紅葉時期の連休は雨天続きの予報。予定していた北アルプスは中止し、
晴れた三日目に、変化に富み展望のいい乾徳山へ行くことにしました。
2010.10.11 (祝) | 乾徳山 登山口BS | _ | 乾徳山 登山口 | _ | 錦晶水 | _ | 国師ヶ原 | _ | 扇平 | _ | 乾徳山 | _ | 扇平 | _ | 林道 横断 | _ | 道満山 | _ | 徳和峠 | _ | 乾徳山 登山口BS |
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晴れ | 09:37着 09:40発 | 10:05 | 11:10 11:15 | 11:22 | 11:50 12:00 | 12:50 13:30 | 14:10 14:30 | 14:57 | 15:20 15:25 | 15:50 | 16:05着 16:18発 |
今回も2006年6月の乾徳山と全く同じコースです。前回は花の季節だったので写真の時間も考え、少し早い山梨市駅からの市民バス(400円)を利用しました。しかし、今回調べると始発時刻が変更されていて、塩山駅からのバスと到着が同じだったので、塩山駅9:05発のバスで行くことにします。 |
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乾徳山登山口には大きな案内板があります。 |
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細い林道を横断してしばらくすると小さな水場の銀晶水。細い流れですが、冷たい水で美味しいです。 |
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道が緩やかになると、やがて笹の広がる雰囲気のいいカラマツ林になります。散策気分の気持ちのいい林で、右手に沢音が聞こえてくると「錦晶水」。 |
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緩やかなカラマツ林を抜けると国師ヶ原。 |
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振り返れば富士山。 |
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月見岩の横には真っ赤に色づいたマユミの実がたわわに成っています。 【扇平のススキ】 |
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横の乾徳山の上には青い空。 |
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扇平を過ぎると樹林帯で、だんだん岩が多くなって来ます。ここはミツバツツジも多いので、赤や黄色に色づいて明るい林です。 |
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岩場の上から振り返れば先ほどの扇平のススキ草原が見渡せて、楽しい眺めです。狭い隙間から梯子を下って、次へ。 |
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山頂が見える見晴らしのいい岩の上まで来ました。真っ赤に染まった木の奥に、乾徳山の山頂直下の鎖場が見えています。山頂に立っている人の頭が見えているのですが・・・ |
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直下の岩場は、乾徳山のシンボル的岩壁。 |
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下半分は足場が乏しく垂直なので鎖が必要ですが、上半分は足場も多く登りやすいです。 |
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【直下のクサリ場 下部】 |
【直下のクサリ場 上部】 |
乾徳山の山頂は岩ゴツゴツで、やや狭い。 |
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雲が多くなってきましたが奥秩父方面はよく見渡せていて、金峰山のトンガリ五丈岩も見えます。周辺の山肌は、緑の中にポツポツと赤い木々が点在してきれいでした。 |
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帰路は山頂から岩稜伝いに黒金山方面へ下るのが一般的ですが、私は扇平が好きなので来た道を引き返します。 |
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下の山肌を見下ろせば、赤や黄色に紅葉していてきれいでした。 |
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扇平の月見岩へ戻って来ました。また上のお気に入り岩でティータイム。 |
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月見岩から大平方面の道へ進みます。 |
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樹林帯に入ると、淡い色づき。 |
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何度か細い林道を横切って下って行きます。 |
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ひたすら下って車道のカーブ点を掠めるように進むと、道は緩やかなアカマツ林になります。 |
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僅かに登り返せば道満山。 |
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やがて集落への分岐に来ました。以前は右折して下りましたが、ふと見れば前方に小さな手作りの道標があります。真っ直ぐ進んでみると、こちらに近道が出来ているようでした。4年前の道だとバス停まで20分以上かかりましたが、新しい道は10分と書かれているので、今日はこちらへ進んでみます。 |
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紅葉は扇平から上の乾徳山でしたが、青空の下、すっきり浮かぶ富士山も見ることが出来ました。扇平のススキ草原は伸びやかで、風にそよぐ穂が秋の光に輝いてとてもきれいでした。 変化に富んだ乾徳山。またいつか、今度は白い富士山と白い南アルプスを見てみたいと思います。 |
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