白根三山は北岳・間ノ岳・農鳥岳の総称で、南アルプス縦走の代表コースですが、
10年前は台風接近で北岳だけでした。今回はキタダケソウも期待してのリベンジ山行です。
2012.7.15 (日) | 広河原 | → | 白根御池 分岐 | → | 休憩 | → | 二俣 | → | 草すべり 分岐 | → | 北岳 肩ノ小屋 | → | 北岳 | → | トラバース 入口 | → | 稜線 合流 | → | 北岳山荘 |
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ガス・ガス | 06:20着 06:45発 | 07:10 | 07:45 07:55 | 09:00 09:20 | 11:05 11:35 | 12:25 12:45 | 13:35 13:45 | 14:10 | 14:55 | 15:15着 泊 |
連休は前線が北上との予報なので南アルプスへ行こうと思い、今年は雪融けが遅れていてキタダケソウがまだ咲いているとの情報なので、リベンジし損なったままの白根三山へ行く事にしました。今回は予備日に17日の休みを取ってあったので、土曜日の夜行です。甲府駅のコンコースで横になって、しばし待機。連休なので登山者が多く、始発の4時のバスは4台で広河原へ向かいました。 |
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数年前に建て替えられたアルペンプラザはきれいで明るく、ここで簡単な朝食と登山届けを提出。皆さんが出発された後から、ゆっくり歩き始めました。 |
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吊り橋を渡り、白根御池分岐からは、花が咲いていそうな大樺沢沿いに進むことにします。 |
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優雅な雰囲気のミヤマハナシノブが咲き始めていました。白い小花のクルマムグラも、輪生する葉が可愛い感じで、好きです。 |
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やがて雪渓が現れました。7月中旬にしては雪が多い気がして、何だか黒い白馬大雪渓みたい。 |
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ようやく二俣に到着。上の方まで人いっぱい。見上げるガスは、まったく動く気配なし。 |
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私は相変わらずのゆっくりペース。この上にも雪田があり、ひんやりしていて嬉しい。 |
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増えてきた高山植物を一つ一つ撮りながら、草すべり分岐に来ました。この辺りからはシナノキンバイがいっぱいです。 |
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色とりどりの登る人、下る人。 |
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続いて2度の嬉しいバッタリにびっくりしつつ、私も頑張ろうと気を取り直してスタート。 |
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小太郎尾根分岐に上がるとガスもぐっと濃くなって、向こう側に見えるはずの仙丈ケ岳は真っ白です。左に進んで肩ノ小屋を目指します。 |
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この先は高山植物もすっかり変わって、岩場の稜線らしい花になります。 |
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テント場を抜け、肩ノ小屋に着きました。10年前の夏も風雨が強くて、ここでお汁粉を頂いて休憩したのを思い出し、ふらふらと小屋の中へ入ってしまいました。さっきお昼を食べたばかりだけど、リベンジなんだからお汁粉も注文しなきゃね。 |
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可愛いチシマアマナやクモマナズナ?など小さな花を撮りつつ登って、ようやく北岳山頂に着きました。真っ白ですが、皆さんのウエアーが色とりどりで、暗くはない雰囲気。 |
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山頂を南へ下り始めると、八本歯のコル分岐からも皆さんそのまま北岳山荘へ向かって行ったので、左へ折れると誰もいなくなりました。 |
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この八本歯のコルから北岳山荘へのトラバース道は岩壁に桟道が掛けられた、ちょっとスリリングな道。北岳では必ず通りたい、アスレチックみたいで楽しい花の道です。 |
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あの夏は花の名前もあまり知らなかったけど、8月だったので今より更に百花繚乱。あまりに多彩な花々に、フィルムの枚数を気にしつつ写真を撮ったけれど、今はデジカメの時代。幾らでも撮れるというのは嬉しいですね~ |
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トラバース道を抜けると、稜線の道と合流し、こちらも花畑の横を下って行きます。 |
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今夜の宿、北岳山荘に着きました。 |
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そして、今回のお目当てのキタダケソウ。 |
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ハクサンイチゲに似ていますが、背丈も葉も違うので、慣れればすぐ見分けがつきます。 |
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明日はいよいよ間ノ岳から農鳥岳へ向かいます。予報どおり晴れてくれることを期待して・・・ |
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白根三山の花々 |