御前山・馬立山・九鬼山

ごぜんやま(730m)・うまたてやま(797m)・くきやま(970m)

昨年6月に見たスミレ葉の様子が気になり、遅いとは思いつつ九鬼山へ行ってきました。
スミレはほぼ終わりでしたが、葉を見て会いたかったスミレには辛うじて会えて良かったです。
御前山までヤマツツジ満開。九鬼山までもヤマツツジが多く、山はすっかり新緑のトンネルでした。


2019.5.5
(日)
 猿橋駅九鬼山
登山口
神楽山
分岐
御前山馬立山紺場
休場
九鬼山禾生
分岐
池ノ山池ノ山
登山口
田野倉駅
晴れ  08:15着
 08:20発
08:3509:20
09:30
09:50
10:00
10:40
10:45
11:45
12:10
12:55
13:15
14:1014:20
14:25
14:5015:05着
15:24発


駅から駅へ歩け、広葉樹の多いこのルートはお気に入り。いつもと同じ猿橋駅からスタートです。


【岩殿山見つつ】
九鬼山登山口
【九鬼山登山口】

このルートを初めて歩いた16年前と同じ頃なので、岩の多い急登はヤマツツジが満開。


【ヤマツツジが続く】

【岩稜の急登】

神楽山は見晴しもないのでパスし、御前山へ向かいました。イカリソウが点々と咲いています。

神楽山分岐
【神楽山分岐】

【御前山へ】

御前山山頂に着きました。秋山山稜、道志山稜が目の前に大きく広がり一望。
鹿留山の奥に富士山が見えますが、今日は雲がたなびいて、ちょっと残念です。

御前山山頂
【御前山山頂】

【富士山 (拡大)】

昨年の台風の影響でしょうか、大月分岐の木が倒れていました。伐採地は年々木が伸びてきます。

大月駅分岐
【大月駅分岐】

【伐採地から望む滝子山~小金沢連嶺】

沢井沢ノ頭
【沢井沢ノ頭】

【瑞々しい緑 鮮やかなオレンジ】


イカリソウ

チゴユリ

シュンラン

マルバアオダモ

馬立山へ、16年前は岩稜の直登がルートでしたが、今はトラバース迂回が一般的になりました。


【馬立山へトラバース】
馬立山
【馬立山】

その先にも倒木が数本。植野山分岐からはこのルート一番の急斜面。慎重に下ります。


【倒木】
九鬼山・植野山分岐
【九鬼山・植野山分岐から左へ急下り】


【ロープ急下り】

【振り返る】

札金峠に多かったチゴユリはすっかり少なくなりました。紺屋休場まで、ほぼ平坦な道。

田野倉駅分岐
【田野倉駅分岐】

【九鬼山見つつ、山腹道を行く】


ギンラン蕾

センボンヤリ

ヒメハギ

キンポウゲ

紺屋休場の草地には花も多いはずですが、今はキンポウゲだけが風に揺れています。
トラバースのスミレはすっかり終わりでしたが、少し復活したのか葉は残っていたので安心しました。

紺屋休場
【紺屋休場 目の前は高川山】

【北から東へ大きくトラバース】


【東の尾根に乗る】
九鬼山 直下
【九鬼山 直下は短い急登2回】

九鬼山の山頂に到着。北側は滝子山~小金沢連嶺、権現山や扇山などよく見えています。
南側は植林で、最近一部伐採されたのでしょうか、富士山が見えるようになっていました。

九鬼山 山頂
【九鬼山 山頂 (拡大)】

【雲の富士山】

落合橋分岐から長い急下り。途中で天狗岩へ寄ってみましたが、富士山には相変わらず雲。


【落合橋分岐】
天狗岩からの富士山
【天狗岩からの富士山】


【植林急下り】
禾生駅分岐
【禾生駅分岐 今日も直進】

気持ちのいい新緑のトンネル。池の山は狭く見晴しはないけれど、木陰の倒木ベンチで休憩。


【新緑】
池の山
【池の山】

この前後はフデリンドウとホタルカズラが多く咲いていました。

フデリンドウ

フデリンドウ

ホタルカズラ

ホタルカズラ

池の山から下ると少しだけ開けた所があり、富士山方面やリニア線が見えます。
ジグザグ道を下り、小さな沢を渡れば登山口で、今日は田野倉駅から電車に乗りました。


【見晴しからの富士山 (拡大)】

【沢を渡る】

・・・・・・・    九鬼山で今シーズンほぼ最後のスミレさんたち  ・・・・・・・

タチツボスミレ

マルバスミレ

ヒゴスミレ

エイザンスミレ


アカネスミレ

アカネスミレ

アケボノスミレ

アケボノスミレ

コース参照:2012年4月 九鬼山    2014年1月 九鬼山




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