達磨山・金冠山

だるまやま(981m)・きんかんざん(816m)


雨が降ったので、更に白くなったであろう富士山や南アルプスを見に行きたいけど、
寒くない山がいいなあ・・・と、まだ行ったことのない伊豆の達磨山へ行くことにしました。


2018.12.21
(金)
 戸田峠小達磨山達磨山小達磨山戸田峠金冠山奥山
断念
金冠山レストハウス
快晴  09:55着
 09:55発
10:20
10:25
10:55
11:15
11:4012:0012:15
12:30
13:0013:35
13:55
14:25着
14:43発


修善寺駅9:15発の戸田行きバスに乗ります。出来ればだるま山高原レストハウスから登りたいけれど、午後は奥山もピストンする予定なので帰りのバスが無理そう。戸田峠まで上がることにしました。


戸田峠には広い駐車場があり、「伊豆山稜線歩道」の立派な案内板が立っています。
登山口から入るとすぐ道標もあり、アセビの茂る灌木帯が続きました。

戸田峠
【戸田峠】

【アセビの道】

平坦な草地の広い歩道に出ました。芝生ではないけれど、整備された立派な歩道です。
素晴らしい青空で、右には戸田港が見え、振り返れば富士山の頭が見えています。


【草地の登山道】
戸田港
【戸田港】

その先から階段の急登が始まりました。振り返ると、富士山がどんどん大きく見えてきます。


【笹原の階段 (拡大)】

【ずっと階段の道】

階段続きの登りが終わった所が小達磨山の山頂でした。狭いけれど、向こうに達磨山が見えています。
笹原の気持ちのいい尾根をスカイライン見ながら下ります。達磨山へも笹道が続いて楽しそう。

小達磨山
【小達磨山 山頂】

【スカイライン横断】

ひろ~い笹原。緩やかな気持ちのいい道。何度も振り返りつつ、眺めつつ登って行きます。
南アルプスも見えてはいるけど、ぼんやり。今日は靄って残念だけれど、贅沢言ってはいけません。

達磨山からの眺望
【戸田港 南アルプス 富士山 小達磨山 金冠山 (拡大)】

緩やかな長い階段道が続き、大きな岩が見えて来て、達磨山の山頂に着きました。
狭い山頂ですが展望は遮るもののない360度。靄ってなければ、奥秩父や丹沢も見えるのでしょうね。


【笹原の道】
達磨山 山頂
【達磨山 山頂】

それでも天城山は見えています。伊豆山稜歩道は天城峠まで伸びているけど、一日では無理。
簡単お昼で、戸田峠へ引き返します。下りはず~っと富士山眺めつつの楽しい下りです。


【天城山もぼんやり】

【富士山見つつ (拡大)】

雲ひとつない空、なだらかな山、とにかく広い。素晴らしい解放感に浸りながら下って行きます。


【スカイライン横断】
小達磨山から戸田峠へ
【小達磨山から戸田峠へ (拡大)】

太平洋に突き出た半島。強風にさらされて、アセビも横倒しになって頑張っています。
戸田峠手前まで戻ってきました。次はあのアンテナ塔のある金冠山へ向かいます。


【横倒しのアセビ】

【あの金冠山へ】

戸田峠バス停の反対側にある第二トンネルの右に金冠山登山口がありました。
レストハウス分岐を左へ進むと、ヤマザクラも何本かあるような雰囲気です。

金冠山登山口
【金冠山登山口】

【ヤマザクラ?】

短い登りで金冠山の山頂到着。ここも富士山が見えます。
右に見えているのは沼津アルプスでしょうか、こちらから見るデコボコの姿も楽しい~

金冠山 山頂
【金冠山 山頂】
沼津アルプス
【沼津アルプス (拡大)】

奥山までピストンしようと思ったけど、地図タイムより今日は時間がかかっています。
笹原に下りて市民の森分岐を過ぎると、ずっと展望のないアセビの密林が続きました。

市民の森分岐
【笹原の中の、市民の森分岐】
市民の森分岐
【アセビの森の、市民の森分岐】

所々開けていますが見晴しはない。奥に見えているのが奥山?コースタイムの30分より遠そう・・・


【広場 あれは770mピーク?】

【あれが奥山?】

小さなアップダウンのアセビの森を進みましたが、まだ時間がかかりそう。バスの時間も気になる。
ここで引き返すことにしました。770m辺りまで戻ると赤い椿が目に入ってきました。今日唯一の赤。


【あの奥山はパス・・・ (拡大)】

【770mあたりに、真っ赤なヤブツバキ (拡大)】

アセビの森から抜け出て、金冠山が見えてきました。山頂でティータイムにして下山開始。

金冠山へ
【金冠山へ】

【金冠山から下山】

戸田峠分岐まで戻り、直進してレストハウスBSへ。ここからは広い防火帯の道です。


【レストハウス↑ 戸田峠→ 分岐】

【広い防火帯】

途中には桜並木やアセビの大株などあり、広い道を緩やかに下るとバス停でした。
だるま山高原レストハウスで、霞み始めた富士山や沼津アルプスを眺め、バスを待ちます。


【桜並木】

【だるま山高原レストハウスへ】


達磨山は笹の山で、予想以上に眺望のいい山でした。空いっぱいの笹原の道とアセビの灌木帯。夏は暑くて大変そうですけど、伊豆の山なので冬は暖かく、この時期にぴったりの山でした。地図(2013年版)のタイムより時間がかかるので、この先の伊豆山稜歩道もアップダウンが多そうで、けっこうキツイコースだろうなあと思いました。




前回:八重山     HOME     山域別     次回:雲取山