藤野駅8:10発の和田行バスは10人くらいだったでしょうか。無風なので、寒さはあまり感じません。
桜の下から登山道で、植林を抜けると樹間から富士山が見えてきました。

一ノ尾根を登って行くと、今までなかった所に新しいお休みベンチが出来ていました。
地元の方が設置して下さったのでしょう、雨宿りシートまで用意してある心配りです。

二ケ所の和田分岐を過ぎ、急坂と階段を登れば陣馬山の山頂です。
雲一つない青空の下、シンボルの白馬像が気持ちよさそうに空を見上げています。

気温はかなり低いけれど、風がないので穏やかなお正月の富士山です。

清水茶屋でおでんを頂きながら眺望タイム。見えている南アルプスは赤石岳・悪沢岳のよう。

日差しが強いので寒さも感じず、西の山々もすっきり見えていて、今日は絶好の眺望日和です。

近くにいた方のマネして私もカシャ！　たぶん絞りとか露出の技が必要なのでしょうけど、私には無理。
今日は丹沢にも雲がなく東丹沢もすっきり。位置を変えると江の島も見えていました。

和田峠や栃谷分岐を過ぎると、落ち葉の陰に小さな小さな氷の花、シモバシラ。
20年以上前に滝子山の山頂北で見たシモバシラは、手のひらサイズがいっぱい群生？していました。

この先は植林の尾根と思っていたけれど、気づいたらベンチがあり、巻き道を歩いていたらしい。
気持ちのいい陽だまり道で、ニコニコ♪ルンルン♪　　この巻き道、いつからあるのでしょう。

明王峠に着きました。ここも雰囲気のいいお休み処で、おでんを食べたばかりだけれど簡単ランチ。

明王峠までは単独登山者にチラホラすれ違いましたが、この先は誰にも会わず静かな山中。
大平小屋分岐では直進して、お気に入りの小笹の道を矢ノ音へ進みます。

南側に高い植林があるので日陰なのが残念だけれど、こじんまりとした可愛いピークです。

矢の音から西へ下ると、こちらも明るい陽だまりで、なんとものどか。　ゆ～っくり歩きたい道です。
562ｍ辺りの先にシモバシラが点在していました。こちらも小さなシモバシラばかりです。

車道分岐からトラバース道へ進むと植林になり、奈良本と栃谷への分岐を見送ります。

栃谷分岐の先がイタドリ沢の頭で、ここにもベンチがあり、午後の光も入るのでしばし甘酒タイム。

大沢の頭を過ぎると急下りで、やがて靴が埋もれるほどの落ち葉いっぱいの道を下ります。

開けた送電鉄塔広場から下ると登山口で、あとは里の道を通って藤野駅へ向かいました。