槍ヶ岳・双六岳・笠ヶ岳


2004年7月31日(土)〜8月3日(火)   初日


2004.8.3(火) 笠ヶ岳山荘_杓子平分岐_杓子平_笠新道登山口_新穂高温泉
快晴 05:10食
 05:40発
06:40
06:45
07:40
07:50
10:45
10:50
12:00着
13:40発



日の出
【日の出】

朝、 槍ヶ岳の上空は薄紫とピンクのきれいな色に染まりました。
朝日が昇ってくる辺りにも雲がかかっていますが、輝きはどんどん増してきます。

日が昇るにつれ刻々と色が変わり、最後は炎のように燃えるような茜色になりました。
まるで夕焼けのような天体ショーで、そのあとは急速に褪めてグレーの雲になりました。

下山する日に、山の上でこんな夜明けを見る事が出来るなんて、本当に感激です。

日の出
【日の出】
笠ヶ岳山荘
【笠ヶ岳山荘】

今日は、あの激登といわれる笠新道を下りるので休憩時間も多めに予定して、新しくてきれいな笠ヶ岳山荘を早めに出発します。


早朝の爽やかな冷気の中、抜戸岳手前の分岐まで昨日歩いた道を戻ります。分岐で右に折れ、少し登ったところから下ります。下に大きく杓子平が広がり、草原の道を先行する登山者がまばらに見えています。

穂高岳、焼岳、遠く霞みに浮かぶ山々を見ながらしばし休憩後、所々滑りやすいガレ石の急斜面を下り始めました。杓子平も高山植物が多い所のようですが、今はもうクルマユリなどはなく、シナノキンバイやハクサンフウロもごく僅かでコバイケイソウなどは色褪せているものが殆どでした。


カールを過ぎてから振り返ると笠ヶ岳〜抜戸岳と杓子平が青空の下、一望。
去り難く、腰を下ろしてゆっくり眺めました。

笠ヶ岳と杓子平
【笠ヶ岳〜抜戸岳と杓子平】

さて、いよいよ下り。初めは灌木の中、大岩ゴロゴロの急な道ですが、やがて右に左に九十九折れの道になりました。足に負担がかからないように、とてもよく整備されています。1時間以上過ぎたところで木陰を見つけ休憩。


笠新道
【笠新道 中間地点】

だんだん針葉樹が多くなり、やがて「1920m 笠新道の中間地点」という所に出ました。
この辺りからはシダやシラビソも多い雰囲気のいい道です。


「1800m地点」の標識を過ぎて40分ほどすると、ブナが広がり、丸太ベンチのある休憩ポイントに出ました。まわりの木々を見ながらひと休み、下から左俣谷の渓流の音が聞こえてきます。あと少しと思いながら下り、20分ほどでようやく登山口に出ました。

今年は晴天続きで残雪が少ないせいか、水場のホースから水は流れていませんでした。

笠新道は確かに長いのですが、段差の大きい所はなく、思ったより歩きやすい道でした。下りに関しては、丹沢の大倉尾根よりマシな感じです。登りの場合、むしろ杓子平から上が気分的にもキツイのではと思いました。


笠新道登山口
【笠新道登山口】
笠ヶ岳
【新穂高温泉から見た笠ヶ岳〜抜戸岳】

長い林道をひたすら歩いて、新穂高温泉に着きました。
橋の手前には、熱い「飲用温泉」と冷たい「アルプス天然水」が流れているので、ポットとペットボトルにそれぞれ入れて、家へのお土産にします。
橋の上からは抜けるような青空のもと、笠ヶ岳から抜戸岳の稜線が見送ってくれているようでした。

バス停前の無料の「アルペン浴場」では、先客2人だけだったのでゆっくり汗を流し、食事をしたりお土産を買ったりして松本行きのバスを待ちました。



今年の夏は去年と違い、晴天に恵まれました。アップダウンはあるものの終始眺めのいい稜線歩き、一人きりの槍の穂先、ブロッケン、朝焼け、など素晴らしい展望の山旅で感謝の夏休みになりました。



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