生藤山の西、笹尾根縦走路にある熊倉山へ南西尾根から登ってみました。
帰路は連行峰の北、まだ歩いたことのない三国峠みちの万六尾根を下ることにします。
2011.11.20 (土) | 井戸 | → | 南西尾根 入口 | → | 758m 自然林 | → | 笹尾根 縦走路 | → | 熊倉山 | → | 生藤山 | → | 連行峰 | → | 万六ノ頭 | → | 柏木野 |
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曇り 時々晴れ |
08:50着 08:50発 | 09:05 | 09:40 09:50 | 10:25 | 10:30 10:40 | 11:15 11:20 | 11:50 12:20 | 13:25 13:40 | 14:20着 14:48発 |
紅葉ラインも800m辺りまで下りて来たと思われるので、笹尾根の熊倉山~生藤山~連行峰あたりを歩きたいと思いました。熊倉山へは松浦本にある南西尾根から登ることにします。 |
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軍刀利神社鳥居手前で左折。小さな橋を渡って、少し先で右上へ進めば、長泉寺に出ました。右へ20mほど進めば、左の植林帯の中へ細い道があり、ここが熊倉山南西尾根入口のようです。 |
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植林ですが前半は西側、後半は東側に自然林があるのでさほど暗さは感じない植林帯です。 |
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尾根が緩やかになり植林から開放されました。紅葉もきれい、日差しがあるので明るい林です。 |
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しばらくは自然林の尾根道。松浦本にも書かれている通り、このあたりが南西尾根のハイライトで、気持ちのいい落ち葉いっぱいの道になりました。 |
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が、あまり続かず、また左側が植林の急登になりました。緩んだところで左へ折れ、右に笹尾根の稜線を見ながら登って行きます。 |
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最後は短い急登で笹尾根縦走路に飛び出しました。植林と自然林の境ですが、テープ類などはありませんでした。 |
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空は予報以上に早く晴れてきて、太陽燦々。 |
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ほどなく熊倉山に到着。ここを通るのは10年ぶりでしょうか、ベンチが3個も設置されていました。 |
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この先は小さな上下で、落葉した木々の中に紅葉のきれいな木もまだ多く見られました。 |
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軍茶利山の先に、軍刀利神社元社があります。周辺は小広い草地でベンチがあり、二人連れが休んでいました。 |
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熊倉山南西尾根では誰にも会わなかったけれど笹尾根縦走路でも今日は意外と人が少なく、この先でも一人二人とすれ違っただけでした。 |
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三国山に着きました。ここは数馬方面と陣馬山方面の分岐点。さすがに人は多く、今は団体さんが休憩中でした。 |
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すぐ先を急登すれば生藤山の山頂です。 |
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岩っぽいヤセ尾根を急下りして、北側巻き道になりました。昨夜の雨で、しっとり落ち葉ふかふかな道を進んで行きます。 |
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小さなトンガリピークの茅丸もパスして、巻き道を進みます。やがて向こうに連行峰が見えてきました。 |
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連行峰は陣馬山から見ると自然林の大きな山容で存在感がありますが、山頂は細く平坦なので道標がなければ通過点のような雰囲気です。 |
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下り始めは急坂で、緩んだ先に立つ古い道標には「連行山」と記されていました。 |
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やがて植林になり、緩やかな道になりました。 |
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僅かに登り返すと湯場ノ頭で、平坦なピークを進むと右に湯場ノ尾根が分かれています。写真では分かり難いですが、湯場ノ尾根方面は「作業道・通行止」と書かれた小さな道標がありました。 |
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この先もずっと植林ですが、小笹の道なので歩きやすく穏やかな雰囲気の道です。随所に「南郷共益会」の白い看板がありました。 |
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万六ノ頭の巻き道手前に道標がありました。山頂への表示はありませんが、右上へ細い道が伸びているので寄って行く事にします。 |
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ずっと植林でしたが、万六ノ頭は西側だけ自然林。紅葉ラインもちょうどこの辺なので、ここだけは明るく輝いていました。 |
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さて、下山。ここからは下りだけです。下り始めは、分かりやすい黄葉の木漏れ日の道でしたが・・・ |
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やがて踏み跡が不明瞭になり、落ち葉に隠れた急下りになりました。左から合流するはずの登山道に注意しながら下って行きます。 |
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登山道に出ると、植林と自然林が交互に現われました。檜の大木が立つ所から右下へ |
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南秋川にかかる小さな橋が見えて来ました。水辺の紅葉を見上げつつ渡り、坂を上がるとバス通りに出ました。右へ少し進めば、柏木野バス停です。 |
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熊倉山南西尾根は植林も多かったけれど、中腹は紅葉がきれいで気持ちのいい自然林でした。前日の強風と大雨で紅葉も大分散ってしまったようですが、落ち葉いっぱいを踏みしめて歩く笹尾根は静かで、名残の紅葉もきれいでした。熊倉山から生藤山、連行峰の間は気持ちのいい尾根で、万六尾根も植林が多かったけれど誰にも会わず、一般ルートとは思えないほど静かな峠道でした。 |
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