以前歩いたお坊山東尾根は自然林が多く、紅葉もよさそうな雰囲気の尾根でした。
取り付きが分かりにくく大変でしたが、4年経ってどんな状態か偵察を兼ねて再度挑戦。
予報より天気がよくなってきたので、予定を変更して笹子雁ヶ腹摺山まで足を延ばしました。
2011.11.5 (土) | 笹子駅 | → | 東尾根 入口 | → | 入道山 | → | 棚洞山 | → | 東峰 | → | お坊山 | → | 米沢山 | → | 笹子雁ヶ腹摺山 | → | 登山口 | → | 笹子駅 |
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曇り | 07:35着 07:40発 | 08:10 | 09:20 09:25 | 10:05 10:15 | 11:15 11:45 | 11:55 12:15 | 12:50 13:00 | 14:00 14:20 | 15:25 | 15:55着 16:21発 |
朝は曇っていたので、2007年1月と全く同じルートのつもりで家を出ました。笹子駅で下車すると、今日は沢山の登山者がいます。笹子駅は周辺の山へ行くのに便利な基点。笹子雁ヶ腹摺山や本社ヶ丸、滝子山など、改札を出るとそれぞれ西・南・東と分かれて行きました。 |
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焼け焦げた「お坊山登山道」の案内板あたりが入口だったようですが、相変わらずヤブ斜面。しかし数m先に細い踏み跡が出来ていたので、今回は分かりやすくなっていました。 |
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山火事で焦げてしまったアカマツ林を過ぎると道は緩やかになります。送電鉄塔を過ぎると黄葉も多くなりました。 |
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細かな上下で入道山に到着。山火事はこの辺まで延焼したようで、焦げた幹の間に赤松の幼木が植えられていました。 |
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基本的に道は尾根上についていますが、時々北側を折り返しながら登って行きます。
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鮮やかな赤色のモミジが多くなって棚洞山に着きました。 |
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棚洞山は巻き道もあり、すぐ下で合流。巻き道の紅葉も良さそうでした。 |
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この先は登りだけが続く長い尾根で、時々北側へ大きく折り返しながら登って行きます。 |
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落ち葉カサカサ登って行きます。冬に来た時は靴が埋もれるほどで、楽しい道です。 |
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誰もいない東峰に到着。 |
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東峰から少し進めば大鹿峠分岐で、お坊山から大鹿峠へは上のベンチから真っ直ぐ下りるのではなく、こちらの巻き道ルートが正規ルートになっていました。 |
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すぐ上がお坊山東端のベンチです。 |
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少し進めばお坊山の山頂。 |
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が、歩き出して間もなく日が差し始め、青空も見えて来ました。そして、なんと富士山も山頂が見えてきて、びっくり!嬉しい~! |
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きれいな富士山を眺めて、トクモリへ。自然林に覆われた山頂が、こんもりと見えています。 |
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トクモリの山頂は平坦なので通過点のような感じですが、とても雰囲気のいい山です。木漏れ日の明るい山頂には、わずかに残っていた赤いモミジが彩りを添えていました。 |
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この先もすっかり落葉した稜線ですが、赤色だけは僅かに残り、ここはもう少し早い時期なら紅葉もきれいだったろうな~と思いました。稜線上は台風など強風に遭えばあっという間に葉も散って、紅葉の見頃期間は短かそうですが、一度その頃に歩いてみたいなあと思います。 |
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高度を落とすと橙色も残っていて、とってもきれい。日差しのある赤い葉は本当にきれいで鮮やかです。 |
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一旦下って登り返せば米沢山で、ここはもうすっかり落葉していました。 |
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この先、笹子雁ヶ腹摺山へは岩っぽい急下りで、クサリ場が2ヶ所あります。どちらも足場はあるので大丈夫ですが、悪天時は注意が必要です。 |
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細かな上下の先、右へ折れる高みでは左に見晴らしのいい岩の露頭があります。目の前のお坊山から派生する尾根が大きく、山肌の紅葉がきれいでした。 |
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この先も稜線上には赤色の紅葉が残っていました。笹子駅周辺には1300m~1400mの山が取り巻いているので、もう少し早い時期にグルッと回れば紅葉が続いて楽しそうです。 |
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植林脇を急登して笹子雁ヶ腹摺山山頂に到着。 |
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笹子雁ヶ腹摺山の南側も急坂なので細かなジグザク下りです。上の方はすっかり落葉していました。 |
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緑色が多くなり、送電鉄塔の下を通り抜ければ、短い植林下りで車道に出ます。あとは真っ直ぐ笹子駅へ向かうだけ。 |
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お坊山~笹子雁ヶ腹摺山は自然林が多く、静かなので好きな山域です。東尾根の入口は以前より少しは分かりやすくなっていましたが、取り付いてしばらくは相変わらず踏み跡が不明になる激登でした。紅葉もきれいだったので、今度は新緑の頃にも歩いてみたいと思います。 |
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