槍ヶ岳・双六岳・笠ヶ岳


2004年7月31日(土)〜8月3日(火)   初日


2004.8.2(月) 双六山荘_弓折岳_大ノマ岳_秩父平_抜戸岳_笠ヶ岳山荘_笠ヶ岳_笠ヶ岳山荘
快晴 05:30食
 06:25発
08:00
08:15
09:20
09:35
10:20
11:00
12:20
12:35
14:00
15:20
15:30
16:15
16:25着
17:45食



朝、双六岳へ10分ほど登ったところで日の出を待ちました。燕岳の辺りから朝日が昇り、天気は快晴。今日は笠ヶ岳までの稜線漫歩で、時間もたっぷりあります。穂高岳と笠ヶ岳の両方を眺めながら、青い空の下を歩ける幸せに感謝です。

正面に笠ヶ岳を見ながらまだ日の当たらない池の横を通り、緩やかに登って2622地点に着きました。
ここで逆光の槍ヶ岳とご対面。上の朝日が眩しい。

振り返れば、朝日の当たってきた双六小屋の向こうに鷲羽岳が大きく、奥に水晶岳も見えていました。


双六小屋と鷲羽岳
【振り返って見る双六小屋と鷲羽岳】

「花見平」や「黒百合ベンチ」というお花畑があリますが、今年は高山植物も早かったようで全体に寂しい感じです。この先にある雪渓も、今年は雪がずいぶん少ないようです。前回ここで、余りの暑さに雪団子を作り、頭に載せて歩いた事を思い出しました。


弓折岳分岐
【弓折岳分岐の下に鏡平山荘と池】

鏡平の分岐には、新しくベンチが置かれていました。
正面にはまだ逆光の槍ヶ岳、下の方に鏡平山荘と池が見えています。

この先を少し登って、弓折岳へ向かいます。

弓折岳の山頂は、小広い草地で展望もよく、3グループほどが休憩していました。

次の大ノマ岳が目の前にデンと構えて、ひと登り分ありそうです。
弓折岳から一旦急に下ったところの大ノマ乗越は、ダケカンバが大きく枝を広げ、紺碧の空に緑の葉が輝き、白い幹がすっきりと眩しいほどです。

弓折岳
【弓折岳 向こうに逆光の槍ヶ岳】

急坂を登り返して少し行くと緩やかになり、岩の多い大ノマ岳に着きました。
ここは狭いピークで、すぐ下を巻くようになっています。
目の前には抜戸岳と秩父平が広がり、次はあの辺りを歩くのかなと眺めながら休憩。

抜戸岳
【大ノマ岳から見る抜戸岳と秩父平】

緩やかに下って草地に出ました。
秩父平は広い草原に大岩が点在し、2,3のグループが昼食中。
正面の槍ヶ岳や穂高の峰々を見ながら、ちょっと早いけど私もここで昼食タイム。平らな二畳程の大岩の上で、ゆっくりくつろぎました。日差しがどんどん強くなるので日焼け止めをまた塗って、さて出発。


秩父平
【秩父平を振り返る】

ザレの急坂を登って稜線に出、秩父岩の上に出ました。
振り返れば昨日歩いた西鎌尾根、今日来た稜線がきれいに見えます。
左には、なだらかな双六岳と双六池付近、鷲羽岳も見えています。
なんて素晴らしいんでしょう!   気持ちいい〜!!

秩父岩から
【秩父岩から見た西鎌尾根方面】

笠ヶ岳
【笠ヶ岳への道】

秩父岩から笠ヶ岳は、近そうでまだまだ遠く、これから歩く道が右にカーブしながらほぼ水平にずーっと続いています。

笠ヶ岳を眺めながら、遠くの山々を眺めながらの爽快な散歩道です。

抜戸岳は下を巻くようになっていて、山頂へのきちんとした道はありません。

でも直下の登山道脇にケルンが積まれているので、そこから上へ直登できます。平らな板のような岩が積み重なった斜面で、歩き易いような、崩れそうな・・・ちょっと緊張する登りです。

抜戸岳山頂からは笠ヶ岳と山荘が真っ直ぐ同じ高さに見えました。反対側を見下ろすと杓子平を登ってくる人達が見え、上から見ると最後は随分急な登りに見えました。

抜戸岳
【抜戸岳山頂から見た笠ヶ岳】
穂高岳
【北穂高岳、涸沢岳、奥穂高岳】

そして横には穂高連峰。

涸沢岳にはふんわりとした雲がかかっています。
こちら側から見ると屏風のようです。


ケルンのあった登山道まで下り、ちょっと行くと笠新道分岐。ここからは正面に笠ヶ岳を眺めながらゆるやかな道。しかし結構長い。壁のような大岩の間を抜ける「抜戸岩」を通り、キャンプ場を抜けて笠ヶ岳山荘に着きました。受付を済ませ、部屋で一休み。スペースは一人一枚で、ここもゆっくり出来そうです。のんびりしていると、山頂にはガスがかかってきました。これでは展望は望めないので同室の人達とおしゃべりをしたり、山荘の中をうろうろ。3時過ぎ、時々ガスが切れるので山頂へ行って見ることにしました。

山荘から10分ほど岩ゴロゴロの道を登って、祠のある山頂西に着きました。3日間の無事と晴天に感謝して手を合わせ、左の山頂東に向かいます。
すっかりガスの中ですが、時々切れて真っ青な空が一瞬広がります。向こうの穂高にも綿菓子のような雲が乗っていました。

時間的にはガスの中の方が長いのですが、それでも時々青空が見えるとうれしく、ずっと腰掛けていました。人が次々来ては、写真を撮って戻って行きます。


笠ヶ岳
笠ヶ岳
ブロッケン
【ブロッケン】

そのうち日もやや傾いて来た頃、誰かが「ブロッケン!」と言いました。 えっ! ブロッケン?! 
慌てて私も霧に向かって立つと・・・
見えました! うれしい〜   
急いでシャッターを押しました。ブロッケンを見るのは初めてだったのでとても感激しました。

しかし家に帰ってパソコンでよく見ると、この姿。
仁王立ちになってカメラを構えています。
もう少し神秘的な姿を想像していたのですが・・・



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