雪の三頭山へは行ったことがないので、お気に入りになった郷原から行って来ました。
尾根上はけっこう雪が残り、帰路は初めて数馬への旧登山道を歩いてみました。
2012.2.5 (日) | 郷原 | → | 見晴し | → | 槇寄山 | → | 深山の路 大滝分岐 | → | 大沢山 | → | 三頭山 | → | 三頭ノ大滝 | → | 数馬 |
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晴れ | 09:15着 09:15発 | 10:30 10:35 | 10:55 11:05 | 12:10 12:15 | 12:35 | 13:00 13:30 | 14:05 | 15:20着 15:42発 |
この土日はお天気も良くて絶好のスノーハイク日和。日曜なら山へ行けそうなので、雪の三頭山へ行ってみることにしました。ちょっと遅めの出発でも、上野原駅8:28発のバスには間に合うので助かります。 |
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昨日はすっきり晴天だったので登山者も多かったと思いますが、今日は空いていて10名足らず。郷原で下車したのは私一人でした。 |
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やがて明るい雑木林になり、白いトレースを辿って行きます。締まって固い雪面もありますが、 |
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少し開けた見晴らしのいい地点からは、三ツ森北峰の上にチラッと富士山が見えています。 |
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槇寄山中腹の三頭山・西原峠分岐に来ました。槇寄山へも寄りたいので右の西原峠へ進みます。 |
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四辻の西原峠に出ました。数馬からの道が上がってきています。 |
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僅かな登りで、槇寄山到着。富士山が霞みながらも、まだかろうじて見えています。 |
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三頭山への尾根道になると、一部雪もまだ沢山残り、靴型のトレースに同じように足を入れて進んで行きました。最初の人は足の長い人? 私は大股歩きで頑張りました。 |
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やがて急登になり、所々アセビの岩尾根になりました。 |
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大滝側からの尾根に乗って左へ。雪は更に深くなり、楽しいスノーハイクです。 |
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少し下ると避難小屋です。都民の森圏内なので人も多いと思っていましたが、わりと少なめ。冬(12月~2月)は(直行)バスがないのを忘れていました。 |
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三頭山山頂に着きました。 |
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雲取山~鷹ノ巣山~石尾根がすっきり見えて、あちらは真っ白。縦走路は雪も多くて気持よさそうです。 |
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ヌカザス尾根は先週末と昨日でトレースもしっかり付いただろうし、入れ違いに4人組も「ヌカザス尾根はこっちだ。」と言いながら下山を始めたので、私も奥多摩湖へ下るつもりでした。が、おにぎり頬張りながら、『直行バスがないのか~』っと、ちょっと思案。 バスがある時期は歩く気がしなかった数馬への登山道は、一度は歩いてみたいと思っていたし、せっかくの機会なので、今日は数馬へ下りてみることにします。 |
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それなら氷結の三頭大滝経由で行こうかなと、さっきのムシカリ峠まで戻って左へ下りました。気温が低いので沢の水面は白く凍っていますが、氷の下には細い流れがあるようで、小さな沢音がしています。 |
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滝見橋から見る三頭大滝。雪がついているので滝の氷結という感じではないけれど、ガラス板のような氷の下に、沢水の流れが透けて見えていました。 |
【三頭大滝】 |
少し先の東屋の横から近道が下りているようです。エアリア地図の裏の詳細図には「けやきの路」と記されていました。 |
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石垣の落ち葉道と雪道を下って行くと、一旦車道に出ました。このカーブの先、少し進むとガードレールの外側に次の道標があったので、ガードレールを乗り越えましたが、途中に入口があったのかな~ |
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その先は、けっこう広い道になりました。新しい道標もあるので、この登山道は今でもけっこう歩かれているようです。 |
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次の車道を横断するとまた道標があり、次は舗装道路でした。雪道、落ち葉道、舗装道路で泥濘がなかったので、登山靴がきれいになっていました。 |
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途中には兜家と三頭山荘があり、大昔からの旅館は今も健在しているようです。 |
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雪の三頭山はこの時期、わりと静かでした。尾根上は雪も沢山残っていたので、気持のいいスノーハイクが楽しめました。若い頃、会社の先輩の山岳部員から「三頭山の奥多摩側コースは険しく、ハイキング同好会のあなた達にはまだ無理」と言われ、東京の秘境とかチベットと言われた数馬へのバスもなかったような・・・そんな数馬からの登山道は何だか懐かしいような感じがして、今日は歩けて良かったです。 |