今日歩く予定の丹沢山から蛭ヶ岳の間は、丹沢主脈縦走のハイライト。
素晴らしい展望を満喫したら、前回パスした黍殻山へも寄ってみようと思います。
2012.2.19 (日) | 丹沢山 | → | 不動ノ峰 | → | 鬼ヶ岩 | → | 蛭ヶ岳 | → | 地蔵平 | → | 姫次 | → | 袖平山 | → | 黍殻山 | → | 焼山 | → | 焼山登山口 バス停 |
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朝はガス のち 晴れたり曇ったり |
07:00出 07:15発 | 08:15 08:35 | 09:10 | 09:40 10:00 | 10:55 | 11:25 | 11:40 12:20 | 13:35 | 14:20 14:30 | 16:00着 16:38発 |
夜は明けたようですが、外は真っ白。丹沢山はガスの中です。日の出も紅富士も断念。今日は焼山までですが、バス便が以前より1時間も遅くなり、しかも朝食は早くなって5:30から。何やら時間がいっぱいです。 のんびり身支度して一旦外に出たものの、ガスで小雪が舞っている。 |
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7:00頃、少し雲が薄れてきた感じなので、そろそろ小屋を出ます。 |
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西の展望地へ行って、ここでもしばし待機。 |
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そして不動ノ峰への、広い雪原に伸びる白いトレース。 |
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途中の小さな平坦地に、休憩舎があります。 |
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登りきったあたりの木々は、立派な霧氷で真っ白になっていました。 |
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不動ノ峰ピークを過ぎると大きく展望が開け、丹沢主脈で特にお気に入りの所に来ました。 |
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富士山と、檜洞丸や大室山など西丹沢の山々が広がって、これから目指す蛭ヶ岳。 【富士山 南アルプス 蛭ヶ岳】 |
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素晴らしい展望に、あちこち眺めながらルンルンで進み、次の棚沢ノ頭に来ました。 |
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気持ちのいい雪の稜線を、蛭ヶ岳を見ながら真っ直ぐ進んで行きました。てっぺんに小屋を載せた蛭ヶ岳がだんだん近づいてきます。 |
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北向きにカーブすると、午後から歩く姫次~黍殻山~焼山の尾根が見えてきました。姫次が白い点になって見えています。左端が袖平山?間に小ピークなんてあったっけ? |
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鬼ヶ岩の岩場は雪に埋もれている訳ではないので足場はあり、慎重に下れば問題ありません。 |
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蛭ヶ岳直下に来ました。霧氷を見上げながら登って行きます。 |
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後方に見える丹沢山~鍋割山の上は、まだ暗い雲が一列になって浮かんでいます。海側に並んでいる山域なので雲が出やすいのでしょう。同じ丹沢でも、ちょっと奥まっているだけでずいぶん天気が違うものだなあと思いました。 |
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丹沢の最高峰 蛭ヶ岳の山頂に着きました。 |
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山頂からは素晴らしい展望が開け、南アルプス・八ヶ岳方面がすっきり。 【蛭ヶ岳山頂から】 |
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姫次方面への下りは雪いっぱいの急下り。ガレ崩壊地はルートが変更になって、僅かに低木帯を巻いて行きます。 |
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植生保護の杭にちょこんと乗った雪が大福みたいで、「雪見だいふく通り」になっています。 |
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この先は緩やかな樹林帯で微妙な地形。右に枝尾根が伸びて、登山道を仕切るロープも途切れているので右へ引き込まれやすいけど、トレースは左へ曲って、その先からまた仕切りロープが現れました。トレースがなく、ロープも埋もれていると、ちょっと迷いやすそうな場所です。 |
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地蔵平が近くなると明るい自然林になります。ここは野鳥の宝庫じゃないかと思うくらい春には賑やかな囀りが聞こえていました。今も姿は見えないけれど、何やら鳴いています。 |
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次のカラマツ林の原小屋平に出ました。大きな雲がやってきて、青空がだんだん少なくなってきます。 |
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僅かな登りで、姫次に着きました。 |
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袖平山までの間にもやはり小ピークがあったらしく、下って登った先に更にもう一山見えています。あっちが袖平山・・・? |
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袖平山には東海自然歩道が通っているので、しっかりしたベンチがあります。 |
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姫次へ引き返すと、さっきの赤いお二人もまだランチタイムでした。 |
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更に進んで右下に避難小屋を見て、次の大平分岐を過ぎると、黍殻山の入口道標がありました。東海自然歩道は巻き道を行くようになっていますが、今回は黍殻山へ寄ってみることにします。 |
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けっこうヤブぽい植林で、山頂には雨量計が建ち、樹林に囲まれ展望もありません。 |
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黍殻山の東側は雑木林で明るい雪道でしたが、最後はかなりのヤセ尾根で慎重に下りました。 |
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焼山の山頂にはらせん階段の展望台があります。 今回は見晴らしよくて、宮ヶ瀬湖や高取山・仏果山、丹沢三峰山などが見渡せていました。 |
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しかしそれで終わりではなく、次は雑木林のトラバース下り。またアイゼン着けるのは面倒なので、我慢してそっとそ~っと下って行くと、この看板が現れました。 |
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トラバース下りが終わればアイゼンは不要です。緩やかな尾根道を進み、石畳を下って、西野々・焼山登山口分岐に来ました。西野々方面の鹿柵ゲートを開けずに引返した記憶があるので、今回は右の焼山登山口へ下ります。林道に下り立てば、あとはバス停へ行くだけ。 |
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バス停に着くと、みやま山荘を早く出発された二人組が奥で休んでいました。今回、蛭ヶ岳~焼山ルートを歩いたのは、このお二人と私だけだったようです。 |
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土日は午後一本しかない16:38発の三ヶ木(みかげ)行きのバスに乗って、終点で橋本駅行きに乗り換えます。三ヶ木からのバス便は多く、相模湖駅行きのバスも出ているので、中央線利用の人にも便利です。 |
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丹沢主脈縦走は3度目。バス便を考えれば焼山から大倉へ向かう方が便利で安心ですが、やはり丹沢山~蛭ヶ岳の稜線は富士山や南アルプスを眺めつつ歩きたいので、毎回北向きルートになってしまいます。今回は素晴らしい霧氷と青空の塔ノ岳~丹沢山、ガスが流れて明るい稜線の丹沢山~蛭ヶ岳を歩けて、本当に感謝でした。ここは季節を変えて何度でも歩きたいと思いますが、次はいつになることでしょう。 |