しっとりした原生林の続く奥秩父は若い頃の憧れでしたが、交通が不便な山域。
思いがけない9月の連休に、金峰山から雲取山へ縦走してみようと思い立ちました。
2009.9.19 (土) | 瑞牆山荘 | → | 富士見平 | → | 大日小屋 | → | 大日岩 | → | 砂払ノ頭 | → | 金峰山小屋 分岐 | → | 五丈岩 | → | 金峰山 | → | 金峰山小屋 |
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曇り | 10:05着 10:15発 | 10:55 11:05 | 11:50 12:15 | 12:45 12:50 | 13:50 14:05 | 14:25 | 14:55 | 15:00 15:05 | 15:20着 泊 |
山深い奥秩父。特に金峰山から甲武信ヶ岳の間はバスで行くにはちょっと難しく、途中下山といっても大弛峠からの長い林道歩きしかないので、ここは縦走して通るしかないと思っていました。しかし花の頃はあの山、新緑の頃はこの山、すっきり展望のいい日はその山、日溜まりハイクはどの山、などと言っているうちに年月は過ぎ、とうとう10年が経ってしまいました。 |
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青空が広がる山里の中をバスは走り、やがて渓谷沿いに進んで瑞牆山荘に着きました。 |
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『そうそう、こんな道だったなあ~』と思い出しながら登って行き、やがて富士見平に着きました。 |
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人の気配のない富士見平小屋とトイレの間を抜けて樹林帯へ。小鳥もいるのかいないのか、シーンと静か。私の靴音だけが聞こえています。 |
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鷹見岩分岐を過ぎ、しばらくするとシャクナゲの木が見られるようになって大日小屋の上方に出ました。右下に小屋の屋根が見え、前方には大岩が聳えています。 |
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次の大日岩へは、岩ゴツゴツの急な登りがあり、滑りやすい岩斜面にはロープがかかっていました。やがて左上に大岩が現れ、見上げながら回り込むと尾根に出ました。道標とベンチがあり、すぐ左に大日岩の上部が見えています。 |
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展望も良さそうで、晴れていればてっぺんに上がってみたいような岩でしたが、今日は霞んでいるのでパス。 |
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再び樹林帯に戻り進んで行くと、苔むした倒木にシャクナゲが生えているのでしょうか。根がふさふさ垂れて、ジャングルの風情です。 |
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少し先には大きく切れ落ちた絶壁があり、上部が千代ノ吹上でしょうか。奥に金峰山のシンボル、五丈石がはっきり見えて来ました。 |
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周辺はダケカンバの黄葉もきれいで、振り返れば岩ピークが並んで見えました。 |
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五丈石。大分近づいて来ました。こちらから見ると、何やらスフィンクスのように見えます。 |
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回り込むと、写真でよく見るあの五丈石になりました。大岩の積み木のようで、どうやって積み上げたのでしょう。 |
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金峰山の山頂はもう少し上なので、岩ゴツゴツを東へ進み道標のある山頂に着きました。 |
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金峰山小屋へは五丈石からも山頂からも道が下りていて、途中で合流。北面を真っ直ぐ下って行くと、広いハイマツ樹林の中に屋根が見えて来ました。 |
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