熊倉山・生藤山

くまくらやま(966m)・しょうとうさん(990m)


生藤山の西、笹尾根縦走路にある熊倉山へ南西尾根から登ってみました。
帰路は連行峰の北、まだ歩いたことのない三国峠みちの万六尾根を下ることにします。


2011.11.20
(土)
 井戸南西尾根
入口
758m
自然林
笹尾根
縦走路
熊倉山生藤山連行峰万六ノ頭柏木野
曇り
時々晴れ
 08:50着
 08:50発
09:0509:40
09:50
10:2510:30
10:40
11:15
11:20
11:50
12:20
13:25
13:40
14:20着
14:48発



紅葉ラインも800m辺りまで下りて来たと思われるので、笹尾根の熊倉山〜生藤山〜連行峰あたりを歩きたいと思いました。熊倉山へは松浦本にある南西尾根から登ることにします。
上野原バス停には8:28発の各方面のバスが3台並び、登山者が集中するのでかなり混雑する時間帯ですが、今日は天気予報がイマイチなので比較的空いていました。井戸行きのバスはガラガラ。終点で降りたのは3名でした。正面の道路はV字型に分岐していますが、先で合流するので、どちらでもOKでした。


長泉寺
【長泉寺】

軍刀利神社鳥居手前で左折。小さな橋を渡って、少し先で右上へ進めば、長泉寺に出ました。右へ20mほど進めば、左の植林帯の中へ細い道があり、ここが熊倉山南西尾根入口のようです。

ジグザグに登って支尾根に上がり、更に尾根伝いに登って行きます。地図に記載のないルートなので倒木やヤブっぽい箇所もありますが、道ははっきりしています。

植林ですが、前半は西側、後半は東側に自然林があるので、さほど暗さは感じない植林帯です。

西側は自然林
【西側は自然林】

尾根が緩やかになり、ようやく植林から開放されました。紅葉もきれいで日差しがあるので明るい林です。
黄や橙色が主体ですが赤色もあって、木々の向こうに見えているのは生藤山への稜線でしょう。


750mあたりの紅葉
【750mあたりの紅葉】

右手に笹尾根
【右手に笹尾根】

熊倉山南西尾根
【熊倉山南西尾根の紅葉】

しばらくは自然林の尾根道。松浦本にも書かれている通り、このあたりが南西尾根のハイライトで、気持ちのいい落ち葉いっぱいの道になりました。

が、あまり続かず、また左側が植林の急登になりました。緩んだところで左へ折れ、右に笹尾根の稜線を見ながら登って行きます。

右に笹尾根
【右に笹尾根見つつ】
笹尾根縦走路
【笹尾根縦走路に出た】

最後は短い急登で笹尾根縦走路に飛び出しました。植林と自然林の境ですが、テープ類などはありませんでした。

昨日の大雨と強風ですっかり散ってしまったようで、尾根上は落葉がいっぱいです。

空は予報以上に早く晴れてきたので、太陽燦々。
気持のいい尾根歩きです。

熊倉山へ
【笹尾根を熊倉山へ】
熊倉山 山頂
【熊倉山 山頂】

ほどなく熊倉山に到着。ここを通るのは10年ぶりでしょうか、ベンチが3個も設置されていました。

すっきり晴れていれば富士山も見えるはずですが、今日は雲が多く見えませんでした。天気予報は曇りだったので、青空があるだけで感謝です。

この先は小さな上下で、落葉した木々の中に紅葉のきれいな木もまだ多く見られました。

前方に見える次の小山には手作り山名札があって、「軍茶利山」と記されていました。

笹尾根の紅葉
【笹尾根の紅葉】
軍刀利神社元社
【軍刀利神社元社】

軍茶利山の先に、軍刀利神社元社があります。周辺は小広い草地でベンチがあり、二人連れが休んでいました。

ここも西側の展望が良さそうですが、雲が増えてきたので熊倉山より更に見晴らしが悪くなっていました。

熊倉山南西尾根では誰にも会わなかったけれど、笹尾根縦走路でも今日は意外と人が少なく、この先でも一人二人とすれ違っただけでした。

落ち葉いっぱい。雲間から日差しもあるので明るい紅葉見上げつつ進んで行きます。

生藤山へ
【生藤山へ】
三国山
【三国山 山頂】

三国山に着きました。ここは数馬方面と陣馬山方面の分岐点。さすがに人は多く、今は団体さんが休憩中でした。

空はすっかり曇ってしまい、西側は何も見えないので、そのまま通過。

すぐ先を急登すれば生藤山の山頂です。
ここでお昼にしようと思いましたが、また晴れてきて今日は11月後半とは思えないほど気温が高い。ここは木陰がなく暑いので、お昼は連行峰に変更。

生藤山
【生藤山  山頂】
北側巻き道
【しっとり落ち葉道】

岩っぽいヤセ尾根を急下りして、北側巻き道になりました。昨夜の雨で、しっとり落ち葉ふかふかな道を進んで行きます。

小さなトンガリピークの茅丸もパスして、巻き道を進みます。やがて向こうに連行峰が見えてきました。

向こうに連行峰
【カサカサ落ち葉道】
連行峰
【連行峰】

連行峰は、陣馬山から見ると自然林の大きな山容で存在感がありますが、山頂は細く平坦なので、道標がなければ通過点のような雰囲気です。

マツなど点在するので冬は寒々とした風情ですが、今日は暑いので木陰が嬉しい。ベンチもあるので、ゆっくりお昼にしました。

今日はここから初めての万六尾根へ進みます。

下り始めは急坂で、緩んだ先に立つ古い道標には「連行山」と記されていました。

ここから小笹の道ですが、一ヶ所だけ胸の高さまで茂った笹薮通過の所がありました。

連行山
【古道標には「連行山」】
連行峰
【新道標には「連行峰」】

やがて植林になり、緩やかな道になりました。
この先も植林が続きますが、黄葉に色づいたコアジサイも点々と続くので暗い雰囲気はありません。

僅かに登り返すと湯場ノ頭で、平坦なピークを進むと右に湯場ノ尾根が分かれています。写真では分かり難いですが、湯場ノ尾根方面は「作業道・通行止」と書かれた小さな道標がありました。

湯場ノ尾根
【右に湯場ノ尾根】
三国峠みち万六尾根
【三国峠みち 万六尾根】

この先もずっと植林ですが、小笹の道なので歩きやすく穏やかな雰囲気の道です。随所に「南郷共益会」の白い看板がありました。

万六ノ頭の巻き道手前に道標がありました。山頂への表示はありませんが、右上へ細い道が伸びているので寄って行く事にします。

万六ノ頭分岐
【万六ノ頭 山頂分岐】
万六ノ頭紅葉
【万六ノ頭 西側】

ずっと植林でしたが、万六ノ頭は西側だけ自然林。紅葉ラインもちょうどこの辺なので、ここだけは明るく輝いていました。



山頂も東側が植林なので雰囲気はイマイチですが、あの木彫りの山名札が掛かっていました。
西の明るい紅葉を見上げながらティータイム。


万六ノ頭山名札
【木彫りの山名札】

万六ノ頭
【万六ノ頭 山頂】

さて、下山。ここからは下りだけです。下り始めは、分かりやすい黄葉の木漏れ日の道でしたが・・・


自然林
【自然林】
万六尾根
【落ち葉坂を下る】

やがて踏み跡が不明瞭になり、落ち葉に隠れた急下りになりました。左から合流するはずの登山道に注意しながら下って行きます。


登山道に出ると、植林と自然林が交互に現われました。檜の大木が立つ所から右下へ
植林のジグザグ下りになると、ヤマアジサイがいっぱい。ずっと下まで続いていました。


万六尾根檜大木
【檜大木で右下へ】

ヤマアジサイ
【ヤマアジサイいっぱいの植林】

南秋川にかかる小さな橋が見えて来ました。水辺の紅葉を見上げつつ渡り、坂を上がるとバス通りに出ました。右へ少し進めば、柏木野バス停です。


柏木野へ
【橋の右上が柏木野バス停】


熊倉山南西尾根は植林も多かったけれど、中腹は紅葉がきれいで気持ちのいい自然林でした。前日の強風と大雨で紅葉も大分散ってしまったようですが、落ち葉いっぱいを踏みしめて歩く笹尾根は静かで、名残の紅葉もきれいでした。熊倉山から生藤山、連行峰の間は気持ちのいい尾根で、万六尾根も植林が多かったけれど誰にも会わず、一般ルートとは思えないほど静かな峠道でした。



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