麻生山・権現山

あそうやま(1267m)・ごんげんやま(1311m)


先日歩いた松姫峠から、更に南に伸びる稜線上の権現山周辺も紅葉がきれいな尾根です。
久し振りに鋸尾根や麻生山周辺の紅葉も気になるので、行ってみることにしました。


2018.11.11
(日)
 杉平
 入口
鋸尾根
登山口
休憩北峰尾名手峠麻生山権現山紅葉
休憩
浅川峠浅川
曇り  08:55着
 08:55発
09:1510:00
10:10
11:35
11:45
12:1012:25
12:50
13:45
14:05
14:30
14:50
15:3016:00着
16:19発


猿橋駅8:28発の上和田行バスに乗り、杉平入口で下車したのは私も含め3人だけでした。
不老山までというご夫婦がスタートすると誰もいなくなり、今日も静かな山になりそうです。

杉平入口バス停
【杉平入口バス停】
鋸尾根登山口
【鋸尾根登山口】

登山口から30分ほどの所では台風の影響でしょうか、倒木のために登山道が小さく崩壊していました。


【倒木による崩落】

【紅葉】

所々にも台風の影響がありますが通行には支障なく、紅葉もだんだんきれいになってきました。


【倒木】

【紅葉】

彩りも豊かですが、曇っているのでちょっと寂しい風情です。


【黄 山吹 緑 (拡大)】

【あれは扇山? (拡大)】

5年前に来た時より時期が早いので、上の方も鮮やかな紅葉が残っていました。


【紅 朱 橙 (拡大)】

【道標】

曇り空でも、ひときわ明るい赤紅色の紅葉はメグスリノキ。周辺の紅葉と鮮やかさが違います。

メグスリノキ紅葉
【メグスリノキ紅葉 (拡大)】
北峰へ
【北峰へ】

北峰が近づくと鋸尾根の名前通り岩の多い狭い尾根になり、何度かアップダウンして進んで行きます。

鋸尾根
【鋸尾根】

【鋸尾根 最後の急登】

北峰に到着。相変わらず鏡がありますが、半分に割れていて、更に怖い雰囲気。
来る度に思うけど、この鏡は何の意味があるの? ナニかが写っていそうで近づけない。

富士山や小金沢連嶺など、大きく眺望の開けるピークですが、今日は残念です。
この先の下りが今回ルート一番の難所。柔らかなズルズル急斜面で、慎重に下りました。

北峰
【北峰】

【一番の難所 ズルズル急下り】

下り立った鞍部から、三ツ森の小さな岩ピークを何度か越えて行きます。


【北峰と三ツ森の鞍部】
三ツ森へ
【三ツ森へ】

ヤセ尾根から見える山肌はきれいなモザイク模様。晴れていれば、きれいだったでしょうね~

三ツ森
【何度も露岩越え】

【山肌の紅葉 (拡大)】

最後の小ピークを下ると尾名手峠で、麻生山山頂と巻き道の分岐。
巻き道は狭いトラバースがけっこう長く、倒木もあるようなので更に注意が必要だと思います。

尾名手峠
【尾名手峠】

【麻生山の巻き道は要注意 (拡大)】

分岐を直進し、緩やかな登りで麻生山山頂に着きました。木々に囲まれた小さなピークです。
長尾根へ行く場合は巻き道から行くより、次の小ピークから尾根伝いに下る方が安全だと思います。

麻生山 山頂
【麻生山 山頂】
長尾根は右へ
【次の小ピーク 長尾根は右へ】

権現山への尾根には、ちょっと不思議な仏像も祀られ、その先の倒木は台風の爪痕?

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【仏像】

【倒木続く】

浅川分岐からひと登りで権現山山頂。東側はきれいな青空で三頭山がよく見えています。
富士山は相変わらず雲の中ですが、誰もいない山頂でティータイムにしました。

浅川分岐
【浅川分岐から権現山へ】
権現山 山頂
【権現山 山頂】

帰りは浅川分岐に戻り、左の浅川峠へ向けて尾根下り。こちらも紅葉がきれいです。
今日初めての輝く紅葉。バスの時間調整も兼ね、紅葉見上げて、再度ティータイムにしました。

浅川への尾根
【浅川への尾根下り】

【紅葉ティータイム (拡大)】

更に下ると、ひときわ明るい紅葉。メグスリノキの紅葉は本当に彩り豊かで素晴らしいです。

メグスリノキ紅葉
【メグスリノキ紅葉】

【橙 黄 緑 紅  豊かな色彩(拡大)】

浅川峠から右へ下ると、木々はまだ黄葉が多いです。

浅川峠
【浅川峠】

【浅川へ】

登山口から林道歩きでバス停へ。日曜日なのに乗客は私一人。この路線がなくなりませんように!!


【登山口を振り返る】
浅川バス停
【林道の先 浅川バス停】


メグスリノキ

カエデ

カエデ

アオハダ


大きな山容の権現山は好きな山ですが、実はまだ東の用竹から登ったことがありません。西半分はずっと自然林だけれど、東半分は植林が多いイメージ。次こそは用竹からと思うのですが、ついつい・・・ 


コース参照:2007年2月 浅川峠・権現山    2013年11月 北峰・麻生山




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