リハビリウォーキング第3弾は、ゴンドラ利用で標高差約200mの入笠山です。
入笠湿原には四季折々の花が咲き乱れるので、晩夏の花を楽しみに出かけました。
2011.8.27 (土) 曇り、時々青空 | 富士見パノラマ 山頂駅 | → | 入笠湿原 | → | お花畑 | → | 入笠山 | → | 入笠湿原 | → | 富士見パノラマ 山頂駅 |
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予定より一週間遅れでスーパーホリデーパス期限ギリギリ利用。高尾周辺は霧雨でしたが、笹子トンネルを抜けると青空になっていました。しかし南アルプスや八ヶ岳には雲がかかり鳳凰三山すら隠れています。 入笠山の登山口は沢入ですが現在は路線バスがなく、富士見パノラマリゾートから無料シャトルバスが出ているようです。冬は往復それぞれ2便ありますが夏は1便のみ。富士見駅10時発のバスでゴンドラ山麓駅に向かいました。 |
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往復切符は割安(片道1000円・往復1600円)で、乗り場前には地元野菜を売っていました。ミニトマト(200円)とブルーベリー(200円)を購入。 |
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道標に従って樹林帯を抜け、下って行くとすぐ入笠湿原です。正面に見える入笠山の山頂にもガスがかかっています。緑の湿原には蝶も沢山飛んでとんでいて、大きな目の模様の色鮮やかな蝶(クジャクチョウ)が目立ちました。 |
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いろいろな花が咲いていますが、今はサワギキョウやエゾリンドウなど紫系の花が目立っていました。シラカバの白い幹に紫色がよく映えています。 |
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紫色の中でひときわ輝いて見えるのがアケボノソウ。白馬岳で見たミヤマアケボノソウは深い紺色で知的な雰囲気でしたが、こちらは白い花。夜明け前の星に見立てた斑点や黄色の月もあって、なかなか粋な装いです。「アケボノソウ」の名にふさわしい素敵な花で、あちこちたくさん咲いていました。 |
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クサレダマ(腐れ玉じゃなくて草蓮玉)、ウメバチソウ、マツムシソウも咲いていましたが、マツムシソウは山頂にたくさん咲いていると思っていたので写真も遠くから一枚撮っただけでした。 |
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色とりどりの花を見ながらゆっくりしていましたが、そろそろ山頂へ向かいます。 |
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山彦荘の先から林道下の遊歩道を進んで行くと、マナスル山荘向いの大きな草原斜面に出ました。以前はマナスル山荘前に入笠山登山口がありましたが、今はこの草原斜面に遊歩道が出来て「お花畑」と呼ばれています。 |
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鹿柵ネットを開閉して入ると、こちらも色々な花が咲いています。中央にヤナギランが集まっていましたが、花はもう殆どが咲き終わっていました。 |
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お花畑の上の樹林帯を登れば、入笠山の山頂。 |
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山頂のマツムシソウ群生を期待して登って来ましたが、なんと今は殆どというか全く見られず、 |
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岩に腰掛け、お昼。買ったばかりのミニトマトとブルーベリーが美味しい。10年前に行った大阿原湿原は一周しても樹林帯で花は少ない記憶だったし、帰りのシャトルバスは15時の一便のみという制約もあるので、今日はこのままピストンで戻ります。 |
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入笠湿原ではまた木道を右往左往。 |
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花々をゆっくり眺めて、ちょっと早めに山頂駅へ向かいました。 |
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久し振りの夏の入笠山でしたが、マツムシソウがすっかりなくなっていてびっくりしました。でも素敵な白花のアケボノソウを見ることが出来たので良かったです。入笠湿原は花が多く四季折々の花で彩られますが、冬の展望も素晴らしく、目の前の白い八ヶ岳は本当に美しいので雪の頃もお勧めです。 |
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《9/1現在》 |
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入笠山の花々 |
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