中央沿線の権現山は扇山の奥にあるため、人も少なく静かな山域です。
前回は霧でしたが、山頂からは富士山や奥多摩の眺めもいいようです。
2007.2.24 (土) | 浅川 | → | 浅川峠 | → | 権現山 | → | 麻生山 | → | 麻生山 旧標識 | → | 北峰 | → | 長尾根 合流 | → | 天神峠 | → | 富岡 |
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晴れ のち曇り | 08:50着 08:50発 | 09:35 09:45 | 11:05 11:50 | 12:40 | 12:45 13:00 | 13:30 13:35 | 14:15 | 15:20 15:30 | 15:45着 15:56発 |
権現山は昨年6月に登ったけれどガスで真っ白、何も見えませんでした。今日は寒いながらも冬晴れの予報なので展望を期待して出かけました。猿橋駅8:18発の浅川行きのバスに乗車。乗客は登山姿の夫婦一組だけだったので同じ権現山かなと思いましたが、このお二人は浅川公民館で下車。マイナールートを歩かれるようです。 |
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終点の浅川で下車。林道を右へしばらく進むと登山口があり、片側植林の急斜面をジグザグに登って行きます。 |
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扇山から権現山へ向かう尾根に合流しました。ここが浅川峠のようですが、あまり峠という感じの所ではありません。 |
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権現山南面の尾根なので明るい光が降り注いでいます。 冬枯れの気持ちいい道で、青空が清々しい。 |
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しばらくは平坦でしたが、やがてジグザグの登りになりました。木々の間から富士山が見えて今はまだきれいですが、南から雲が広がってきているので権現山の山頂に着くまでこのままでいてくれるかどうか、ちょっと心配。 |
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急登が続いてようやく上の稜線に出ました。 |
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右へひと登りで権現山の山頂に着きました。 |
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富士山を見るともう雲が迫ってきていて、あと僅かで隠れてしまいそうです。でも取りあえず見えていて良かった。 |
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北側はすっきり快晴で、昨年歩いた奈良倉山周辺の山々や行き損なった坪山が見えています。 【甲武信岳~飛竜山~雲取山 右は三頭山】 |
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しかし今年は本当に雪が少ない。雲取山は防火帯だけが白く左端の甲武信岳もうっすら白いだけです。そういえばこの冬、アイゼンは一度も出番がありません。低山ばかりとはいえ残念。 |
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この後は北峰へ向かうので、さっきの浅川峠分岐まで戻りました。ここからは去年と同じ道ですが、雰囲気がまるで違うので新鮮。 |
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今回は明るい陽だまり道で、見通しもきき、次々小さなピークを越えて行きます。 |
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麻生山に到着。 |
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5分ほど先の旧標識があるところは、さっきの麻生山より展望もよく倒木ベンチがあるので休憩にはいいところ。南面が開け、百蔵山や高川山が正面に見えています。 |
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この先7,8分下った所が駒宮分岐で、今回は長尾根を下る予定ですが、前回何も見えなかったので北峰までピストンします。 |
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この先は三ツ森を呼ばれる小さなピークをいくつか越えて行きます。短いけれど急な登降で、岩場もありイワカガミの葉が黒光りしていました。 |
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滑りやすい急登で、北峰に着きました。 |
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三ツ森をまた越えて駒宮分岐に戻りました。 |
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20分かかって、ようやく長尾根に合流。地図には麻生山への直登の道が破線で記されているけれど、どっちがマシかな。 |
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この先は安心して歩ける緩やかな尾根。登山靴が埋もれるほど落ち葉がいっぱいのところもあって楽しい道でした。 |
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木々を透かして隣の鋸尾根が見え、北峰の右も左もデコボコです。ずっと明るい自然林の一本道なので、ぼ~っとしたままでも下って行けました。 |
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やがてアカマツが目立ってくると、左の尾根に移るようにトラバース。モミが多くなって天神峠の分岐に出ました。ここは西側が開けていてオゴシ山(?)の尾根がよく見えます。 |
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そのまま尾根伝いに進んで行くと駒止嶺に気づかないまま下りになって、道標のある所に出ました。右へ道が下りているので、表示はないけれどここが天神峠のようです。 |
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駒宮砦が近そうなので、ちょっと行ってみようとそのまま植林の中を進みましたが、だんだん藪っぽい道になってきました。5分ほど行ってみたけど、雰囲気はイマイチだし時間も余りないので結局引き返しました。 |
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さっきの天神峠に戻り、下って駒宮の集落を抜け橋を渡って富岡のバス停に着きました。脇には猿橋と水車小屋の模型が飾ってあり、何やら歓迎してくれているようで、ほのぼのとした気持ちになりました。 |
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緑滴る霧の権現山もよかったけれど、今日は明るく見晴らしもよくて、やはり静かでいい山でした。西側は自然林が多いので、ここは季節を変えてまた歩きたいと思いました。北峰は狭いけれど眺めは素晴らしいので、次回こそすっきり晴れた日に行きたいと思います。 |