塔ノ岳・丹沢山

とうのだけ(1491m)・たんざわさん(1567m)
平成24年2月18日(土)〜19日(日)

雪の丹沢主脈をまた縦走したいと思い、大倉尾根から歩いて来ました。
前回は霧に包まれた無音の世界でしたが、今回は青い空・白い霧氷の輝く世界でした。


2012.2.18
(土)
 大倉見晴茶屋堀山の家花立山荘塔ノ岳日高竜ヶ馬場丹沢山
みやま山荘
晴れ  08:35着
 08:45発
09:3510:35
10:40
11:30
11:45
12:25
13:05
13:4014:0014:30着



昨日一昨日にも雪が降ったようなので、塔ノ岳〜丹沢山〜蛭ヶ岳の白い丹沢主脈を歩きたくなりました。記録を見れば前回から7年も経っていて、びっくり。さすがにもう三ノ塔尾根経由で行こうかなという気力はなく、そのまま大倉尾根から行くことにしたので、2005年2月と全く同じコースになりました。

道路脇に咲いているロウバイはちょうど満開で、いい匂いがしていました。
青空に映える黄色の花びらが艶やかです。
気温は低くても、光はもう春ですね〜


ロウバイの花
【ロウバイの花】

昨日の雪で最初からうっすら雪道ですが、ツルツルアイスバンの上の雪なので油断すると滑りそうです。
駒止茶屋を過ぎ、堀山の松林から左に富士山、右に三ノ塔を見ながら進んで、堀山の家でしばし休憩。


大倉尾根
【薄雪の大倉尾根】

堀山の家
【堀山の家】

花立山荘
【花立山荘】

花立への長い階段は、いつもの如く振り返りつつ休みつつ登って行きます。

花立山荘のベンチで、光る相模湾や富士山を眺めながらアイゼンを着けました。


花立山荘上の笹原に出ると塔ノ岳が見えてきて、奥の蛭ヶ岳や大室山も今日は白くなっています。
ここからは雪も深くなり気持ちのいい道になりました。明るい日差しの雪道。サングラスは必須です。


蛭ヶ岳〜塔ノ岳
【蛭ヶ岳〜塔ノ岳】

塔ノ岳へ
【塔ノ岳へ】

金冷シを過ぎると、木々は雪と霧氷に飾られてきました。右に見える大山・三ノ塔も雪が多そうです。

ヤビツ峠行きのバスは冬でも運行していますが、降雪や凍結などあれば運休するので、今日の表尾根は静かでしょうね。


大山・三ノ塔
【大山・三ノ塔】
霧氷
【キラキラ霧氷】

上へ行くほど霧氷もいっぱい。
青空に、キラキラ輝く白い木々。
なんてきれいなんでしょう!

何度もシャッターを押しながら、霧氷のトンネルを進んで行きました。

最後の段々を上がって塔ノ岳に到着。
気温は−8℃くらいですが風はさほど強くなく、日差しがあるので山シャツで大丈夫です。


2年前の大菩薩では気温が−14℃だっただけでなく、暗い雲に覆われ、凄まじい強風だったので体感温度は−30℃以下だったと思います。あれを経験して以来、少し寒さに強くなったような気がします。
(ただ鈍感になっただけかも・・・)

塔ノ岳山頂
【塔ノ岳山頂】

霧氷だけでなく雪も着いているので繊細さには欠けるけど、一応白い木々。
標識にはエビのシッポもびっしり着いて、昨日の寒さと強風を物語っています。

大山  三ノ塔〜表尾根
【大山  三ノ塔〜表尾根】

塔ノ岳の富士山
【丹沢山・ユーシン分岐から】

お昼を済ませ、尊仏山荘横のユーシン分岐でもう一度富士山を眺めてから出発です。

丹沢山へ向かうと誰もいなくなりました。前回の残雪に昨日の雪が重なって、深い所では40cm以上の積雪です。しばし急下り。


一旦下って登り返すと、また霧氷いっぱいになってきました。
振り返り見る塔ノ岳も尊仏山荘も、なんだか素敵に見えます。


霧氷
【ふたたび霧氷】

塔ノ岳
【振り返る塔ノ岳】

青空いっぱいに、キラキラと輝く満開の花のよう。
ずっと上まで続いていて、素晴らしい〜


青空と霧氷
【青い空に輝く霧氷】

嬉しくて、何度も何度も立ち止まり、見上げつつためいき。
ほんとに、なんて、清らかで、華やかで、美しいんでしょう〜!!


霧氷
【満開の霧氷の花】

霧氷
【キラキラと散る 花びらのような霧氷】

竜ヶ馬場へ
【不動ノ峰と笹原   竜ヶ馬場】

日高を過ぎると、霧氷はなくなってしまいました。
気持ちのいい雪道が竜ヶ馬場へ伸び、丹沢山は隠れています。左に見えるのは不動ノ峰への笹道。

更に左奥には白い蛭ヶ岳や檜洞丸、大室山も見えています。

白い笹道を進んで、竜ヶ馬場に着きました。
テーブルのある広場からは、大山〜表尾根〜塔ノ岳が一望。今日は大山も賑わっていることでしょうね。

竜ヶ馬場
【竜ヶ馬場】
立ち枯れブナ
【立ち枯れブナ大木】

7年前、この稜線は霧に包まれ無風無音の、シーンと静まりかえった夢のようなモノトーンの世界でしたが、今日は青空と明るい雪の稜線です。


丹沢山に到着。山頂広場は静かです。
熱心にカメラを構えている若い男性がいるだけで、誰もいませんでした。


丹沢山から見る富士山
【丹沢山から見る富士山】

丹沢山 山頂
【丹沢山 山頂】

みやま山荘を見上げると、氷柱がお行儀よくきれいに並んでいました。かすかなメロディーが聞こえてきそうな、可愛い行列です。

小屋へ入ると、今日は混んでいて「布団2枚に3人」とのことでした。今はまだ室内はガラガラ。指定場所で一休みして、ちょっと周辺を散歩してきます。


みやま山荘
【みやま山荘】
富士山
【霧氷 富士山】

丹沢三峰山方面や堂平方面にもトレースがついていました。

山頂西側は霧氷がきれいな所。お正月には間に合わなかった霧氷が、今日は午後3時でもまだきれいに残っています。気温はかなり低いものの、風は止まりました。


今日の夕食は2回戦で私は1回目の5時から。7年前と同じく焼肉で、20人が一斉に焼くので室内は猛暑。半袖の人が正解でした。夕日を見たいので大急ぎで焼いて、大急ぎで食べて、大急ぎで外に出たけれど、夕日はちょうど沈んだ後でした。残念・・・

でも私は日没後の富士山の方が好きなので、この後ゆっくり出来る方がいいかも。

茜色の空に浮かんだ、美しいシルエットの富士山はとても厳かで神々しく、今日の素晴らしい霧氷と青い空、白い雪道に感謝しました。

美しいシルエットの富士山
【美しいシルエットの富士山】
丹沢山からの夜景
【丹沢山からの夜景】

丹沢山の山頂は樹林に囲まれているので夜景は見えませんが、ちょっと下った所からは、木々に透けて大山シルエットの奥に広がる光の海が見えました。


この時は星も輝いていたので、『明日はここから御来光を見て、大急ぎで山頂に戻って紅富士も見よう!』と欲張っていました。

明日は素晴らしい展望の稜線なので、きれいに晴れてくれますように!!



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