今日はいよいよ宝剣岳を越えて、中央アルプスの代表的な縦走コースを歩きます。
まずは昨日見れなかった千畳敷カール全景を伊那前岳で眺めてからスタートしようと思います。
2012.8.27 (月) | 宝剣 山荘 | → | 伊那前岳 | → | 宝剣 山荘 | → | 宝剣岳 | → | 極楽平 | → | 濁沢大峰 | → | 檜尾岳 | → | 熊沢岳 | → | 東川岳 | → | 木曽殿 山荘 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
晴れ のち曇り |
06:00発 | 06:20 06:40 | 07:05 07:15 | 07:30 07:50 | 08:25 08:30 | 09:45 10:00 | 11:10 11:40 | 13:15 13:35 | 14:55 15:10 | 15:30着 泊 |
夜明け前。まだ深い藍色の空には星が幾つも瞬いていました。 【厳かな光芒】 |
|
うっすら染まった朝焼け。静かに佇む宝剣岳。 |
|
やがて、八ヶ岳と奥秩父・南アルプスの間から朝日が昇ってきました。 【御来光】 |
|
小屋に戻り、5:30からの朝食を頂いて出発。 |
|
勒銘石を過ぎて、やがて白く輝く雲海の向こうに、南アルプスが大きく見えて来ました。 【伊那前岳から 南アルプス】 |
|
そして千畳敷カールと宝剣岳。 今日歩く稜線が眺められるって、本当に嬉しい~! 【空木岳~宝剣岳】 |
|
宝剣山荘には、私のザックがベンチにポツンと残っているだけで、もう誰もいません。 |
|
【宝剣岳 クサリ場】 |
「滑落事故多発」の看板を過ぎ、見上げる宝剣岳のクサリ場。誰もいないのでジャングルジム独占みたい。わくわく・ルンルン、慎重に登って行きました。 |
宝剣岳山頂は、狭い岩ピークでした。 |
|
これから向かう空木岳への伸びやかな稜線も、三ノ沢岳への稜線も、気持ち良さそう~!
【素晴らしい空木岳への稜線 右は三ノ沢岳】 |
|
まだ8時前。ロープウエイも月曜日の今日は定時運行のようで、千畳敷カールも静かです。 |
|
まだ眺めていたいけどそろそろ行きましょう。 |
|
|
|
三ノ沢岳分岐を過ぎ平坦な極楽平に来ました。 |
|
ひろーい山 ひろーい空。 前後左右を見渡しても、だ~れもいない |
|
足元にはコマウスユキソウも咲いています。蕊はもうおばさんだけれど、キラキラ輝いていました。 |
|
気持ちのいい稜線を進んで、次はあの濁沢大峰へ向かいます。 |
|
岩ゴツゴツピークの濁沢大峰に着きました。 |
|
私もそろそろ行こうと歩き始めたら、ヤセた岩稜帯をさっきの管理人の方が歩いています。 |
|
その先は下りで、鞍部はダケカンバやナナカマドなどの潅木帯。 |
|
|
|
|
|
登り返して、檜尾岳へ向かいます。ほんのわずかですが、絡みついたハイマツの根を潜り抜けて行くところもありました。 |
|||
檜尾岳山頂に到着。この頃にはもうすっかりガスが上がって、展望はなくなりました。 |
|||
檜尾岳から先も似たような岩とハイマツの道です。ガスで展望はなくなったけれど、ちょっとでも標高が下がると花が咲いているので楽しい道です。 |
|||
熊沢岳が近くなると、岩ゴツゴツの急登になってきました。足場が高くて、ちょっと苦労する所もあります。 |
|||
上がりきったピークには道標が立っていましたが、「熊沢岳」の文字は消えかかっています。 |
|||
ガスで見え隠れする空木岳を見つつ、今日最後のピーク東川岳へ向かいます。 |
|||
緩やかなハイマツの道を進んで、東川岳の山頂に到着。目の前に空木岳が見えていますが、ガスに隠れて残念です。 |
|||
あとは今日の宿、木曽殿山荘へ向かうだけですが、ザレザレの急下りで、左側は切れ落ちているので注意しながら下りて行きました。 |
|||
受付を済ませ、水平道8分という水場「義仲の力水」へ行ってみます。 |
|||
地図にわざわざ「予約がないと泊まれない」と赤記されている木曽殿山荘はウッディな内装の小屋でした。今夜の宿泊者は25名くらい。平日なのでもっと少ないかと思っていましたが、やはり人気のコース。9名のツアー団体さんもいたけれど、最盛期なら相当混むのでしょうね。
|
|||
宝剣岳の花々 |