ウォーキングなら得意というナオさん。入笠山の次は奥多摩へ案内する予定でしたが、
御岳山へ行ってみたいとのことだったので、それならとレンゲショウマの時期を選んで来ました。

ケーブルで上がった山頂駅はすっかりガスに包まれ、今日は人も少ない。
今年は花付きが良くない情報でしたが、確かにちょっと寂しい雰囲気です。
奥多摩の主Hgさんによれば、昨年シカにかなりの花を食べられてしまった影響ではないかとのこと。

7月の長雨で咲き始めも遅かったようで、今年の見頃は8月下旬～9月上旬のよう。
一斉に咲く花ではないので咲き終わりの蕊、花、蕾が同居していて、まだ蕾もけっこう残っています。

周辺はガスに包まれていますが、レンゲショウマは幻想的な森がよく似合います。
人が少ないのでゆっくり楽しめることが出来て、ナオさんもひとつひとつ愛でていました。

今日は風もないので、蜘蛛の巣もきれいな形で、しずくの飾りを付けています。

咲き終わりも多いけれど、蕾もけっこう残っているので、今週いっぱいは楽しめそうです。

御岳山初めてのナオさんなので、御岳神社へもお参りしましょう。

人が少ないのでそっと奥へも行ってみると、こちらにも沢山お社がありました。

何やら厳かな気持ちになり、蜘蛛の巣まで宇宙を思わせるような美しさです。

子供達と来る時は必ず寄る長尾平園地も案内したけれど、今日の展望台は真っ白です。

今日の七代の滝は滑りやすそうなので、高い鼻の天狗岩を見上げ、ロックガーデンへ向かいます。

いつもは観光客で賑わうパワースポットですが、今日は一人にすれ違っただけ。

しっとり山の気に包まれ、静かな生気に満ちています。

ときどき滝行も行われるという綾広ノ滝。今日の水量は少なめかな。
「いつか大岳山へも行きましょう」と言って、この後は以前にも行ったお蕎麦屋さんへ。

今日のお昼は紅葉屋の「くるみ蕎麦」です。胡桃もお蕎麦も大好きなナオさん。
胡桃だれを買って帰りたいようでしたが、暑い季節は傷みやすいので売ってないとのことでした。
静かな大塚山も案内しようと、奥へ向かうと途中にバイカツツジが一つだけ咲き残っていました。

今日は丹三郎尾根もパスして、ケーブルで下山。　　御岳橋から渓谷を眺めていると、
カヌーの練習中。ナオさんは川沿い遊歩道も気になったようなので、いつか行きましょう。