バス停の少し先、右側フェンスに「能岳八重山近道」と書かれた小さな道標がありました。
すぐ先から山道で、右上に子ノ権現を見ると間もなく一般道と合流。付近はカタクリが咲くようで、
「7年を経て咲く美しいものだから、育ってきたこの場所で見てほしい」と書かれています。ほんとネ。

実線ルートを10分ほど登ると虎丸山分岐なので、ちょっと寄ってみましょう。
すぐ先の小ピークを過ぎると、ロープ急登となり、その先の直下も急登でした。

虎丸山山頂には虎丸神社があり、東側には八重山駐車場への尾根道が伸びています。
いつかこちらの道も歩いてみようと思いながら、また急坂を下って分岐に戻りました。

分岐からの山腹道には紅葉も少し残り、当初予定の11月後半は忙しくて来れず残念でした。
穏やかなお顔の馬頭観音や、小さな夫婦岩など見つつ進んで行きます。

能岳山頂に着きましたが、今日は雲が多く富士山はほんのわずか見えるだけ。
分岐に戻り、その先は昨年と同じコースですが、皆さんあれこれ発見で楽しい。

能岳から落ち葉坂を下り、能岳峠手前で皆さんが撮っているのは、ちょっとオシャレな道祖神。
登り返すと八重山山頂ですが、展望台の方が見晴しはいいので記念写真のみで先へ進みます。

落ち葉道を『この辺の紅葉はどんなだったのかな～』と思いながら、あちらに見える展望台へ。

晴れていれば、展望台から丹沢～富士山～権現山の素晴らしい眺望。
八重山初めてのゆきパレさんに見せてあげたかったけど、今日はちょっと残念です。

西には先ほどの虎丸山～能岳の稜線がよく見えますが、能岳は手前の八重山に隠れています。

展望台から五感の森を下って行くと、植林帯になり、皆さんであれこれ観察中。

トイレのある八重山駐車場の横には虎丸山登山口があります。次はここから登ってみようかな。

墓地へ上がると大きく開け、回り込んで登って行くと、祠が祀ってあるだけの小さな秋葉山の山頂です。

弱いながらも木洩れ日のある落ち葉道を進み、明大明誠高校裏の丘陵を進んで行きます。

今日の最後の山は、広い草地であまり山頂っぽくない根本山。
ふんわりと絹のような笠雲を被っている富士山にお別れをして、上野原駅へ向かいました。