大蔵高丸・ハマイバ丸・滝子山

おおくらたかまる(1781m)・はまいばまる(1752m)・たきごやま(1620m)


湯ノ沢峠の花畑。最盛期は過ぎていると思いますが、今の時期はどんな様子でしょう。
今日は時間に余裕が出来たので、滝子山まで足を延ばすことにしました。


2012.9.15
(土)
 湯ノ沢峠
 登山口
湯ノ沢峠大蔵高丸ハマイバ丸米背負峠大谷ヶ丸滝子山檜平水場初狩駅
晴れ
時々曇り
 08:05着
 08:10発
08:50
09:00
09:45
09:55
10:25
10:35
11:2011:40
11:55
12:55
13:20
13:50
13:55
14:35
14:45
15:55着
16:03発



連休ですが、今回は日帰りです。中央沿線のどこかへ行こうと思い、地図数枚を持って電車の中で検討。上日川峠への定刻バスより早い臨時便に乗れそうなので、甲斐大和駅で下車。石丸峠へ行ってから行き先を考えようと思っていましたが、念のためタクシー乗り場へ行き、湯ノ沢峠入口まで予約している人がいないか尋ねてみると、ラッキーなことに相乗りできそうです。そうとなれば時間に余裕が出来るので、今日は滝子山までの稜線歩きにしようと決めました。

湯ノ沢峠登山口までは3,860円でした。相乗りさせて頂いて、ちょっとオマケまでして頂いて、感謝です。
身支度して、ちょっと遅れて出発しました。


湯ノ沢峠 登山口
【湯ノ沢峠 登山口】
沢沿い
【沢沿い】

しばらくは沢沿いの道。
ずっと木陰で涼しい登りです。
色の薄いトリカブトが少し咲いていました。

湯ノ沢峠に到着。
駐車場にはトイレがあり、数台が駐車していました。
花畑のすぐ下まで車で来れてしまうのが・・・
以前にとんでもない光景を見てしまったので、ここは花を大事に思う人だけ来てもらいたいと切に思う。

湯ノ沢峠
【湯ノ沢峠】
湯ノ沢峠花畑
【湯ノ沢峠花畑はススキ原】

湯ノ沢峠の花畑は、タムラソウやアキノキリンソウが少し咲いていますが、全体はススキの原になっていました。風にそよいで気持ちのいい草原です。

青い空。 白い雲。 おおらかな草原。
絵本のような景色を、何度も何度も振り返ります。



ススキに隠れるようにカイフウロやウメバチソウが咲き、マツムシソウも咲いていて嬉しくなりました。

おおらかな草原
【青い空 白い雲】


タムラソウ

カイフウロ

ウメバチソウ

マツムシソウ

大蔵高丸へ
【大蔵高丸へ緑の道】

気持ちのいい緑の山肌を回りこんで、大蔵高丸へ向かいます。

大蔵高丸の山頂に着きました。
秋にはきれいに見えていた富士山。
今日は曇りの予報だったので期待していませんでしたが、やっぱりここで富士山が見えないのは残念ですね。

大蔵高丸 山頂
【大蔵高丸 山頂】

大蔵高丸を下り始めると、ススキの中に花が多くなりました。
タムラソウとヤマハハコ、ハンゴンソウとゴマナ(?)が群生していて、とても賑やかです。


タムラソウとヤマハハコ
【タムラソウとヤマハハコ】

ハンゴンソウとゴマナ
【ハンゴンソウとゴマナ】

ハマイバ丸へ
【ハマイバ丸へミズナラの道】

ハマイバ丸へ向かう道も涼やかな風が吹き抜けて、とてもいい気持ちです。

明るく伸びやかな尾根道。
笹の中、一本だけ立っているのは、ヤナギラン!? 

花は勿論咲き終わっていましたが、ここにいるとは思っていなかったので、嬉しくなりました。少しずつでも増えてくれるといいですね。

ヤナギラン!
【ヤナギラン!?】
ハマイバ丸
【ハマイバ丸 山頂】

ミズナラやダケカンバの大木見つつ、ハマイバ丸に着きました。大蔵高丸までは人もいましたが、その先からはぐっと静かになりました。連休なので皆さん遠出されているのでしょうね。

ハマイバ丸から下り始めると、今日のルートが見えて来ました。一番奥が滝子山でしょうか、こうして見ると遠いけど、今日はまだ11時前。タクシー利用は一日が長く使えて、嬉しいですね〜

一番奥が滝子山?
【一番奥が滝子山?】

今日はずっと涼やかな風が通り抜けて、尾根歩きは本当にいい気持ち。
所々でトリカブトが咲いていて、これから咲く蕾も沢山付いています。


ミズナラ林
【ミズナラ林】

トリカブト
【トリカブト】

ヨツバヒヨドリ花畑
【ヨツバヒヨドリ花畑】

この先は滑りやすい急下り。
ノイバラがいっぱいだった斜面を下ると、咲き終わったヨツバヒヨドリが広がっていました。


登り返す途中に天下石があり、涼しい風が通り抜ける尾根道にはサラシナショウマ。
下り始めには、カメバヒキオコシがいっぱい。咲き終わったガクの、雅な紫色がとても美しいです。


天下石
【天下石】

米背負峠へ
【米背負峠へ】


ヨツバヒヨドリ

サラシナショウマ

カメバヒキオコシ

タカオヒゴタイ

鞍部の米背負峠。
大蔵高丸からは誰もいませんでしたが、ここはグループさんが準備中でした。大谷ヶ丸へ登り返します。

米背負峠
【米背負峠】

苔むした風情の急登ですが短く、滝子山分岐のすぐ上が大谷ヶ丸山頂です。
静かな樹林に囲まれたほど良い広さの山頂で、ここでお昼半分にしました。


大谷ヶ丸へ
【大谷ヶ丸へ】

大谷ヶ丸 山頂
【大谷ヶ丸 山頂】

カラマツ林
【カラマツ林】

さっきの分岐に戻り、滝子山へ向かいます。
ここからはカラマツ林が続きました。
秋の黄葉の頃はきれいでしょうね〜

緩やかな林の中を進み、コンドウ丸からの道に合流すると間もなく鎮西ヶ池です。新しい「白縫神社」の札が立っていました。手を合わせて、山頂へ。

鎮西ヶ池
【鎮西ヶ池】

滝子山の山頂です。相変わらず雲が多いので富士山は見えません。
また日差しが出てきて暑くなったので、西端の木陰で残り半分のお昼にしました。


滝子山 山頂
【滝子山 山頂】

白谷丸 黒岳方面
【白谷丸 黒岳方面】

男坂・女坂 分岐
【男坂・女坂 分岐】

笹子駅と初狩駅、どちらに下ろうかと迷ったけれど、風のある尾根道の方が涼しそうなので初狩駅に下る事にします。

滝子山は双児峰なので東峰もありますが、その山頂は狭いピークです。男坂・女坂分岐では男坂へ。

小さな広場の檜平は、雲がなければ富士山も見える休憩にいい場所です。木陰でしばし休憩。

檜平
【檜平を振り返る】
左の植林帯へ
【この先で尾根を外れる】

しばらくは緩やかで、気持ちのいい木陰の尾根道。
やがて尾根を外れ、左の植林帯へ下りました。

植林の急下りで、水場分岐に出ました。
ここは何度か通っているのに水場に寄ったことがなかったので、今回はすぐ先の水場まで行ってみましたが、雰囲気は・・・ 飲用には適さないようです。

水場分岐
【水場分岐】
荒れた沢沿い
【荒れた沢沿い】

荒れた沢沿いに下り、涸れた沢を渡れば林道終点です。あとは車道を歩いて初狩駅へ向かいました。



湯ノ沢峠の花畑はススキが広がって素敵でしたが、やはり花が少なくなって寂しい風情でした。タクシーを利用できると滝子山まで行けるので、とても便利。9月は予定が色々あるので山へ行けるのは今日だけでしたが、終日涼やかな風が吹き抜けて、静かな木陰の稜線歩きが楽しめた、いい一日でした。



 湯ノ沢峠〜滝子山の花々




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