八方池で雪景色を見ようとワカン持参で出かけましたが、強風のためリフト休止で遠見尾根へ。
初めての、プチ吹雪のような北アルプス尾根末端歩きでしたが、貴重な体験となりました。
2020.2.24 (休) | 五竜テレキャビン アルプスだいら | → | 地蔵ノ頭 | → | 一ノ背髪 | → | 二ノ背髪 | → | ランチ | → | アルプスだいら |
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快晴強風 時々突風 |
09:55着 10:05発 | 10:45 10:50 | 11:45 11:55 | 12:15 12:25 | 12:50 13:10 | 14:00着 14:05発 |
去年の八方尾根が忘れられず、23日は北アルプスに少しまとまった雪が降ったようだし、24日は晴天との予報に今年も八方尾根へ行こうと夜行バスを検討。コロナウイルスの影響でしょうか、連休なのに前日でも予約でき、私の隣は空席でした。八方で下車したのも私一人。 |
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ところが手製ワカン持参の単独男性が隣の遠見尾根を私の歩ける所まで案内して下さるとのこと。 |
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アルプス平で降り、ゲレンデの端へ進み、地蔵ノ頭へ向かいます。 |
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アイゼン着けて地蔵ノ頭直下の急斜面を登り、緩やかになるとケルンのある地蔵ノ頭に着きました。 |
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しかし今年はやはり雪が少ない。この頃はまだ風もさほど強くなかったので先へ進みます。 |
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【天狗岳 二ノ背髪~五竜岳~大黒岳 (拡大)】 |
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トレースがあるのでワカンは使いませんが、時々踏み抜き、ヨロヨロ登って行きました。 |
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一ノ背髪へ向かう尾根に上がると風もかなり強くなってきました。時々、突風。 |
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登山者の蹴散らす雪で複雑な姿のシュカブラ見つつ、一ノ背髪に到着しました。 |
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五竜岳が近づき遠見尾根もすっきり見えてきましたが、標高が上がったので風も強くなってきました。 |
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【小遠見山~二ノ背髪 五竜岳~白岳 (拡大)】 |
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ベテランさんが暴風初心者の私を心配して「ここで戻りましょうか。」と聞いて下さったのですが、 |
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時々耐風姿勢になり、頑張って二ノ背髪まで登ってきましたが、さすがに風がハンパない。 |
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鹿島槍ヶ岳も少し見えてきて嬉しく、ここまで連れてきて下さったことに、ほんとうに感謝です。 |
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【小遠見山山頂 鹿島槍ヶ岳~五竜岳~白岳~大黒岳 (拡大)】 |
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すさまじい突風が吹くと、腕力のない私はストック2本と両足の4点支持で踏ん張っても、
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少し下って強風を避けられそうな盛り上がった雪の陰で昼食にすることにしました。 |
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ベテランさんは「こっちの方が楽しいですよ~」と叫んでいるけれど、私は踏み抜けばヨロヨロ。 |
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更に雪の深い樹林帯。雪に慣れている人達はふかふか雪がお好きなようで、あちこちにトレース。 |
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朝は動いていたリフトも運休になり、ベテランさんの竹製ワカンがビュンビュン吹き上げられています。 |
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テレキャビン駅が近づいてきても風は吹き荒れ、スキー客はいない。 |
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スキー客も麓のリフトしか利用できなくなり、テレキャビン駅にいるのは登山者だけでした。 |
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予定の八方尾根は行けませんでしたが、思いがけず遠見尾根を歩くことになり、くっきり武田菱の大きな五竜岳を望むことが出来ました。雪山はいつも風のない安定した晴天の日に行っていたので、今回のようなプチ吹雪は初めての経験。空が青いのでさほど不安もなく、プチ吹雪になると喜んで写真を撮る私にベテランさんはあきれ顔。きちんと注意して下さるのでむしろ安心して歩くことができ、お陰さまで感謝の楽しいスノーハイクとなりました。 |
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