掃部ヶ岳・烏帽子ヶ岳・榛名富士

かもんがたけ(1449m)・えぼしがたけ(1363m)・はるなふじ(1390m)


榛名山という名の山はなく、榛名富士や掃部ヶ岳・烏帽子ヶ岳など周囲の山々も合わせた総称とのこと。
赤城山や八ケ岳と同じで、アップダウンの続くルートのようですが、どんな感じか楽しみにスタートしました。


2018.10.22
(月)
 榛名湖掃部ヶ岳
登山口
掃部ヶ岳硯石国民宿舎
吾妻荘
烏帽子ヶ岳
登山口
烏帽子ヶ岳榛名富士
登山口
榛名
富士
榛名
公園
榛名湖
晴れ  09:00着
 09:10発
09:4510:35
10:50
11:25
11:35
12:0012:1513:05
13:20
13:50
13:55
14:40
14:55
15:30
16:00
16:25着
16:40発


赤城山下山後は高崎駅ビジネスホテルに泊まり、始発の7:25榛名湖行きバスに乗車。
終点で下車し、榛名湖から今日登る掃部ヶ岳~榛名富士を眺めてスタートです。
トイレは掃部ヶ岳と反対方向にあり、数分先の竹久夢二石碑前の駐車場にありました。
バス停へ戻り掃部ヶ岳へ向かうと、途中に榛名御沼オカミ神社があったのでちょっとお参り。

榛名湖
【掃部ヶ岳と 硯石(拡大)】
榛名御沼オカミ神社
【榛名御沼オカミ神社】

榛名御沼オカミ神社の先にある湖畔の宿記念公園で登山口を探しましたが、道標なくウロウロ。
仕方なく国民宿舎吾妻荘側から登ることにしましたが、こちらも道標が小さく分かりにくい感じです。

湖畔の宿記念公園
【湖畔の宿記念公園】
掃部ヶ岳登山口道標
【国民宿舎の先に登山口道標? (拡大)】

「榛名湖風致探勝林」の案内板があり、15分程で硯石分岐。硯石はあとで寄ることにして、
掃部ヶ岳をピストンします。笹の中のよく整備された段々道の周辺は紅葉がきれいでした。

榛名湖風致探勝林
【榛名湖風致探勝林】

【笹の階段 周囲は紅葉】

掃部ヶ岳山頂は狭いけれど南側は山々の眺めがいい。富士山も見えるようですが、今日は霞んでいます。

掃部ヶ岳
【榛名山最高峰 掃部ヶ岳】

【南の山々】

休憩後、榛名湖を見ながら同じ道を下りますが、紅葉がきれいなので楽しい下りです。


【黄 橙 赤 緑】

【榛名湖】

途中の指導標に「湖畔の宿記念公園」は表示されてないけれど、笹に埋もれた踏み跡がありました。
公園に道標はなかったし、こちらのコースはあまり歩かれていないようです。


【湖畔の宿記念公園分岐?】

【榛名湖見つつ 分岐へ】

硯石分岐に戻り、淡い黄葉の中を急登して硯石に上がりました。

硯石分岐
【硯石分岐】
硯石
【硯石】

断崖の上からは、カルデラ湖の榛名湖と中央火口丘の榛名富士がよく見渡せ、
周囲を取り囲む山々が一望。デコボコの山ばかりですが、どれも登れるみたいですネ。

烏帽子ヶ岳  榛名富士
【烏帽子ヶ岳  榛名富士 (拡大)】
三ッ峰山 天目山 氷室山
【三ッ峰山 天目山 氷室山(拡大)】

次の烏帽子ヶ岳へは北の林道から鬢櫛山経由で行けるかも知れないと思い、北側に下りました。
しかし林道が複雑で??? 仕方なく吾妻荘へ戻ろうと指導標に従って林道を進めば・・・


【林道へ】

【吾妻荘への指導標は間違い? (拡大)】

舗装道路は突然切れて、行き止まりになってしまいました。下に車道は見えているので、
左のヤブ沢に下りて、車道に這い上がりましたが、素直に硯石分岐から戻ればよかった。


【行き止まり・・・】

【車道に這い上がり、上の行き止まりを振り返る】

湖畔の周遊道路まで下り、榛名富士を眺めつつ烏帽子ヶ岳登山口へ向かいます。
大きな看板のある登山口から「加護丸稲荷大明神」の赤い鳥居を幾つか通り進んで行きました。


【湖畔の道路を左へ】
烏帽子ヶ岳 登山口
【烏帽子ヶ岳 登山口】

色づき始めた樹林を登って尾根に上がると、鬢櫛山分岐です。鬢櫛山も気になるけど今日は右へ。
赤い鳥居には狛犬ではなく、狛狐さんが首を傾げて見守っていました。

鬢櫛山⇔烏帽子ヶ岳
【鬢櫛山⇔烏帽子ヶ岳】

【赤い鳥居】

烏帽子ヶ岳は形の通り急登。上にも鳥居があり白い陶器の小さな狐さんがたくさん放置されていました。
ミズナラ大木の所で傾斜が緩み、右へ行くと笹に埋もれてしまって、踏み跡程度です。


【急登の上にも鳥居】

【笹に埋もれた道】

ぽっかりと笹が刈られた狭い所に出ると、烏帽子ヶ岳の山頂標識がありました。
南の踏み跡を辿ると岩頭の上に出て、榛名富士と榛名湖が目の前で素晴らしい眺望です。

烏帽子ヶ岳 山頂
【烏帽子ヶ岳 山頂】
榛名富士
【烏帽子ヶ岳の岩頭から見る榛名富士 (拡大)】

来た道を戻り、次の榛名富士へ。登山口が分からずウロウロしましたが、駐車場左の道を進むと、
木陰に隠れるように道標がありました。もう少し分かりやすく設置して頂けると助かるのですが・・・


【次の榛名富士へ】

【駐車場左側の道路 右の暗い木陰に道標】

円錐形の榛名富士は、どこも同じような傾斜なので、道が幾筋もあります。
上へ行くほど紅葉もきれいになり、振り返れば朝の掃部ヶ岳が木々に透けて見えていました。


【登山道が幾筋】

【西には掃部ヶ岳】

着いた榛名富士の山頂は山というより観光地で、ロープウエイで次々と人が上がってきます。
神社があるのでお参り。赤城山が見えていますが、雲がかかっているようでぼんやり暗い。


【榛名富士山頂 赤城山方面】
榛名富士神社
【榛名富士神社】

帰りはロープウエイ乗り場へ下り、榛名湖への下山口が建物の右側にありました。


【ロープウエイ乗り場へ】

【ロープウエイの右に登山道】

こちら側の道は分かりやすく、樹間から榛名湖を眺めながら下山。振り返ればロープウエイが上へ下へ。


【南側の登山道】
榛名富士
【榛名富士登山口を振り返る】

高崎行きのバス停はもう日陰になり寒そうなので、トイレもある榛名公園で時間調整ティータイム。
あとは今日歩いた山々を振り返りながら、周遊道路を西へ進んでバス停へ向かいました。

榛名公園
【榛名公園から見る掃部ヶ岳シルエット】
烏帽子ヶ岳と榛名富士
【トンガリ烏帽子ヶ岳と榛名富士】


穏やかな天気で紅葉もきれい。登ったり下ったりでしたが、どれも1時間前後だったので楽しい一日でした。榛名山と一口に言っても、来てみればデコボコの山々がぐるっと取り囲み、どの山も登ってみたくなる雰囲気。南の山々はツツジがきれいなようなので、次回は春に天目山の稜線を歩いてみようかなと思いました。




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