく折り返しながら下る道でした。

登山道と合流して、すぐ右に水場がありました。
美味しい水が豊富に流れているので休憩。

真っ直ぐの池山山頂への道は笹ヤブっぽい雰囲気なので、右の山腹ルートへ下山。

水場
【水場】

池山ハイキングコースとしてよく歩かれているような道で、
鷹打場から池山山頂への道はヤブっぽくなくて、はっきりしていました。


池山ハイキングコース
【池山ハイキングコース】

鷹打場
【鷹打場】

空木岳登山口
【空木岳登山口(林道終点)】

緑の林を下って、飛び出したところが空木山登山口で、風流な道標が立っていました。

すぐ先に林道終点の道標が立ち、その後も何度か道標に従ってスキー場の横に下り車道へ出ました。


近道かなと思い、ヘンな道を進んだら、駒ヶ池に突き当たってしまいました・・・
こまくさの湯(600円)へ寄って行きます。平日なので空いていて、ゆったり寛げました。
お土産を買って、バスで駒ヶ根駅に出て、また岡谷経由で帰路に就きました。
後日、駒ヶ根ではソースかつ丼が名物と知りましたがあとの祭り。でも一人では食べきれないと思う。


駒ヶ池
【駒ヶ池】

こまくさの湯
【こまくさの湯】


木曽駒ヶ岳は大らかな山容。宝剣岳は小さな岩峰でしたが展望は素晴らしく、空木岳はほど良い広さのゆっくり眺望を楽しめる山でした。岩稜・ハイマツ庭園・花畑など変化に富み、初めての中央アルプスは平日ということもあって、とても静かな山行でした。アクセスも色々工夫できそうなので、他のルートも順次歩いてみたいと思いました。




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