塩山駅8:30落合行バスに乗車。9年前は落合で下車したものの、金森さんと入口探しに苦労しました。
しかし今は便利になって、予め運転手さんにお願いしておけば鶏冠山入口で降ろしてくれます。
舗装道路を上がり、登山口から山へ向かうと、もうクリンソウが咲き始めていました。

ハンノキ尾根は北西側なので苔むした雰囲気。　雨の続く季節はしっとり瑞々しい緑が続きます。

晴れ予報なのに雲が多い。日差しが戻るとエゾハルゼミが一斉に鳴きだし明るい雰囲気になりました。

苔の岩道を進み、鶏冠神社分岐にきました。ここからは単独の人と何回かすれ違います。

大岩を回り込むとイワカガミやシャクナゲが点在しますが、今年はやや少なめ？終盤のよう。

狭い岩頭にある鶏冠神社にお参りしました。諦めていた富士山が半分だけでも見えて感謝です。

先ほどの分岐に戻り見晴台へ。雲が多いものの西側は青空も見え、奥秩父方面が見えていました。

昭文社地図では鶏冠山と黒川山は別ですが、地理院地図では三角点のある所が鶏冠山（黒川山）。
直下のトウゴクミツバツツジを見ながら分岐に戻り、六本木峠へ向かいます。

この山域はあちこち分岐しているけれど、道標もしっかり設置されているので安心して歩けます。

林道横断し、少し先から柳沢峠方面へ。　　味わい深い古い道標もまだ健在です。

六本木峠から丸川峠へ向かうとフモトスミレ咲く水平道になり、やがて苔むす大岩の森になりました。

大きな平たい岩が折り重なったように張り出している所もあって、森の精でも現れそうです。

やがて稜線に合流。日差しも出て、またエゾハルゼミの鳴く明るい新緑の尾根道になりました。

天庭峠。名前通りちょっと日本庭園ふう。その先も緑いっぱいの気持ちのいい道が続きます。

緩やかな道が続きエネルギー補給を忘れていました。寺尾峠の倒木に腰かけて休憩タイム。
その先もちょっと傾いて危なげな桟橋などあって、奥秩父深山の雰囲気です。

開けた草原の丸川峠に到着。グループさんが休憩中なので、私もデザートタイムにしました。

丸川峠からは岩の急下りもあり要注意だけれど、やがて緩やかな明るい新緑道になります。

南西の下りなので日も当たり、ちらほらとヤマツツジが咲く道を下って登山口に下り立ちました。